ファシリテーションのイベントを３月９日に「きゅりあん」（品川区立総合区民会館）にて開催

みんなと協力しながら自分のやりたいことを実現するには～ファシリテーションでふみだそう～

特定非営利活動法人 日本ファシリテーション協会(事務所：東京都渋谷区、会長：平井 雅）は、2019年3月9日にきゅりあん(品川区立総合区民会館）にて　ファシリテーションイベントを開催致します。ファシリテーター未経験者からベテランの方まで、職業・年齢に関係なく参加していただけるワークショップイベントです。
【イベント申込み先】
https://www.faj.or.jp/base/tokyo/event/20190309/

 

由佐美加子氏

ファシリテーションとは
ファシリテーション（facilitation）とは、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすることを意味します。集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活動を支援し促進することに役立ちます。

アダム・カヘン氏の著作をベースとしたイベントテーマ
南アフリカのアパルトヘイト後の民主化活動をはじめ50か国以上の変革支援を行なっている国際的な社会変革ファシリテーター、アダム・カヘン氏。本イベントテーマの「みんなと協力しながら自分のやりたいことを実現するファシリテーション」はカヘン氏の考えに基づいています。変革支援でのさまざまな葛藤と試練に直面してきた彼は著書*の中で、「変革に必要な本質的な要素は何か」を私たちに示唆しています。この示唆をもとに、この著書の日本語版監訳者である由佐美加子*氏(合同会社CCC(Co-Creation Creators .LLC)パートナー）の講演や、テーマに沿ったワークショップを通じて、参加者自身がファシリテーションに関する新たな視点を発見することができるイベントです。

※本イベントテーマの元になった著書
『Power and Love: A Theory and Practice of Social Change』(Adam Kahane 2008）
日本語訳『未来を変えるためにほんとうに必要なこと - 最善の道を見出す技術』(アダム・カヘン著 英治出版 2010年）

※由佐美加子氏プロフィール
幼少期から海外4カ国で育ち、米国大学卒業後、国際基督教大学(ICU)修士課程を経て 株式会社野村総合研究所入社。その後株式会社リクルートに転職し、事業企画職を経て人事部に異動。以降、ソーシャルテクノロジーと呼ばれる最先端の人と組織の覚醒と進化の手法を探求し続ける。2014年に合同会社CCC(Co-Creation Creators .LLC)を設立。MIT上級講師ピーター・センゲ氏が提唱する「学習する組織」の日本における実践の普及や、国際的な社会変革ファシリテーターアダム・カヘン氏の日本招聘、書籍『U理論』の翻訳出版などグローバルな社会変革のうねりと日本をつなげるための活動を展開。一児の母。
アダム・カヘン著『未来を変えるためにほんとうに必要なこと‐最善の道を見出す技術』監訳者、オットー・シャーマー著『U理論』『出現する未来から導く‐U理論で自己と組織、社会のシステムを変革する』訳者、『TEDxHimi』2017年スピーカー(https://www.youtube.com/watch?v=KqdT9J10rg0)

【イベント概要】
日時：2019年3月9日（土）10:00～16:30
場所：きゅりあん（JR大井町駅すぐ）
参加費：3,500円（会員3,000円　学生2,000円）
イベント事務局：[e-mail]
申込先：https://www.faj.or.jp/base/tokyo/event/20190309/

日本ファシリテーション協会について
ファシリテーションの普及・啓発を目的とした特定非営利活動(NPO）法人です。北海道から沖縄まで個人会員1639名と1法人会員で構成されており、ファシリテーションの普及を通じて、ビジネス分野においては、生産性・モチベーション・リダーシップ力を向上させ、社会的な分野では、市民活動・地域経営・国際交流の質を高め、教育の分野では多面的な視点を持つ人材を育成していくことを目指しています。
ビギナーからプロフェッショナルまで、ビジネス・まちづくり・NPO・教育・環境・医療・福祉など、多彩な分野で活躍するファシリテーターが集まり、多様な人々が協働しあう自立分散型社会の発展を目指して、幅広い活動を展開しています。
https://www.faj.or.jp/