<現金・小銭の保有に関する意識調査> 約6割の人が「小銭を貯めた/溜めてしまった経験」があると回答
~家に眠ったままの小銭額は、平均13,455円に~
米国を中心に、世界の小売店で約20,000台設置されているコイン換金サービス「Coinstar®(コインスター)」は、2018年12月、全国の20~70代の男女計600名を対象に、「現金・小銭の保有状況に関する意識調査」を実施しました。
- 小銭を貯め込んだ経験
- 小銭を貯めこむ理由
- 貯め込む小銭の種類
また、男性では1円玉(55.9%)を貯める人が最も多かったのに対し、女性では500円(67.2%)を貯める人が最も多かったことから、小銭を貯めこむ理由に紐づき、男女間で溜め込みやすい小銭の種類も異なることが分かりました。
- 家に眠っている小銭額
さらに年代別でみると、60~70代の人は、20~30代の人のおよそ3倍もの金額の小銭を家に保有しており、男女別でみると、男性は女性の約1.6倍多くの額を貯め込んでいるという実態が明らかになりました。
- 細かい小銭の行方
- 小銭の変換需要
一方、欧米諸国のスーパーでは、小銭を紙幣に変換できる「コインスター」というマシンが一般的に設置されています。2018年7月、日本にもコインスターが先行導入され、スーパーの営業時間内であればいつでも、一律9.9%の手数料で利用可能となりました。
このコインスターがもし身近にあった場合、使用してみたいかという質問をしたところ、「とても思う」と回答した人は15.2%、「やや思う」と回答した人は25%となり、約4割の人に使用意欲があるということが分かりました。
この調査結果から、溜まった小銭を紙幣や電子ポイントなど、より消費しやすい形に変換したいと考えている人が一定層存在するということが窺えます。
<小銭を紙幣や金券に変える 「コインスター」とは>
「コインスター」とは、1991年にアメリカで誕生した、硬貨を紙幣や金券に変えられるサービスです。
家の貯金箱に眠ったままの小銭など、余ってる硬貨を「コインスター」のマシンに投入すると、毎分600枚の速さで硬貨の枚数・金額を算出。その後、画面に表示された合計金額を確認し、引換券を発行すると、サービスカウンターで紙幣に交換したり、レジでそのまま金券として使用することができます。2018年7月、北米・ヨーロッパ以外で初めて、「コインスター」が日本に上陸し、ユニー㈱が運営する総合スーパー「アピタ」の3店舗(※2)に先行導入されました。
(※1: 日本銀行調査統計局「マネタリーベース(2018年10月)」より)
(※2: 導入店舗:アピタテラス横浜綱島、アピタ長津田店、アピタ戸塚店)
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