健康寿命が23区で下位の葛飾・足立エリアで、「救急搬送される前」を食い止める。循環器専門医が亀有に「ひょうたん内科ハートクリニック」を開院

白衣を脱いだ医師が、"医院らしくないクリニック"で地域の健康寿命延伸に立ち向かう

ひょうたん内科ハートクリニック

白色を極力使わず木目を生かした院内
白衣を着ない院長

ドクターヘリや地域の基幹病院で、心筋梗塞・心不全の救急診療に携わってきた循環器専門医の礒 隆史(いそ たかし)は、2026年9月14日(月)、東京都葛飾区亀有に「ひょうたん内科ハートクリニック」を開院しました。

掲げるテーマは、「救急搬送される人を、その一歩手前で減らすこと」。そのための柱は2つです。一つは、救急の現場を知る専門医が、院内検査とその日の判断で重症化の芽を摘む「発症させない」診療。もう一つは、白衣を脱ぎ、"医院らしくない"空間をつくることで、「病院に行くほどではない」というためらいそのものをなくすこと。健康寿命が23区で下位にある葛飾・足立エリアで、地域の健康寿命延伸に挑みます。

■背景:23区で下位に並ぶ葛飾・足立の健康寿命と、「症状がないから行かない」の壁

東京都が公表する「65歳健康寿命」(令和6年、要介護2以上の認定を受けるまでの期間で算出)では、足立区が男女ともに23区で最も短く、葛飾区も女性で2番目、男性で3番目に短い結果となっています(※)。両区とも、区の健康計画で糖尿病や循環器病の予防・重症化予防を重点課題に掲げています(※1・※2)。亀有は、その両区の境に位置するまちです。

※出典:東京都保健医療局「令和6年 都内各区市町村の65歳健康寿命」をもとに作成

心筋梗塞や心不全は突然起きるように見えて、その背景には長年の高血圧、脂質異常症、糖尿病などが潜んでいることが少なくありません。ところがこれらは初期にほとんど症状がなく、健診で数値の異常を指摘されても、「まだ大丈夫」と受診に至らない人が多くいます。同院は、この「異常はあるが、まだ病気という実感がない段階」こそ、将来の心疾患を防ぎ、健康寿命を守るための最も重要なタイミングだと考えています。

※1 葛飾区「第3次かつしか健康実現プラン」106頁(https://www.city.katsushika.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/038/612/kennkoujitugenn3-3.pdf)

※2 足立区「足立区は糖尿病対策を推進します」(https://www.city.adachi.tokyo.jp/kokoro/fukushi-kenko/kenko/diabetes.html)、「健康あだち21(第三次)行動計画」30~31頁(https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/63631/0327daisanjikoudoukeikaku_kenkouadachi1.pdf)

■柱1 救急を知る専門医の、「発症させない」循環器診療

院長の礒は、東京都立東部地域病院や大学病院の循環器内科に長年勤務し、救急搬送された地域の患者を数多く診てきました。重症化した姿を知っているからこそ、同院では目の前の数値や症状への対応だけでなく、「この人が5年後、10年後に心疾患を発症するリスクをどう下げるか」という視点で診療します。これが、健康寿命の延伸につながるのです。

同院が重視するのは、その場で判断し、必要な手を打てることです。動悸や息切れ、むくみを本人が「年齢のせい」と思っていても、背景に不整脈や心不全が隠れていることがあります。症状や経過に応じて必要な検査をその場で組み立て、可能なものは当日中に結果を確認して、その日の診断、治療につなげる。この初動の速さと臨機応変な対応が、循環器診療では重症化予防のカギとなります。それを可能にするために、血液検査、心電図、レントゲン、心臓超音波検査などを院内に揃えました。より高度な検査・治療が必要な場合は、連携する東京都立東部地域病院などへ速やかに紹介し、地域の「重症化する前の受け皿」を担います。

