「ＴＯＴＯミュージアム」を８月２８日（金）にグランドオープン

東京オリンピックを機に誕生した日本初のユニットバスルームを一般公開

ＴＯＴＯ株式会社

2015年8月24日 16時00分

ＴＯＴＯは、１００周年を迎える２０１７年に向けた記念事業の一環として、「ＴＯＴＯミュージアム」を８月２８日（金）にオープンします。受け継いできた創業の精神やものづくりへの想い、また新しい生活文化を創造してきた歴史とその進化を紹介します。ＴＯＴＯのものづくりの原点である、初代の腰掛式水洗便器を復元。東京オリンピックを機に誕生した日本初のユニットバスルームをホテルニューオータニから移設し一般公開します。この他、それぞれの時代を象徴する歴史的な建築物に採用された水まわり商品を展示します。今回、最新商品を展示するショールームや研修センターなどを集約。施設全体の年間利用者数は約８万５千人を見込んでいます。

ＴＯＴＯミュージアム外観

ＴＯＴＯ株式会社(本社：福岡県北九州市、社長：喜多村円)は、本社・小倉第一工場（北九州市小倉北区）敷地内に新たな施設「ＴＯＴＯミュージアム」を８月２８日（金）にオープンします。一般のお客様や取引業者様、地域の方々との接点の場として、また創業の地「小倉」から世界へＴＯＴＯブランドを発信するランドマークとして魅力ある施設を目指します。ＴＯＴＯミュージアム（旧歴史資料館）、北九州ショールーム、研修センター、ホールなど施設全体の年間利用者数は約８万５千人を見込んでおり、その内ＴＯＴＯミュｰジアム（旧歴史資料館）の初年度の来館人数は約２万人を見込んでいます。

施設の特徴

アルミナ玉石

建物は「緑豊かな大地」と「水滴」をイメージしてデザインしました。この「大地」と「水」を象徴した建物

デザインを通して「ＴＯＴＯは人と地球のまいにちに潤いをもたらす環境づくりに貢献する」というメッセージ
を表現しています。
水、熱、電力、素材、緑、長もち、空気の７つの視点から、１００個の環境への配慮を実践しています。衛生陶器の製造工程で使用した「アルミナ玉石」は玉砂利として、衛生陶器の製造時に発生する陶器の破片は暖房用の蓄熱材として再利用するなど随所に工夫を凝らしています。

ＴＯＴＯミュージアム（旧歴史資料館）展示概要

初代腰掛水洗便器

・創業当時からのものづくりへの想いを伝える

ＴＯＴＯが大切にしている歴代社長の志とその想いを受け継ぎ、水まわり文化の発展と社会の発展に寄与すべく創造し続けてきた数々の商品をご紹介します。ＴＯＴＯのものづくりの原点である、１９１４年に完成した初代の腰掛式水洗便器をシンボル展示として復元しました。

・水まわり商品の進化を紹介
ＴＯＴＯは、それぞれの時代において最新の水まわり空間を提案してきました。一般家庭のみならずパブリックの水まわりの進化にも貢献し、その時代を象徴する歴史的な建築物に採用されてきました。
東京オリンピック（１９６４年）の際にホテルニューオータニへ納入した日本初のユニットバスルームをはじめ、霞が関ビルディング（初代ユニットトイレ）、迎賓館赤坂離宮（大便器・ビデ・浴槽）を今回新たに展示します。

日本初のユニットバスルーム

水まわり商品の進化展示コーナー

・これからのＴＯＴＯを伝える
１９１７年の創立時から海外市場を視野に入れ、社名を「東洋陶器株式会社」としました。現在では活動の場を世界に広げ、それぞれの国や地域に根ざした企業として取り組んでいます。
その取り組みの歴史や海外展開している商品を「グローバルギャラリー」で紹介します。

グローバルギャラリー

施設概要
名称：ＴＯＴＯミュージアム
所在地：福岡県北九州市小倉北区中島２－１－１（ＴＯＴＯ本社・小倉第一工場敷地内）
施主：ＴＯＴＯ株式会社
設計管理：株式会社　梓設計
施工：鹿島建設　株式会社
内装設計・施工：株式会社　丹青社
建築工期：２０１３年１０月～２０１５年７月
総工費：約６０億円
建築物用途：ＴＯＴＯミュージアム（旧歴史資料館）、北九州ショールーム、研修センター、ホールなど
構造：鉄骨造
階数：地上４階
敷地面積：９，３８８㎡
延床面積：１１，０４４㎡

ＴＯＴＯミュージアム（旧歴史資料館）概要
開館時間：１０：００～１７：００（入館は１６：３０まで）
休館日：毎週月曜日、夏期休暇、年末年始
利用案内：入館料、駐車場：無料
　ガイド案内希望のお客様は、見学希望日の１ヶ月前から予約受付開始。（ガイドによる館内案内は約６０分）
　２０名以上の団体のお客様については要予約。
予約・問合せ先：ＴＥＬ：０９３－９５１－２５３４
ＷＥＢサイト：http://www.toto.co.jp/museum/index.htm

ＴＯＴＯミュージアム（旧歴史資料館）入口