~いじめで悩む子どもたちの力に~ 元メジャーリーガー松井秀喜氏、日本財団HEROsとの「いじめ・自殺防止」プロジェクト第二弾 相談を促す応援動画と元Jリーガーなどアスリートからのメッセージレターを公開
教育委員会や教育機関と連携し、2020年度までに100万人の子どもたちに届ける
元・メジャーリーガー松井秀喜氏、アスリートの社会貢献活動を支援する「日本財団HEROs」と共に、子どものいじめ・自殺防止活動の推進を目的としたプロジェクト「stand by you」に取り組む一般社団法人てとり(本社:江東区亀戸、代表理事:谷山 大三郎、以下てとり)は、「いじめ・自殺防止」プロジェクト第二弾となるいじめ相談応援動画とアスリートから子どもたちへのメッセージレターを本日より公開します。
いじめ相談応援動画:参画するアスリートとアーティストらによる、子どもたちへの相談の啓発を目的とした動画を公開します。
啓発動画URL: https://youtu.be/F9Nt77AuRoA
アスリートから子どもたちへのメッセージレターの公開:参画するアスリート自身が誰かに相談し、助けられながら困難を乗り越えてきた経験をまとめ、学校だよりや保健だより等と一緒に学校で配布できる記事を無償公開いたします。そして子どもたちが助けを求めて周囲に相談するきっかけを、賛同頂く教育委員会や教育機関と連携し提供し、2020年度までに100万人の子どもたちに届けます。
〈賛同自治体・教育機関〉
牛久市教育委員会、宇部市教育委員会、柏市教育委員会、野田市教育委員会、龍ケ崎市教育委員会
東京学芸大学附属高等学校、帝塚山学院泉ヶ丘中学校高等学校、羽衣学園中学校
記事は以下の「stand by you」HPよりダウンロードできます。
URL: https://standbyyou.jp/
2019年10月17日に公表された文部科学省の調査で、昨年度のいじめ認知件数は、54万件を超えて、過去最多に、そして心身に大きな被害を受ける「重大事態」は474件で昨年よりも78件増加していることが明らかとなり、いじめ問題への対策が急務となっております。
このような状況の中、アスリートとアーティストが協働して、いじめなどの悩みを「相談できずに苦しんでいる子」と 「助けられなくて悩んでいる子」に、相談するきっかけと窓口を届けるプロジェクト「stand by you」を始めました。本プロジェクトを通じて、子どもたちが、相談専門機関や教職員、保護者等信頼できる周囲の大人に相談することを促し、いじめに悩んでいる友人を助けるような行動を取りやすいように後押ししてまいります。
1. 参画アスリート(順不同、敬称略)
・松井 秀喜(まつい ひでき)
1974年生まれ。石川県出身。元ニューヨークヤンキースに所属。MLBにて、ワールドシリーズ優勝1回、ワールドシリーズMVP1回、オールスター2回 等々。プロ野球にて、日本シリーズ優勝3回、日本シリーズMVP 1回、リーグMVP 3回、オールスター9回等々。国民栄誉賞受賞(2013年)。ニューヨークヤンキースGM特別アドバイザー、Mastui 55 Baseball Foundation代表理事、HEROsアンバサダー。
・井原 正巳(いはら まさみ)
1967年生まれ。滋賀県出身。サッカー元日本代表主将、U-23北京五輪日本代表コーチ、現・柏レイソル ヘッドコーチ。大学卒業後、日産自動車サッカー部(現.横浜F・マリノス)に所属、W杯の日本代表選手に選ばれ主将を務める。DFとして日本代表の守備陣を統率した。
・今井 友明(いまい ともあき)
1983年生まれ。千葉県出身。三菱商事、TOKYO SUNS所属。2009年から車いすラグビーを始め、2013年に日本代表に選出。2015年にはアジア・オセアニア・チャンピオンシップ優勝に貢献し、ベストプレーヤー賞(1.0クラス)に輝く。2016年リオデジャネイロパラリンピックにて日本代表チーム初めてとなる銅メダルを獲得。2018年の世界選手権でも主要メンバーとして活躍、初優勝を飾った。
・近賀 ゆかり(きんが ゆかり)
1984年生まれ。神奈川県出身。オルカ鴨川FC所属。これまでの所属チームは、日テレ・ベレーザ、Arsenal Women FC、INAC神戸レオネッサ、Canberra United Women、杭州女子倶楽部、Melbourne City FC Women。11年女子W杯ドイツ大会優勝、12年ロンドン五輪メンバー等日本代表 国際Aマッチ 100試合出場 5得点。HEROsアンバサダー。
・国枝 慎吾(くにえだ しんご)
