ドイツのチャイルドシートメーカー“CYBEX(サイベックス)” ISOFIX 固定式チャイルドシート SIRONA(シローナ) で 「2014年度 グッドデザイン賞 」を受賞
欧米の新しい動き「後向き装着」の安全性やデザイン性・機能性が評価される
株式会社サイベックスジャパン(本社:東京都渋谷区)が輸入する、独国CYBEX(サイベックス)社の「SIRONA (シローナ)」が、このたび2014年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
2013年4月より販売を開始した「SIRONA (シローナ)」は、体重2.5kg〜18kg(新生児〜4歳頃)まで使用できるISOFIX(*1)固定式チャイルドシートです。
最大18kg(4歳頃)までの「後向き装着」を可能にし「後向き装着による安全性の向上を実現する製品」として、すでに欧米の市場では様々なテスト機関やメディアで、その優れたデザインとともに革新的なチャイルドシートとして、高い評価を得ています。
今回受賞した「グッドデザイン賞」においても、
「より高い安全性確保のため、新生児から幼児までの後ろ向き乗車を実現すべく、成長にあわせて細かく簡単に各部を調整できる工夫がなされている。取付けベースとシートシェルのデザインにも一体感がある。」(審査員コメントより) としての高く評価をされました。
当社では、ISOFIX固定式チャイルドシート・ジュニアシートの普及をめざし、サイベックス社製品の販売拡大を図ってまいります。
変化するチャイルドシートの「安全」に関する考え方 =「後向き装着」
スウェーデン国立道路交通総合研究所が発表した調査報告で、従来の5点式安全ベルトを使用した 前向き装着のチャイルドシートに比べ、後向き装着のチャイルドシートは「重傷受傷リスクを 80%以上低減する(*2)」ことが報告されました。
また近年、欧米の消費者団体や医師、研究者などは、それぞれの見地から「出来るだけ長く後向きでチャイルドシートにのせることを推奨しており、これを受けて、ヨーロッパでは「チャイルドシートの後向き装着」がクローズアップされ始め、大きな動きとなってきています
GROUP l(9-18kg)において「後向き装着可能なチャイルドシート」が採用されているスウェーデンのような国では、GROUP 0+のチャイルドシートと比べて、GROUP l での重傷受傷率は低いままになっています。
対してGROUP l において『5点式ハーネスシステムを使った前向き装着のチャイルドシート」が一般的なドイツでは、GROUP l での重傷受傷率が飛躍的に上昇しているのが分かります。このような調査の結果から、多くの欧米の消費者団体や医者団体、交通事故の研究者などができる限り長い期間、後向きのチャイルドシートに子どもを座らせることを推奨しています。
前向き装着のチャイルドシートに固定された子どもは、正面衝突の際にとても強い力を受けます。
子どもの肩が5点式ハーネスシステムによりチャイルドシートに固定されているのに対し、大きくて重い頭部だけが激しく前に投げ出されます。それによって首が引っ張られ頸椎部が損傷したり、首が伸び頭をぶつけたりすることで脳が損傷を受けたり、肩・内蔵もまた強いストレスを受けることになります。
後向き装着:
後向き装着のチャイルドシートでは、正面衝突時の衝撃の力は広い範囲に均等に分散されます。チャイルドシートが衝撃を防ぐ盾のように働いて、繊細な頭頸部を保護し、首や肩、頭、内蔵への負担をあきらかに軽減します。
適応体重:2.5kg 〜 18kg
参考月齢:新生児 〜 約4歳まで
サイズ :W440×D690×H530-580mm
重量 :約15kg
ECE R44/04 規格適合 グループ 0+ / 1 準汎用
価格 : 65,000円(税抜)
【注釈】
*1 : ISOFIX(アイソフィックス)とは、国際標準化機構(ISO)が、ミスユースの多いシートベルト固定タイプの代替として定めた新しいチャイルドシート固定方式です。お車に設置された固定具(ISOFIX ロアアンカレッジ)にチャイルドシートのISOFIXコネクタを接続して固定するので、シートベルトを使用して固定する必要がありません。シートベルトの締めつけ不足などのミスユースを防ぐとともに、ISOFIXで直接車と連結させることにより車台にしっかりと固定できます。安全意識の高い欧州では、この固定方式がすでに主流となりつつあります。
