Audibleが新たなサービスモデルへ移行。日本最大級のボイスブックサービスへ。

「小説 君の名は。」「下町ロケット」等のベストセラーや　杏、早乙女太一、田辺誠一、城田優など著名人が朗読する作品も含め400以上のタイトルと38カ国語以上の海外コンテンツを含む20万タイトルも追加

Amazon.com, Inc.の関連会社であり、世界最大のボイスブックならびに音声コンテンツ制作・配信サービスであるAudible, Inc.(以下、Audible)は、ダウンロード販売モデルへと移行いたします。この移行によりアメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、フランス、カナダと足並みを揃え、カタログに大幅なコンテンツを追加し、日本のお客様に世界で数百万人のオーディブル利用者が楽しんでいるサービスをお届けできる日本最大級のボイスブックサービスになります。

これまでAudibleは、日本において会員限定の定額制「聴き放題」サービスを展開しておりましたが、2018年8月28日より会員プランは「コイン制」へと移行し、会員以外の方もタイトルの単品購入が可能となります。また、会員の方は追加料金なしで “Audible Station(オーディブル・ステーション)”もお楽しみいただけるようになります。“Audible Station”はビジネスブック、落語、瞑想、英語ニュース記事といった気軽に聴けるコンテンツのコレクションを会員なら追加料金なしで聞くことができるサービスです。目玉として、伊集院静と阿川佐和子を番組のホストに据え、ビートたけし、大沢在昌、桐野夏生、北方謙三、花村萬月、桜木紫乃、角田光代、といった有名作家をゲストに迎えてお送りする鼎談（毎月更新予定）をAudible Stationで聴くことが可能となります。

モデル変更に伴い、コンテンツはさらに充実します。　朴璐美が朗読する「小説 君の名は。」(新海誠)や田中麗奈と中村蒼の朗読による「悪人」(吉田修一)、「菊次郎とさき」（ビートたけし）、「イニシエーション・ラブ」（乾くるみ）など、映画でも大ヒットを記録した作品や、「下町ロケット」（池井戸潤）などの人気小説を含め400以上のタイトルを一斉に追加いたします。始動するにあたり、国内タイトルのナレーター陣には杏、早乙女太一、田辺誠一、城田優をはじめ数多くのナレーターを起用いたしました。

また、英語のほか38ヶ国語のAudibleコンテンツ20万タイトル以上が新たに追加され、ジャンル、カテゴリー共に日本最大級のサービスとなります。これまでのKADOKAWA、文藝春秋、講談社といった出版社に加え、移行後は新しく小学館、早川書房、幻冬舎を加えた出版社の作品もお楽しみいただけるようになります。


■　‐小説も音楽のように聴く時代‐　「コイン制」会員特典でボイスコンテンツは身近な存在に
「コイン制」の会員特典では、タイトルの価格に関わらずお好きなタイトルを豊富な選択肢の中から購入できる「コイン」が毎月1つ付与されます。また、購入タイトルを気に入らない場合には、会員特典として交換が可能です。会員限定の割引も用意しており、月会費1500円の金額に変更はありません。様々なAudibleスペシャルコンテンツや海外コンテンツが追加されたこの機会に、ぜひAudibleのボイスブックコンテンツをお試しください。

Audible日本事業統括　逢阪志麻は次のように述べています。「Audibleではエンターテイメントを始め、リラックスに最適のコンテンツや、スキルアップ等、様々なジャンルを取り揃えておりますが、それらを聴くことによって、「忙しい毎日の生活が変わった」「日々の生活が充実するようになった」という声をお客様から頂戴しております。また、コンテンツ面では、高品質な朗読による、より長いタイトルや気軽に楽しめるコンテンツの拡充のご要望を頂戴しております。こういったお客様の声に加え、音声コンテンツが日本でも広く受け入れられ始めていることを受け、日本のAudibleは更なるお客様のご要望にお応えするべく、今回の決定に至りました。これにより、会員以外の方もタイトルの単品購入が可能となる上、世界中のAudibleのタイトルを日本のAudibleでお買い求めいただけるようになります。また、会員の方には気軽に聴けるビジネスの要約本・落語・お笑い・ヒーリングや特別なオリジナルコンテンツを追加料金なしでお楽しみいただける「Audible Station」という機能を新たに設けました。日本のお客様に合わせたこれらのタイトル・機能の拡充により、より多くの日本のお客様にAudibleのサービスを楽しんで頂けるものと考えております。」


■注目作品（一部抜粋）

■ナレーターを担当した著名人からのコメント
女優：杏（あん）

Audibleのお仕事は、ナレーションとも違う今までにないお仕事をした感覚があり、最初はどうしたらいいか迷いながら挑戦しましたが、予想を遥かに超えた楽しみと達成感がありました。Audibleは夜寝る前に部屋を真っ暗にしても楽しめるツールだと思います。子供にも4,5歳になったら、寝る前に目を閉じて想像させながら聞かせたいです。また、大人も最近は目が疲れる環境なので、真っ暗なところで静かに味わうことのできるAudibleを私自身も楽しみたいと思っています。ぜひ、皆さんにも目以外で感じる物語を大事にして、想像の翼を広げて、Audibleのいろんな物語を味わってほしいと思います。


■Audibleに関わる著者からのコメント
作家：伊集院静（いじゅういんしずか）

長い間、疑問に思っていたことが解けた。小説を読むということは、目が単純に文章を読み、脳に伝え、そこからそれぞれの人がこころを動かされたり、勇気を与えられているのではなく、実は百人の読者が、その人たちの百の声で、言葉を口にこそしなくとも、脳に聞かしているということだ。それをAudibleの文学を体験して、納得した。もしその小説をさらに適切な人の声で聞くことができたら、小説は今よりさらに大きな可能性を見いだせるであろう。オーディブル文学は新時代の文学だ。



■Audible（オーディブル）について
Audibleはすでに世界で何百万人もの人々に利用されており、本を音声化したものや音楽以外の音声コンテンツをアプリやPCサイトから聴くことができます。同サービスはAmazonの関連会社であるAudible社が提供しており、海外ではすでに広く一般的なコンテンツの楽しみ方として広まっています。Audibleでは、本を音声化したもの以外にもオリジナル脚本のドラマやコミックなどのコンテンツをオーディオ化して提供しており、世界最大級の音声化された本および音声によるデジタル・コンテンツの制作・配信事業社です。同社は1995年に米国で創業され、現在、米・英・独・仏・豪・日・伊・加の8か国で展開しています。2015年7月より日本向けサービスを開始。著名な作家の作品をはじめ、ビジネス書から落語、語学など20以上のジャンルで豊富なタイトルからAudibleでしか聴くことのできないスペシャルコンテンツまで、プロのナレーター・俳優たちの朗読で聴くことができます。2018年8月ダウンロード制を開始し、38カ国語以上から成る世界各国からの海外コンテンツ20万タイトル以上が追加され日本最大級の音声コンテンツ制作・配信サービスとなりました。