リオのカーニバル史上初!日本のサンバチーム「Quer Swingar Vem Pra Cá」リオのカーニバルに出場決定!!
~リオの名音楽家の魂宿るサンバを携えブラジル人らと共演~
パレードのテーマは、当団体の名付け親であり、リオのサンバシーンを牽引しながら数多くのプロミュージシャンを育てあげた演奏家、Mestre Trambique(メストリ・トランビッキ)が2016年2月に亡くなったことへの哀悼の意と、彼の生前の功績に敬意を示すものです。本番当日は彼を慕う多くのプロミュージシャンも現地に駆け付け、日本人メンバー16名と共演します。
東京を拠点に活動しているサンバチームQuer Swingar Vem Pra Cá (ケール スウィンガール ヴェン プラ カ)は2018年2月にブラジル、リオデジャネイロ市内で行われるカーニバルへの参加が公式に認められ、現地時間2月11日午前11時より同市でサンバパレードを行います。
パレードのテーマ、当団体の名付け親であり、リオのサンバシーンを牽引しながら数多くのプロミュージシャンを育てあげた演奏家、Mestre Trambique(メストリ・トランビッキ)が2016年2月に亡くなったことへの哀悼の意と、彼の生前の功績に敬意を示すものです。本番当日は彼を慕う多くのプロミュージシャンも現地に駆け付け、日本人メンバー16名と共演します。
なお日本のチームとして正式に現地機関より出演が認められたことは例がなく、国際文化交流の観点からも非常に意義のあるものとなります。
■パレード概要
【日時】
2018年2月11日(日) 11:00~14:00 ※現地時間
【場所】
ブラジル リオデジャネイロ市 ヴィライザベル地区
- Praça Barão de Drumond(バラン・デ・ドゥルモンド広場 右下写真)
【編成】
歌手、弦楽器奏者、打楽器隊(40名程度予定)による演奏
当団体渡伯メンバーとリオ支部であるQuer Swingar Vem
Pra Cá Rioメンバーによる共演
※リオ支部はリオのカーニバルのトップリーグに出場するサンバチーム「G.R.E.S. Unidos de Vila Isabel」、「G.R.E.S. Estação Primeira de Mangueira」の現役メンバーや、リオを中心とした音楽シーンで活躍するプロミュージシャンらで構成。
※共演者一例
・Teresa Cristina(歌手、2017年ブラジル音楽大賞サンバ部門最優秀歌手賞ノミネート)
・Pedro Miranda(歌手、同賞サンバ部門最優秀アルバム賞受賞)
・Marcos Esguleba(2015年 第26回同賞サンバグループ部門最優秀賞受賞メンバー)他
【演目】
メストリ・トランビッキ作詞作曲を含む当団体オリジナル曲3曲と、その他数曲
■パレードのテーマと本プロジェクトの経緯について
メストリ・トランビッキはサンバの作曲家、パーカッショニストです。リオデジャネイロのヴィライザベル地区にある丘に住み、後進の育成に長年貢献し多くの演奏家を育てた彼の影響力は計り知れません。リオだけでなくブラジル国内の多くのミュージシャンからも尊敬を集める存在でしたが、2016年2月に惜しまれながら70年の生涯を終えました。
当団体代表の宮澤は2005年からメストリ・トランビッキに師事。リオのサンバチームG.R.E.S. Unidos de Vila Isabelの打楽器隊メンバーとしてパレードに出場しながらサンバを学んできました。この経験から2012年、師の教えを日本で体現することを目標に当団体を結成。メストリにより直々にチーム名を授かりました。交流が始まって10年目の2015年には師を日本へ招へいし、ブラジルから一番遠い国にもサンバが伝わっていることを知ってもらいました。
メストリの逝去後、彼を慕う愛弟子や家族、仲間から「日本のメンバーとリオでパレードを実現しよう」、「Quer Swingar Vem Pra Cáの名を掲げて彼への思いを多くの人に伝えたい」という声が上がったこと、代表の宮澤が「リオで日本のみんなと一緒にパレードしよう」と生前に約束をしていたことも重なり、今回のプロジェクトが立ち上がりました。
■リオ市内のカーニバルについて
カーニバルの期間中はリオ市内各地で、ブロッコカルナヴァレスコと呼ばれる団体のストリートパレードが連日繰り広げられます。2018年は合計473の団体が公式参加します。このストリートカーニバルの主役はその場にいる全員で、誰もが思い思いに仮装して楽しめ、パフォーマーとの距離感が近いことが特徴です。
[参考資料]
◆Quer Swingar Vem Pra Cá(ケール スウィンガール ヴェン プラ カ)について
世界的に有名な「リオのカーニバル」のトップリーグに出場する老舗チームG.R.E.S. Unidos de Vila Isabelの打楽器隊メンバー、宮澤摩周により2012年東京で結成されたサンバ団体。ポルトガル語で「スウィングしたけりゃ、こっちにおいで」という意味のチーム名は、宮澤のサンバの師であり、リオデジャネイロのサンバの歴史を50余年に渡り築き上げてきた、メストリ・トランビッキから授かった。
2013年春の初ステージ以来、「リオの音が響く!」と日本のサンバファンの間で話題になり、宮澤のつながりでステージの動画を観た本場リオのサンビスタ(サンバ演奏家)からも称賛を受けている。2017年ブラジリアン・インターナショナルプレスアワードの日本人デュオ/トリオ/グループ部門にノミネート。
【主な出演実績】
・ブラジルフェスティバル/代々木公園(2016、2017)
・J-WAVE<NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE...>CARNAVAL(2015、2016)
・岐阜県美濃市制施行60周年記念パレード「夢かなうまち★うだつカーニバル」(2014)
・池袋サンバカーニバル in サンシャイン60通り(2013、2014、2015、2016) 他
【Quer Swingar Vem Pra Cá(ケール スウィンガール ヴェン プラ カ)】
(Blog)http://blog.livedoor.jp/rioswingueira/
(Facebook)https://ja-jp.facebook.com/swingueiratoquio/
◆宮澤摩周について
宮澤摩周(Mashu Miyazawa)/パーカッショニスト
2005年ポルトガル語と音楽の研鑽を目的にリオデジャネイロへ留学。ほどなく作曲家、演奏家のメストリ・トランビッキ門下へ入り師事。同年リオのサンバチームG.R.E.S. Unidos de Vila Isabelに入会。2010、2013、2015、2017年に同チームの打楽器隊員としてカーニバルに出場し、特に2013年はチームの優勝に貢献する。カーニバル時期にリオ市内各所で行われるパレードでは、2005年からBloco Cordão do Boitatáにも打楽器奏者として参加。
2012年、師のサンバを日本で体現させようと、当団体Quer Swingar Vem Pra Cáを立ち上げる。現在もリオと東京を行き来し、現地のサンバ歌手や演奏家との親交を深めながら、ステージ演奏や打楽器ワークショップを行い、サンバ文化の啓発と振興に努めている。
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