相談の先に、安心して過ごせる場所を。クラウドファンディング開始3日で150万円達成 、若年女性の妊娠相談窓口と妊産婦ホーム開設へ
虐待や孤立の中で生きてきた女性と、その赤ちゃんへ。一般社団法人 結tokyo、9月18日時点で198人から228万円を超える支援が寄せられ、ネクストゴール333万円へ

一般社団法人 結tokyo(代表理事:小野真理子/東京都世田谷区)では、10代・20代の女性がつながれる相談窓口「にんしんSOS 結~yui~」と、妊娠期から産後まで女性と赤ちゃんが安心して過ごせる妊産婦ホーム「ゆいのおうち」の開設に向けた準備を進めています。
9月1日にスタートしたクラウドファンディングは、開始3日で第一目標の150万円を達成。9月18日時点で198人から228万円を超える支援が寄せられ、現在はネクストゴール333万円を目指しています。支援は海外からも寄せられています。募集は10月31日まで。
妊娠をきっかけに、初めてSOSを出す女性たちがいます
私たちがこれまで出会ってきた10代・20代の女性の中には、虐待や、精神的に不安定な親の元で必死に生きてきたり、幼い頃から十分な愛情や支援を受けられず、自分ではどうすることもできない環境の中で生きてきた女性たちがいます。
「助けて」と言っても助けてもらえなかった。
「助けて」と言うことさえできなかった。
そのような経験を重ねる中で、人を頼ること自体が難しくなっていることも少なくありません。
一方で妊娠は、日々変化する身体、出産や中絶への不安、生活やお金の心配など、一人では乗り越えることが難しい出来事が次々と訪れます。
そうした中で、さらに孤立を深めてしまうことがある一方、初めてSOSを出し、誰かとつながる、そんな機会にもなり得ます。
結tokyoは、この大切な時期に、その小さなSOSを受けとめ、妊娠そのものだけではなく、その背景にある孤立や生活の困難も含めて、一緒に考えていける場所をつくりたいと考えています。

10代・20代のための「にんしんSOS 結~yui~」
2026年11月の開設を予定している「にんしんSOS 結~yui~」は、東京都世田谷区と八王子市を拠点とする、10代・20代の女性のための妊娠相談窓口です。
「妊娠したかもしれない」
「誰にも相談できない」
「産むかどうか迷っている」
「お金や住まいのことが不安」
そんなときに、一人で抱え込まずにつながれる窓口です。
一人ひとりの思いを受けとめ、必要な支援につなぐ
相談は24時間受け付け、10代・20代の女性が相談しやすい夜間帯にもつながれる窓口を目指します。
メール・電話・LINEなどで相談を受け、一人ひとりの思いを丁寧に受けとめながら、必要に応じて産婦人科への受診同行、行政や医療・福祉機関との連携、生活に関する相談などを行います。
立ち上げに向け、助産師、社会福祉士、保健師・保育士、グリーフカウンセラーなど、多職種のメンバーで準備を進めています。
また、活動に賛同いただいている女性の産婦人科医とも連携し、必要に応じて安心して医療につながれるよう支援します。
相談につながっても、その先に安心して過ごせる場所がない
若年女性の妊娠相談に関わる中で、私たちが強く感じてきたことがあります。
それは、相談だけでは解決できないことがあるということです。
安心して眠れる場所がない。
出産まで落ち着いて過ごせる場所がない。
妊娠中や産後に頼れる人がいない。
そのような女性には、相談できる場所とともに、「今日、安心して過ごせる場所」が必要です。
そこで結tokyoが開設を目指しているのが、妊産婦ホーム「ゆいのおうち」です。
妊産婦ホーム「ゆいのおうち」