1984生まれ。千葉県出身。ユニクロ所属。9歳の頃、脊髄腫瘍を発病し車いす生活を送ることとなる。その2年後、母の勧めをきっかけに車いすテニスと出会う。2004年アテネ ダブルスで金、2012年ロンドン シングルスで金、2008年北京 シングルスで金、ダブルスで銅、2016年リオ ダブルスで銅、さらにグランドスラムシングルス26勝、年間グランドスラム5回等前人未到の記録を達成。
・杉山 文野(すぎやま ふみの)
1981年東京都生まれ。フェンシング元女子日本代表。トランスジェンダー 。早稲田大学大学院教育学研究科修士課程終了。2年間のバックパッカー生活で世界約50カ国+南極を巡り、現地で様々な社会問題と向き合う。日本最大のLGBTプライドパレードである特定非営利活動法人東京レインボープライド共同代表理事や、日本初となる渋谷区・同性パートナーシップ条例制定に関わり、渋谷区男女平等・多様性社会推進会議委員も務める。現在は一児の父として子育てにも奮闘中。
2. 参画アーティスト・クリエーター
【アーティスト】
・BABY-T(ベイビーティー)
日本のダンスミュージックシーンの中でも限りなく稀なボーダーレスDJ/Producer。ジャンルレスかつ自在にCDJを操るスタイルを武器に、野外のBigFestivalはもちろんあらゆるシーンのイベントからオファーが殺到。日本発にして日本最大級のEDMフェスティバル「electrox」への3年連続出演(2014,2015,2016)、NYから日本に初上陸した巨大フェスティバル「ELECTRIC ZOO BEACH TOKYO」への2年連続出演(2015,2016)、日本初開催の世界三大EDMフェスティバル「EDC JAPAN 2017」に出演。
・KIMIKA(キミカ)
レディ・ガガもその実力を認めた、ハスキーで繊細な声質と4オクターブの⾳域を持つ本格的シンガー。「THEカラオケ★バトル」に数回出演、「関ジャニ∞のTheモーツァルト⾳楽王No.1決定戦」にも出演。視聴者からの大きな反響と、審査員を務めたタレントや番組関係者からの高い評価を得る。
・SHOTROK(ショットロック)
東京を拠点に活動する映像作家。楽曲制作・映像制作を一挙に担うクリエイターチーム・ORIENTISに所属。
コンテンツクリエイターとして企画・撮影・編集まで一貫して行う。
自身の代表作、日本の伝統楽器・箏と現代のエレクトロニックミュージックをかけあわせた動画「Shape Of You -TRiECHOES (Ed Sheeran Cover)」がYouTubeで400万回再生を突破。
【クリエーター(記事編集)】
・山下 智也(やました ともや)
英治出版株式会社プロデューサー。書籍『シンクロニシティ』との出合いをきっかけに英治出版に新卒入社。2008年からビジネス書や社会書を企画・編集。2018年から新規事業開発に従事し、ウェブメディア「英治出版オンライン」、会員制コミュニティスペース「EIJI PRESS Base」をプロデュース。アイデア・夢・願いをみんなのものにすることで実現に近づけるパブリッシャー像を探求している。
3. アドバイザー
・竹内 和雄 (たけうち かずお)
兵庫県立大学環境人間学部准教授。公立中学校で20年生徒指導主事等を担当(途中、小学校兼務)。市教委指導主事を経て2012年より現職。生徒指導を専門とし、ネット問題、いじめ、不登校等、「困っている子ども」への対応方法について研究している。文部科学省、総務省等で、子どもとネット問題等についての委員を歴任している。2013年ウィーン大学客員研究員。
・水野 治久(みずの はるひさ)
大阪教育大学 連合教職大学院・援助ニーズ教育実践コース教授。博士(心理学),公認心理師,学校心理士SV,臨床心理士。一般社団法人大阪公認心理師会会長,日本学校心理学会副理事長。専門は学校心理学。現在,子どもがどのように助けを求めるのか(援助要請・被援助志向性)の研究・実践に取り組んでいる。著書に「事例から学ぶ心理職としての援助要請の支援ー「助けて」と言えない人へのカウンセリング」(監修)金子書房など多数。
4. プロジェクト立ち上げの経緯
松井秀喜⽒は現役引退後も少年少⼥野球の発展や普及、少年少⼥の健全育成に努める等、多岐にわたる社会貢献活動を精⼒的に⾏っております。その社会貢献活動の⼀環として、2018年1⽉より、現⽶⼤リーグマーリンズCEOであり親交の深いデレク・ジーター⽒が⽀援を⾏なっているいじめ撲滅のために展開しているスマートフォン等を活用した相談窓口「STOPit」のサポーターとして、いじめ問題解決に向けて活動を⾏なっております。
