マリアナ政府観光局、3都市でセミナー開催/マーケティング刷新、サイパン・テニアン・ロタ3島の観光再生狙う

マリアナ政府観光局(東京都中央区、代表:一倉隆)は、全国3都市で3日間にわたり、「マリアナセミナー&ワークショップ2017」を開催いたしました。2月14日大阪、16日名古屋、17日東京で開催し、エアライン、ホテル、ツアー会社を含むパートナー企業18社に加え、旅行業界各社から計245名にご参加いただいた他、東京では同日夜に「メディアレセプション2017」を実施し、メディア関係者160名にご来場いただきました。
マリアナ政府観光局は、昨年10月に日本事務所の体制を一新。今回のセミナー&ワークショップは新体制でのセミナー初開催として、冒頭に局長クリス・コンセプションが「マリアナの観光業は、日本の旅行会社、旅行客によって開発された経緯があり、日本人客のいない北マリアナ諸島は考えられない。ここ数年は競合するビーチリゾートの登場によって苦難の時期だったが、より多くの日本人観光客に訪れていただけるよう販促活動に邁進する。」と挨拶し、日本市場の重要性を伝えました。また日本事務所代表のゼネラルマネジャー一倉隆より、サイパン、テニアン、ロタ3島の観光プロモーションに関するマーケティング方針や新たな取組み具体例を発表するとともに、旅行業界およびメディア関係各社に観光再生に向けた協力を強く訴えました。

東京会場でのセミナー風景。ミクロネシアやビーチリゾート担当の134名が参加東京会場でのセミナー風景。ミクロネシアやビーチリゾート担当の134名が参加

 

 

挨拶をする局長クリス・コンセプション挨拶をする局長クリス・コンセプション

名古屋会場でのワークショップ風景名古屋会場でのワークショップ風景

主な発表内容
  1. マーケティングを全面刷新。新タグライン「3連休はマリアナ。」
  2. プロモーションの訴求キーワードは「3・3・3」
  3. 魅力を伝える新コンテンツ企画「マリアナ、30の宝もの。」
  4. 情報発信を強化。サイトリニューアル&SNSで新しい情報拡散へ
  5. 戦略的メディアタイアップでリブランディング&露出増へ
  6. 旅行業界との連携最重視。サポート拡充で商品造成&グループ客増へ

1. マーケティングを全面刷新。新タグライン「3連休はマリアナ。」

発表された新タグラインは、「3連休はマリアナ。サイパン、テニアン、ロタ。3つの島で、ちょっと一休み。」
日本から南へ2,400kmほどにある3島は、グアムよりも近く、時差も1時間と気軽にいける海外であることを表現。3連休や週末+1日のお休みで行ける最も近いアメリカのビーチリゾートとして、ポスターや各種販促ツールと組み合わせて展開を進めます。3島ロゴも開発、サイパンに比べ認知度が低いテニアン、ロタの位置を理解してもらい、送客増へとつなげます。

新タグライン「3連休はマリアナ。」新タグライン「3連休はマリアナ。」

マリアナ3島のロゴ。島の形や位置関係を正確に表現マリアナ3島のロゴ。島の形や位置関係を正確に表現

2.プロモーションの訴求キーワード「3・3・3」
プロモーション上の訴求ポイントは、以下の3点。3つの3をキーワードにして整理することで、旅行業界や関係パートナー各社と訴求点を共有しやすくし、足並みを揃えたプロモーションへ生かします。

時間でいける日本から一番近いアメリカのビーチリゾート
3つの特色ある島、サイパン・テニアン・ロタ
3日間で自然、文化と豊富な魅力に触れられるデスティネーション

また3島の特色をわかりやすく伝えるために、テーマカラーを新たに設定。サイパンはマリアナブルーと称されるほど美しい海の青からブルー、テニアンは島名物のテニアンペッパーという世界一辛い赤唐辛子からレッド、ロタは美しい緑の自然が豊富なことからグリーンとしました。

新ポスター4種。イメージカラーを使用し各島の魅力をビジュアルで表現。左から3島連合、サイパン、テニアン、ロタ新ポスター4種。イメージカラーを使用し各島の魅力をビジュアルで表現。左から3島連合、サイパン、テニアン、ロタ

3.魅力を伝えるコンテンツ企画「マリアナ、30の宝もの
新しいコンテンツ企画として、マリアナ3島から魅力溢れる30スポットを紹介する「マリアナ、30の宝もの。- Marianas 30 Treasures 」を制作いたしました。サイパンから15、テニアン5、ロタ5、そして3島共通の5アイテムをセレクトし、写真家:高砂淳二氏撮影の写真で構成。公式サイトで公開している他、一般観光客や旅行会社へ無料配布する紙パンフレットタイプの観光セールスガイドとしてもご用意しています。