*2 : *出典:VTI=スウェーデン国立道路交通総合研究所の学術調査(レポート489A,2003)
最大18kg(4歳頃)までの「後向き装着」を可能にし「後向き装着による安全性の向上を実現する製品」として、すでに欧米の市場では様々なテスト機関やメディアで、その優れたデザインとともに革新的なチャイルドシートとして、高い評価を得ています。
今回受賞した「グッドデザイン賞」においても、
「より高い安全性確保のため、新生児から幼児までの後ろ向き乗車を実現すべく、成長にあわせて細かく簡単に各部を調整できる工夫がなされている。取付けベースとシートシェルのデザインにも一体感がある。」(審査員コメントより) としての高く評価をされました。
当社では、ISOFIX固定式チャイルドシート・ジュニアシートの普及をめざし、サイベックス社製品の販売拡大を図ってまいります。
変化するチャイルドシートの「安全」に関する考え方 =「後向き装着」
スウェーデン国立道路交通総合研究所が発表した調査報告で、従来の5点式安全ベルトを使用した 前向き装着のチャイルドシートに比べ、後向き装着のチャイルドシートは「重傷受傷リスクを 80%以上低減する(*2)」ことが報告されました。
また近年、欧米の消費者団体や医師、研究者などは、それぞれの見地から「出来るだけ長く後向きでチャイルドシートにのせることを推奨しており、これを受けて、ヨーロッパでは「チャイルドシートの後向き装着」がクローズアップされ始め、大きな動きとなってきています
左の図は、GROUP 0+とGROUP l において、ドイツとスウェーデンでの事故時の重傷受傷率を比較した表です。
GROUP l(9-18kg)において「後向き装着可能なチャイルドシート」が採用されているスウェーデンのような国では、GROUP 0+のチャイルドシートと比べて、GROUP l での重傷受傷率は低いままになっています。
対してGROUP l において『5点式ハーネスシステムを使った前向き装着のチャイルドシート」が一般的なドイツでは、GROUP l での重傷受傷率が飛躍的に上昇しているのが分かります。このような調査の結果から、多くの欧米の消費者団体や医者団体、交通事故の研究者などができる限り長い期間、後向きのチャイルドシートに子どもを座らせることを推奨しています。
前向き装着:
前向き装着のチャイルドシートに固定された子どもは、正面衝突の際にとても強い力を受けます。
子どもの肩が5点式ハーネスシステムによりチャイルドシートに固定されているのに対し、大きくて重い頭部だけが激しく前に投げ出されます。それによって首が引っ張られ頸椎部が損傷したり、首が伸び頭をぶつけたりすることで脳が損傷を受けたり、肩・内蔵もまた強いストレスを受けることになります。
後向き装着:
後向き装着のチャイルドシートでは、正面衝突時の衝撃の力は広い範囲に均等に分散されます。チャイルドシートが衝撃を防ぐ盾のように働いて、繊細な頭頸部を保護し、首や肩、頭、内蔵への負担をあきらかに軽減します。
SIRONA (シローナ)
適応体重:2.5kg 〜 18kg
参考月齢:新生児 〜 約4歳まで
サイズ :W440×D690×H530-580mm
重量 :約15kg
ECE R44/04 規格適合 グループ 0+ / 1 準汎用
価格 : 65,000円(税抜)
【注釈】
*1 : ISOFIX(アイソフィックス)とは、国際標準化機構(ISO)が、ミスユースの多いシートベルト固定タイプの代替として定めた新しいチャイルドシート固定方式です。お車に設置された固定具(ISOFIX ロアアンカレッジ)にチャイルドシートのISOFIXコネクタを接続して固定するので、シートベルトを使用して固定する必要がありません。シートベルトの締めつけ不足などのミスユースを防ぐとともに、ISOFIXで直接車と連結させることにより車台にしっかりと固定できます。安全意識の高い欧州では、この固定方式がすでに主流となりつつあります。
*2 : *出典:VTI=スウェーデン国立道路交通総合研究所の学術調査(レポート489A,2003)
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