「ゆいのおうち」は、行き場のない女性が妊娠期から産後数か月まで、また必要に応じて行政等の支援につながるまでの間、赤ちゃんと一緒に安心して過ごせる小さなホームを目指しています。
温かい食事を囲むこと。
ゆっくり眠ること。
産後の体と心を休めること。
赤ちゃんとの時間を過ごしながら、これからの暮らしについて考えること。
特別なことではなく、家庭の中で自然に得られるような安心を届けられる場所にしたいと考えています。
「この家を使ってください」活動への共感から託された一軒家
結tokyoでは、団体の立ち上げ当初から妊産婦ホームに適した場所を探してきました。
都内であること。
緊急時に医療機関へ行きやすいこと。
そして何より、「帰ってきたい」と思えるような、あたたかな場所であること。
しかし、費用面に加え、支援事業に使用できる住宅を借りることは簡単ではありませんでした。
そうした中、活動に共感してくださった方から、
「よかったら、この家を使ってください」
と、一軒家を活動のために使わせていただけることになりました。
それが「ゆいのおうち」です。
都内にありながら自然を感じられ、光の入る部屋や和室、リビング、個室などを備えています。これから、女性と赤ちゃんを安心して受け入れられるよう、必要な準備を進めていきます。





クラウドファンディングで支援と理解の輪を広げたい
ネクストゴール333万円とともに、この活動を知り、応援してくださる方の輪を広げるため
「応援者300人」も目指しています。
「学生専用」コース(1000円)もあり
クラウドファンディングでの応援は、3000円から。学生専用の1000円コースも設けています。
学生の支援者より
「中学1年生です。 お母さんからこの活動のことを聞きました。頑張ってください。」
「大学生なので、できることはまだ少ないですが、少しでも力になれたらと思い、支援させていただきました。 妊娠や子育てで悩んでいる方が、ひとりで抱え込まずに安心できる場所が増えてほしいです。 この活動を応援しています!」
といった声も寄せられています。
このように、支援を通して、若者たちが社会問題に目を向けるきっかけにもなっています。
クラウドファンディングは2026年10月31日まで実施しています。
代表理事 小野真理子 コメント
「ただいま」と言えるあたたかな場とつながりを
私自身、これまで、虐待などさまざまな家庭の事情によって家庭を離れ、一時保護所で生活する子どもたちの生活支援に携わってきました。
子どもたちと日々過ごす中で、ずっと心にあったのは、
「こうなる前に、何かもっとできることはなかっただろうか」
という思いでした。
現在、歌舞伎町を中心に、予期せぬ妊娠を含む若年女性の相談援助に関わる中で、妊娠をきっかけに、それまで誰にも言えなかったことを初めて話してくれる女性たちに出会います。
妊娠したときに、安心して相談できる人がいること。
そして、必要なときに安心して身を置ける場所があること。
その両方が地域の中にあることが、女性自身と、生まれてくる赤ちゃんのこれからを支える大切な一歩になると感じています。
私たち自身も、特定妊婦、予期せぬ妊娠からの中絶、産後うつ、親子分離など、それぞれの経験の中で、多くの方に助けていただいて、今があります。
支援する側、される側、ということではなく、みんなでこの社会の未来をつくっていけたらと願っています。

クラウドファンディング概要
プロジェクト名:虐待や孤立の中で生きてきた女性とその赤ちゃんへ つながりと安心を届けたい
実施期間:2026年9月1日~10月31日
第一目標:150万円(達成)
ネクストゴール:333万円
支援者数:198人
支援総額:228万円突破
クラウドファンディングページ:https://for-good.net/project/1003769
※支援者数・支援総額は2026年9月18日時点
一般社団法人 結tokyoについて
一般社団法人 結tokyoは、「愛とやさしさが循環する社会へ」をビジョンに掲げ、「女性が安心して命を宿し、すべての子どもたちが愛されて育つ社会」の実現を目指して活動する非営利型一般社団法人です。
社会福祉士、助産師、保育士、弁護士、グリーフカウンセラーなど、多様な経験や専門性を持つメンバーが、それぞれの力を生かしながら活動しています。
団体名:一般社団法人 結tokyo
代表理事:小野 真理子
主な活動:にんしんSOS・妊産婦ホーム開設準備、居場所づくり、いのちと性のワークショップ・教育啓発活動、講演会・イベント企画運営
電話番号:090-8025-2076
E-mail:info@yuitokyo.earth
Webサイト:https://yuitokyo.earth/
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