【第2弾】ミャンマーからタイ(バンコク)陸送経由で日本への物流開始
~ミャンマー・タイ間の陸送を使って、往復で最大2~3週間の納期短縮可能に~
南海通運株式会社(本社:大阪府泉大津市、代表取締役:川端 敏彦)は、タイ・ミャンマー間国境陸送混載便のプレス発表第2弾として、ミャンマー国内工場から陸送で国境を経てタイ(バンコク)へ、更にバンコク港から船便で日本主要港への一貫物流を2015年11月より開始した。
■ミャンマー~日本、陸送によるバンコク経由で1週間の納期短縮
本年4月に発表したタイ(バンコク)からミャンマー(ヤンゴン)への国境陸送混載便による輸入は、その後順調に物量・荷主数が伸びている。これに加えて、各荷主(特に衣料縫製関連企業)からは逆方向のミャンマー発日本への輸出に対する納期短縮の要望が数多く寄せられた。
■特恵(Form A)、日本・アセアン包括的経済連携協定(Form AJ)の使用可能
ミャンマーの商品を日本へ輸入する際に、輸入関税の優遇を受けることができる制度として、特恵(FormA)、日本・アセアン包括的経済連携協定(FormAJ)などある。ミャンマーから日本向けにバンコク経由(第三国経由)の国境陸送物流を使った場合、この制度の利用の可否が不明であったが、トライアルを重ね、同社の仕組みを使うことで問題なく対応できる実証を得たことで今回の発表に至った。
■国境付近の山岳部バイパス道路が開通し更に便利に
ミャンマー国境の町(ミャワディ)からコーカレイまでの約40kmの山岳部の悪路が国境物流のネックの一つとなっていたが、本年8月下旬にバイパス道路が開通し、大幅に安全性が改善された。相互通行も可能となり、4時間の山越えも40分程度に短縮されたため、利便性も大きく高まった。
また、アメリカ経済制裁等の影響を受けている港湾貨物や航空貨物の混乱を避ける第3のルートとしても注目を集めており、国境物流の重要度が更に増すことは間違いないと思われる。
【日本窓口連絡先】
南海通運株式会社 国際物流部 中原
TEL:0725-32-3241 MAIL:nakahara@nantsu.jp
【ミャンマー窓口連絡先】
南海通運(ミャンマー) : Ms.Pann Ei Pyu(ミャンマー語、英語可)
TEL:+95-1-518394 MAIL:oliviapannei@gmail.com (日本語メールでの問合せ可)
【タイ窓口連絡先】
南海通運(タイ) (GWI内)Ms.Ting Lim Ms.Nin (タイ語、英語可)
TEL:+66-92-2616590(Ting Lim) MAIL: md@gwi-th.com (Ting Lim), impex@gwi-th.com (Nin)
<本件に関するお問い合わせ先>
南海通運株式会社 国際物流部 中原
TEL:0725-32-3241 MAIL:nakahara@nantsu.jp
本年4月に発表したタイ(バンコク)からミャンマー(ヤンゴン)への国境陸送混載便による輸入は、その後順調に物量・荷主数が伸びている。これに加えて、各荷主(特に衣料縫製関連企業)からは逆方向のミャンマー発日本への輸出に対する納期短縮の要望が数多く寄せられた。
その要望に応えるべく、ミャンマーから陸送(トラック)でバンコクまで運び、バンコク港から船便(FCL)で日本主要港まで届ける「バンコク経由陸海ルート」を、約2週間(13~15日)の納期で実現した。これは、本来の「シンガポール経由海上ルート」に比べて、約1週間の納期短縮となる。
同社の陸送ルートを使えば、ドアツードアの納期で比較すると、タイから出荷の資材の送り込みで10日間短縮、日本向けの完成品の輸出で1週間の短縮、合計2~3週間のリードタイム短縮が可能となる。
これにより、ミャンマーに発注できる製品の幅が広がることも期待され、タイ・ミャンマービジネスの促進に大きく貢献するものと思われる。
■特恵(Form A)、日本・アセアン包括的経済連携協定(Form AJ)の使用可能
ミャンマーの商品を日本へ輸入する際に、輸入関税の優遇を受けることができる制度として、特恵(FormA)、日本・アセアン包括的経済連携協定(FormAJ)などある。ミャンマーから日本向けにバンコク経由(第三国経由)の国境陸送物流を使った場合、この制度の利用の可否が不明であったが、トライアルを重ね、同社の仕組みを使うことで問題なく対応できる実証を得たことで今回の発表に至った。
■国境付近の山岳部バイパス道路が開通し更に便利に
ミャンマー国境の町(ミャワディ)からコーカレイまでの約40kmの山岳部の悪路が国境物流のネックの一つとなっていたが、本年8月下旬にバイパス道路が開通し、大幅に安全性が改善された。相互通行も可能となり、4時間の山越えも40分程度に短縮されたため、利便性も大きく高まった。
また、アメリカ経済制裁等の影響を受けている港湾貨物や航空貨物の混乱を避ける第3のルートとしても注目を集めており、国境物流の重要度が更に増すことは間違いないと思われる。
■今後の展望について
現時点では、ミャンマーとタイのトラックの相互乗り入れが認められていないため、国境での載せ換えと、バンコクでのコンテナバンニングの2回の作業が発生する。
それにより、価格の面ではヤンゴンからコンテナ船を使った場合に比較して、まだ割高であるが、納期短縮と貨物追跡情報の透明化等大きなメリットもある。今後、価格を抑える方法として、トラックの両国相互乗り入れの一日も早い実現が望まれるが、往復の貨物を増やすことでトラックの利用効率を上げる等の企業努力により、国境物流のさらなる安定化・低価格化・利便性の追求を推し進めていく。
南海通運株式会社 HP:http://www.nantsu.jp/
【日本窓口連絡先】
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【ミャンマー窓口連絡先】
南海通運(ミャンマー) : Ms.Pann Ei Pyu(ミャンマー語、英語可)
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【タイ窓口連絡先】
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<本件に関するお問い合わせ先>
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