ソミックマネージメントホールディングス、浜松発テクノロジーベンチャー企業ロボセンサー技研と共同開発
~浜松の自動車部品製造会社 ソミック石川で、ノイズレスセンサ技術を活用した製造設備・製品の故障予知システムの開発をスタート~
株式会社ソミックマネージメントホールディングス(以下、SMHD)と、グループ会社である株式会社ソミック石川(事業所:静岡県浜松市 代表取締役社長:石川 雅洋、以下ソミック石川)は、様々な振動をノイズレスで計測する極細ワイヤー状センサー「ロボワイヤー®」を手掛けるロボセンサー技研株式会社(事務所:静岡県浜松市 代表取締役:大村昌良、以下ロボセンサー技研)と、ノイズレスセンサ技術を活用した製品や製造設備の故障予知により、さらなる"人間らしい仕事のあり方"を目指し、共同開発を開始いたしましたのでお知らせいたします。
SMHDは、2016年に創業100周年を迎えた自動車部品のボールジョイントを主力製品とするソミック石川において、製造業におけるオートメーション化およびデータ化・コンピュータ化を目指すIndustry 4.0、及び自動車の自動運転化などの「CASEの進展」を見据え、人的負担・コスト負担が大きい製造設備や製品の故障に着目し、 ノイズレスセンサ技術を活用した故障予知システムの開発と導入を進めてまいります。
この度の共同開発は、ソミック石川の製造現場・製品開発の現場に対して、ロボセンサー技研がもつ最先端のノイズレスセンシング技術と応用製品(ロボワイヤー)を活用し、製造設備や製品を常時計測・監視し、特性変化を解析することで、故障を予知し「ゼロダウンタイム」を実現することを目標としております。
自動車部品の製造現場においては、大規模な鍛造設備や切削機械などが広く利用されています。しかし構造が複雑なため、設備の一部が摩擦により抵抗が増すだけでも故障したり不具合が発生したりします。更には、生産ラインが停止したり、摩耗による部品損傷を招いて重篤な事故につながる可能性があります。しかし、複雑な機器では直接目視できないなどの理由により、設備の状態を常時監視することが難しいため効率的な異常検知・異常診断の仕組みが求められていました。
同様に自動車関連製品においても、万が一の製品故障が起きた場合は、車の乗員の命に関わる事故に繋がる可能性があり、製品そのものの安全性を高めるだけでなく、何らかの形で製品の異常を検知する為の仕組みが長年求められていました。更に、走行距離が大きく延びると予想される自動運転車においてはそのニーズは更に高まってきています。
今回、これまで捉える事が難しかった製造設備や製品の摩擦や摩滅による振動異常について、ノイズレスセンサ技術を用い必要とする特定箇所のデータをダイレクトに取得してデータ化することで、いち早く異常を検知し、監視システムや担当者のモバイル端末に通知を行う故障予知システムの実用化に挑戦してまいります。そして、故障予知システムの製造現場・開発現場への導入により、ゼロダウンタイムを実現することで、より人間らしい仕事へ注力できる環境を創出することで、「人と先端技術の好循環」を生み出し、より人間らしい仕事に注力できる業務環境創出につなげてまいります。
ソミックグループは、「人のつながりを大切にし、力いっぱいの努力で世の中の役に立ち、愛される会社となる」のグループ理念の元、浜松発の世界トップレベルの"人間的企業"として事業を成長させ社会に貢献し続けることを目標としています。今回、同じく浜松発のロボセンサー技研と協創することで、最先端技術を通じて真に人間らしい仕事のあり方を製造業という枠組みの中で常に模索してまいります。
(注)ロボワイヤー
あらゆる振動をノイズレスで計測が可能なワイヤー状センサーで、直径は約0.5mmと極細・極軽量・柔軟です。広帯域で高ダイナミックレンジ、自己発電のため電源が不要というピエゾ素子の優れた特長も有しています。しかも外乱ノイズに強く、水や油汚れにも強い構造を採用したためどこにでも容易に設置できます。産業機械やインフラ設備、ロボット動作の計測用途のみならず、人の脈拍や呼吸、音声までもセンシングが可能です。
■ ロボセンサー技研株式会社
https://robosensor.co.jp/fab/
ロボセンサー技研株式会社は、2016 年創業し、「Innovate Sensor Solutions」をスローガンにロボワイヤーの開発をスタートしました。ロボワイヤーを用いて、あらゆる振動をリアルタイムでノイズレスなデータ解析を実現するセンシング技術開発を行っています。
ロボワイヤーの応用分野である産業機器用途、インフラ設備用途、物流・搬送用途などでは、振動を用いた予知診断用センサーとしての採用が急速に広がっており、振動解析システム、予知診断システム関連のセンサー製品も展開中です。
Innovation Leaders Summit 2019 にて、TOP20 スタートアップ企業に選ばれています。
■株式会社ソミックマネージメントホールディングス
ソミックマネージメントホールディングス(SMHD)は、2018年7月にソミック石川他グループ会社を統括するために設立された事業統括会社です。100年に1度の大変革期に、事業領域・製品の新たな可能性に挑戦していくため、グループ全体最適を見据えて業務を行っています。