さらに同院は、すでに心筋梗塞や心不全を経験した方の再発予防(二次予防)にも力を入れます。循環器疾患は繰り返すことが多く、発症後の管理によって その後の経過が大きく変わるためです。発症前も発症後も、重症化させないという点で、同院の役割は変わりません。

各種検査ツールを揃えた検査室

■柱2 なぜ白衣を脱ぐのか。"医院らしくない"クリニックという挑戦

しかし、どれだけ検査体制を整えても、患者が来なければ始まりません。「病院は緊張する」「症状もないのに行くほどではない」。このためらいこそが受診を遅らせ、重症化を招く壁の一つだと礒は考えます。だから同院は、医療の中身だけでなく、「来やすさ」そのものを医療として設計しました。

院長は白衣を着ずポロシャツで診療します。 院内は医療機関を連想させる白色を極力使わず、木目を生かした温かみのある空間に。医療機関で測ると血圧が普段より高く出る「白衣高血圧」が医学的にも知られているように(※3)、医療の場の緊張は心にも体にも影響します。

診察室には、クリニック名にちなんだひょうたん型の机を特注しました。医師と正面から向き合うのではなく、斜めに座って話せる配置です。生活習慣病の診療に欠かせない食事や仕事、睡眠、服薬の悩みを、遠慮なく話してもらうための工夫です。

「具合が悪くなったら行く場所」から、「少し気になった段階で立ち寄れる場所」へ。その早めの一歩の積み重ねが、柱1の診療を生かし、地域の健康寿命の延伸につながると同院は考えています。

※3 白衣高血圧について:日本高血圧学会・日本高血圧協会 編 一般向け「高血圧治療ガイドライン2019」解説冊子『高血圧の話』8ページ( https://www.jpnsh.jp/data/jsh2019_gen.pdf  )

木目を生かした温かみのある内装
ひょうたん型の診察机

クリニック名に込めた想い

ひょうたんは古くから縁起物とされ、六つ揃うと「六瓢(むびょう)」=無病息災を表します。「ハート」には、循環器内科としての専門性に加え、人と人とのつながりや温かさを大切にしたいという願いを重ねています。

院長コメント

「救急の現場で、もっと早く診ることができていれば、と感じる患者さんに何度も出会いました。症状がないと、病院に行くきっかけはつかみにくいものです。だから白衣を脱いで、病院らしくない場所で皆さんを迎えることにしました。健診の結果が気になっている方も、動悸や息切れ、むくみが気になる方も、まずは気軽に話しに来てください。この地域の健康寿命を、一緒に延ばしていきたいと思っています。」

院長プロフィール

礒 隆史(いそ たかし) 

1985年生まれ、千葉県香取市出身。

2011年順天堂大学医学部卒業。順天堂大学浦安病院で初期臨床研修後、同大学循環器内科に入局。順天堂大学静岡病院ではドクターヘリにも搭乗。東京都立東部地域病院循環器内科に勤務する傍ら大学院で心不全・心筋症・老化を研究し、2023年学位取得。順天堂大学江東高齢者医療センター、在宅診療所を経て、2026年9月ひょうたん内科ハートクリニックを開院。

医学博士/日本内科学会 総合内科専門医/日本循環器学会 循環器専門医/心不全緩和ケアトレーニングコース修了

クリニック概要

名称

ひょうたん内科ハートクリニック

院長

礒 隆史

所在地

〒125-0061 東京都葛飾区亀有5-15-17 亀有カドビル2階

アクセス

JR常磐線 亀有駅より徒歩3分

診療科

循環器内科・一般内科

診療時間

9:00〜13:00/15:00〜18:00

休診日

木曜・日曜・祝日

公式サイト

https://hyoutan.clinic/

開院日

2026年9月14日(月)

その他

駐輪場あり・各種キャッシュレス対応名称

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ビジネスカテゴリ
医療・病院医薬・製薬
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会社概要

URL
https://hyoutan.clinic/
業種
医療・福祉
本社所在地
-
電話番号
-
代表者名
礒 隆史
上場
未上場
資本金
-
設立
2026年09月