今回は⽇本で同じく「STOPit」等を通じたいじめ撲滅に取り組んでいるストップイットジャパン(株)及び⼀般社団法⼈てとり代表の⾕⼭⼤三郎が松井⽒とともに、さらなるいじめ防止対策の一つとして、スマートフォンを持っていない⼦どもを含めたいじめ等に苦しんでいるすべての⼦どもたち、そして仲間を助けたいと思っているすべての⼦どもたちのために、「⾃分を助けること、⼈を助けることが当たり前となる」社会づくりの実現に向けたプロジェクトを、日本財団協力の元、⽴ち上げました。
5. 日本財団HEROsとは
日本財団が今まで培ってきた社会貢献活動に関する知識や経験、人的ネットワークをスポーツの持つ力を繋ぐことで、子どもたちに将来の夢や希望を与え、次世代に向けたより良い社会を創るためのソーシャルイノベーションプロジェクト。現役時代も引退後もアスリートが、社会とつながり活躍できる仕組みを日本でも広げていくために、アスリートの声を集めて始まった活動。HEROs AWARD/HEROs ACTION/HEROs ACADEMY 3つのプロジェクトを通じて評価/実践/教育の機会をつくり社会とつながるスポーツマンシップを広げる活動を行っている。
(公式HP)https://sportsmanship-heros.jp
6. 一般社団法人てとりとは
研究者や学校関係者、保護者等様々な関係者と連携を組み、いじめ問題解決に取り組む。2018年11月に設立。スマートフォンを持たない子どもを含め、すべての子どもたちがいじめ等悩みがある時、誰かを助けたい時に、友人や保護者、信頼できる大人に当たり前に相談できる社会づくりを目指す。いじめ撲滅に取り組んでいるストップイットジャパン(株)代表の谷山が代表理事を務める。
7. 協働・協力団体及びメンバー
【協働NPO】
・認定NPO法人3keys(スリーキーズ)
虐待・いじめ・自殺・こころの問題など、深刻な悩みを抱えながらも誰にも相談できずにインターネットに駆け込んだ子どもたちが、いち早く、安心して頼れる大人や支援団体とつながるよう、10代の子ども向けに支援団体の検索・相談ができるポータルサイト「Mex(ミークス)」を運営している。さらに、頼れる大人が周りに少ない子どもたちに知ってほしい、様々な情報の配信を定期的に行っている。
(公式HP)https://3keys.jp/
【協力団体】
・柏市教育委員会
・公益財団法人 吉田記念テニス研修センター
【本プロジェクト設立支援メンバー・団体】(順不同、敬称略)
・森田 諒
株式会社未来チーム研究所代表取締役。2006年に株式会社野村総合研究所に入社後、組織・人材開発のコンサルティングに従事し、2015年4月より現職。NPOや保育施設の支援も行う。2児の父。
・横田 和明
株式会社井之上パブリックリレーションズ戦略企画部部長。PRコンサルタントとして、これまでに国内外の一般企業から公的機関、NPOまで幅広い案件に関わる。2児の父。
・高野 祐樹
キヤノン株式会社に新卒入社後、2009年に株式会社井之上パブリックリレーションズに入社。PR体制構築指南や危機管理対応など、業界や規模を問わず幅広くPRコンサルティングを実施。東京都出身。
・飯塚 光彩
東京を拠点とするフリーランスコンテンツクリエイター。アディダスでは世界的に著名なアスリート、アーティストなどの密着 / 農水省では日本伝統農業を発信するコンテンツ制作など活動は多岐にわたる。
・福嶋 美幸
カメラ撮影、照明のプロフェッショナル。
・竹之下 倫志
一般社団法人HALOMY理事、英治出版オンライン編集パートナー。子どもの才能とそれを育む安心安全
な環境に関心を持ち、いじめ問題解決、不登校児支援活動に携わる。
・金子てるゆき
株式会社ネクスト・アカデミー代表取締役・千葉大学教育学部 特別研究員・公務員総研所長。IT/教育をテーマに社会を革新する事業を展開する株式会社ネクスト・アカデミーを設立。現在、日本の公務員をテーマにした情報ポータルサイト「公務員総研」を展開中。
・恩田聖子
株式会社Dlips(ドリップス)デザイン部門「シソウラボ」所属。ディレクター兼コーダー。デザイン・ブランディング・プロモーションをワンストップで提供するデザインユニットとして、2016年秋に栃木と横浜の二拠点で始動。小規模ユニットでも運用できるリモートワークを実践中。
・橋本 祐樹
一般社団法人てとり 理事
・竹内 正樹
一般社団法人てとり 理事
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