新観光セールスガイド「マリアナ、30の宝もの。」新観光セールスガイド「マリアナ、30の宝もの。」
4情報発信を強化。サイトリニューアル&SNS新しい情報拡散へ
マリアナでは、昨今、プライベートセクターによる投資か活発化しています。特にサイパンでは、新たなホテル、リゾートの開発が進行。昨年にはケンジントンホテル・サイパン(313室)、セレンティホテル(47室)が開業した他、年内にはサイパン最大の繁華街ガラパンにカジノ併設の統合型リゾート、インペリアル・パシフィック・リゾートの開業が予定され、2018年には480室規模のグローバルリゾートが建設を進めています。こうした開発に伴い、ショッピング施設や飲食店などの新規開店も増え続けています。そこで、変わり行くマリアナの最新情報を日本市場に伝えるため情報発信を強化していきます。公式サイトを2月1日に全面リニューアル公開した他、Instagramを新規に立ち上げ、Facebookを含む各種SNSでの情報発信も実施。参加型のプレゼントキャンペーン等も行い、常に新しいマリアナの情報が身近に溢れていく状況を構築していきます。

5.戦略的メディアタイアップリブランディング露出増へ
情報発信の強化に加え、メディアタイアップによるリブランディングおよび露出増加にも力を入れていきます。20~30代女性の情報吸収力・発信力が高い層をターゲットに設定。まずは、「フィガロジャポン(2月20日発売/4月号)」で別冊マリアナ特集を実施している他、今期中にCanCam、Oggi、an・an、Hanakoとのコラボレーションによるマリアナ特集掲載も実施予定です。またオンラインサイトを含むデジタルでのマーケティングも進めます。2月21日より旅行比較サイト「トラベルコ」での特集掲載を開始した他、複数の旅系オンライン媒体とのタイアップを予定しています。
さらに2月1日~9月30日までの期間、東京・汐留シオサイトのライティングウォールを利用した大型屋外広告を実施します。国内・海外問わず観光客が多い上、大企業が数多く本社を構える汐留・新橋エリアでは多忙なビジネスマンが数多く通行。短時間フライト、短い滞在で充分に楽しめるマリアナはそうした層の旅行先として格好のデススティネーションであると考えます。

フィガロジャポン「マリアナでしたい7つのこと」フィガロジャポン「マリアナでしたい7つのこと」

6.旅行業界との連携最重視サポート拡充で商品造成&グループ客増へ
マーケティングパートナーとして最も重要な旅行業界、航空業界との連携を一層強化していきます。週刊ウイングトラベル等の業界誌を通じて情報発信を強める他、旅行会社所属の227名をマリアナ観光アンバサダーに任命。商品企画に繋がるネタ提供を継続的に行い、店頭窓口でマリアナを知っていただける機会を増やしていきます。
またマーケティングの大幅刷新で需要を高め、商品造成しやすい市場環境を構築していくのと同時に、業界向けサポートを行う予定です。例えば、マリアナを取り上げた旅行商品に対するマーケティングサポートを検討する他、昨年実施した一定数のグループ観光客へのサポートを今期継続して行います。また、マリアナの魅力を各旅行会社からも発信していただけるようポスターや観光セールスガイドで使用した「マリアナ、30の宝もの。」の写真素材等を無償提供していきます。

「週刊ウイングトラベル」2月20日号に特集掲載「週刊ウイングトラベル」2月20日号に特集掲載

HISではパンフレット表紙に高砂淳二氏の写真を使用HISではパンフレット表紙に高砂淳二氏の写真を使用

新観光大使「マリアナちゃん」をお披露目
サイパンだ!に変わる新たなイメージキャラクターとして活躍

東京会場では発表の最後に、新観光大使「マリアナちゃん」をご紹介いたしました。15年間に渡りサイパンのマスコットキャラクターだった「サイパンだ!」を見直し、一般オーディションで選ばれたサイパン在住のジェブロ・ネヴィット・レオン君を観光大使に任命。今後イベントやメディアへ登場し、マリアナをPRしていきます。マリアナちゃんに関する詳細は後日改めてリリースさせていただく予定です。

新観光大使「マリアナちゃん」新観光大使「マリアナちゃん」

 

 

メディアレセプションでの「マリアナちゃん」メディアレセプションでの「マリアナちゃん」

マリアナへの日本人旅行者数は2016年6万人台と低迷しているものの、マリアナ政府観光局では今回のセミナー&ワークショップ、メディアレセプションでの発表を皮切りに、旅行業界およびパートナー各社との連携を密にして目標の早期10万人回復を目指し、マーケティング活動をより一層精力的に進めてまいります。

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会社概要

マリアナ政府観光局

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URL
https://mymarianas.jp
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都中央区銀座8丁目18番地4号 東銀座ビル3階
電話番号
03-6264-7006
代表者名
萩野隆二
上場
未上場
資本金
-
設立
2004年08月