■株式会社ソミック石川
ソミック石川は、 クルマの足回り部品であるボールジョイントと、クルマのシートに装着して急激な動作を制御し衝撃を和らげるダンパー製品を製造する自動車部品の開発型メーカーです。提案から設計・開発、製造、そしてお客様への出荷まで、ほぼすべての工程を自社で行う「一貫生産体制」を構築しています。主力製品であるボールジョイントとは、人間の関節のような役割をもつ重要保安部品で、大きく分けてステアリング系とサスペンション系の2つの分野に使用されており、国内トップシェアを誇っています。(※自社調べ)
この度の共同開発は、ソミック石川の製造現場・製品開発の現場に対して、ロボセンサー技研がもつ最先端のノイズレスセンシング技術と応用製品(ロボワイヤー)を活用し、製造設備や製品を常時計測・監視し、特性変化を解析することで、故障を予知し「ゼロダウンタイム」を実現することを目標としております。
自動車部品の製造現場においては、大規模な鍛造設備や切削機械などが広く利用されています。しかし構造が複雑なため、設備の一部が摩擦により抵抗が増すだけでも故障したり不具合が発生したりします。更には、生産ラインが停止したり、摩耗による部品損傷を招いて重篤な事故につながる可能性があります。しかし、複雑な機器では直接目視できないなどの理由により、設備の状態を常時監視することが難しいため効率的な異常検知・異常診断の仕組みが求められていました。
同様に自動車関連製品においても、万が一の製品故障が起きた場合は、車の乗員の命に関わる事故に繋がる可能性があり、製品そのものの安全性を高めるだけでなく、何らかの形で製品の異常を検知する為の仕組みが長年求められていました。更に、走行距離が大きく延びると予想される自動運転車においてはそのニーズは更に高まってきています。
今回、これまで捉える事が難しかった製造設備や製品の摩擦や摩滅による振動異常について、ノイズレスセンサ技術を用い必要とする特定箇所のデータをダイレクトに取得してデータ化することで、いち早く異常を検知し、監視システムや担当者のモバイル端末に通知を行う故障予知システムの実用化に挑戦してまいります。そして、故障予知システムの製造現場・開発現場への導入により、ゼロダウンタイムを実現することで、より人間らしい仕事へ注力できる環境を創出することで、「人と先端技術の好循環」を生み出し、より人間らしい仕事に注力できる業務環境創出につなげてまいります。
ソミックグループは、「人のつながりを大切にし、力いっぱいの努力で世の中の役に立ち、愛される会社となる」のグループ理念の元、浜松発の世界トップレベルの"人間的企業"として事業を成長させ社会に貢献し続けることを目標としています。今回、同じく浜松発のロボセンサー技研と協創することで、最先端技術を通じて真に人間らしい仕事のあり方を製造業という枠組みの中で常に模索してまいります。
(注)ロボワイヤー
あらゆる振動をノイズレスで計測が可能なワイヤー状センサーで、直径は約0.5mmと極細・極軽量・柔軟です。広帯域で高ダイナミックレンジ、自己発電のため電源が不要というピエゾ素子の優れた特長も有しています。しかも外乱ノイズに強く、水や油汚れにも強い構造を採用したためどこにでも容易に設置できます。産業機械やインフラ設備、ロボット動作の計測用途のみならず、人の脈拍や呼吸、音声までもセンシングが可能です。
■ ロボセンサー技研株式会社
https://robosensor.co.jp/fab/
ロボセンサー技研株式会社は、2016 年創業し、「Innovate Sensor Solutions」をスローガンにロボワイヤーの開発をスタートしました。ロボワイヤーを用いて、あらゆる振動をリアルタイムでノイズレスなデータ解析を実現するセンシング技術開発を行っています。
ロボワイヤーの応用分野である産業機器用途、インフラ設備用途、物流・搬送用途などでは、振動を用いた予知診断用センサーとしての採用が急速に広がっており、振動解析システム、予知診断システム関連のセンサー製品も展開中です。
Innovation Leaders Summit 2019 にて、TOP20 スタートアップ企業に選ばれています。
■株式会社ソミックマネージメントホールディングス
ソミックマネージメントホールディングス(SMHD)は、2018年7月にソミック石川他グループ会社を統括するために設立された事業統括会社です。100年に1度の大変革期に、事業領域・製品の新たな可能性に挑戦していくため、グループ全体最適を見据えて業務を行っています。
■株式会社ソミック石川
ソミック石川は、 クルマの足回り部品であるボールジョイントと、クルマのシートに装着して急激な動作を制御し衝撃を和らげるダンパー製品を製造する自動車部品の開発型メーカーです。提案から設計・開発、製造、そしてお客様への出荷まで、ほぼすべての工程を自社で行う「一貫生産体制」を構築しています。主力製品であるボールジョイントとは、人間の関節のような役割をもつ重要保安部品で、大きく分けてステアリング系とサスペンション系の2つの分野に使用されており、国内トップシェアを誇っています。(※自社調べ)
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