「感覚の洗濯 in 銀座」を10月19日(土)に開催
銀座の「路地」に迷い込むアートプロジェクト
さいたまトリエンナーレ2016
P3 art and environment は全銀座会(※1)との連携のもと、美術家の西尾美也を招聘し、東京・銀座の街の風景を変える新たな試みを始めます。
西尾が継続的に行ってきた「感覚の洗濯」は、洗濯物を洗う・干すという日常的な行為を、公園や公共空間において行い、街を変容させるアートプロジェクトです。過去 3 年間、さいたま市、いわき市、港区六本木の街中公共空間で実施してきました。
今回は、「感覚の洗濯 in 銀座」と題して、数寄屋橋公園(東京都中央区銀座 5 丁目 1-1)を舞台に、洗濯物による “展示” と洗濯ワークショップを行います。また、銀座に今なお残る小さな路地を移動しながら、洗濯物を手洗いして干すパフォーマンス、およびアーティスト・トークを実施します。
「洗濯の場」を探して歩く小さな旅。銀座といえば、まず銀座中央通りや四丁目交差点といった華やかなイメージが思い浮かぶことでしょう。しかし一本裏道に入れば、多様で魅力的な日常に溢れる街です。
「感覚の洗濯」とは、ややもすれば硬直しがちな私たちの先入観を洗濯し、まったく新しい眼で街を見直す試みとも言えるものです。
いわき芸術文化交流館アリオス、2019年 撮影:冨田了平
開催概要
□ 日時:2019 年 10 月 19 日(土) ☂ 雨天の場合は 10 月 20 日(日)に順延
※ 両日雨天の場合は、20 日にアーティスト・トークのみ行います。
詳細はウェブサイト http://p3.org/ginza/ にてお知らせします。
□ 主催:P3 art and environment
□ 協力:全銀座会 G2020 、GINZA FASHION WEEK 、渚と、三菱自動車 MI-Garden GINZA
□ 後援:中央区
□ 助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
※1 全銀座会・・・銀座 1 丁目から 8 丁目にある 23 町会、12 通り会(商店会)、協同組合、業種団体、任意団体の計 34 団体で組織的に設立された銀座地区全体の意思決定機関。銀座地区の清掃、環境安全、防災に関する活動や銀座の魅力発信のための催事の企画運営、協議型の街づくりを実施している。
※2 本イベントは「GINZA FASHION WEEK」の連携イベントとして実施します。
「GINZA FASHION WEEK」・・・銀座三越、松屋銀座、和光、東急プラザ銀座、GINZA SIX を会場に、各店が秋冬シーズンの装いや企画を提案。2011 年秋より始まり、この秋で 16 回目を迎える。
プログラム
(1)「感覚の洗濯」インスタレーション展示+ワークショップ
銀座から集めた服を使って、万国旗のように街を彩る展示。 あわせて、数寄屋橋公園では洗濯ワークショップも実施。
■ 日時:2019 年 10 月 19 日(土)12:30 - 17:00(ワークショップの所要時間は10分程度)
☂ 雨天の場合は 10 月 20 日(日)に順延。20 日も雨の場合は中止。
■ 場所:数寄屋橋公園(東京都中央区銀座 5 丁目 1-1)、銀座の路地 ※数寄屋橋公園で案内マップを配布
■ 参加無料・申込不要
(2)「感覚の洗濯」パフォーマー募集中!
西尾美也とともに、銀座の複数の路地を巡り、たらいと洗濯板を使って手洗いの洗濯をしながら、洗濯物を干すことで街の風景を変える “パフォーマー” を募集中。
■ パフォーマンス日時:2019 年 10 月 19 日(土)10:30 - 12:30(予定)
☂ 雨天の場合は 10 月 20 日(日)に順延。20 日も雨の場合は中止。
■ 場所:数寄屋橋公園、銀座の路地
■ 定員:10 名(申込先着順)
■ 参加無料・要事前申込
(3)西尾美也アーティスト・トーク
銀座の街を舞台とするプロジェクトの展開可能性について、西尾美也が語ります。
■ 日時:2019 年 10 月 19 日(土)18:00 - 19:30
☂ 雨天の場合は 10 月 20 日(日)に順延。20 日も雨の場合は 20 日にアーティスト・トークのみ実施。
詳細はウェブサイト http://p3.org/ginza/ にてお知らせします。
■ 場所:三菱自動車 MI-Garden GINZA(銀座 2 丁目 6-3)
■ 定員:30 名
■ 参加無料・要事前申込
パフォーマンス・トーク申込方法
参加希望のイベント名、参加者全員の氏名、ご参加人数、代表者のお電話番号を記載の上、メールまたは FAX にてお申込みください。
メール:ginza@p3.org FAX:03-5579-2722(P3 art and environment)
作家プロフィール
撮影:坂倉圭一
西尾美也(にしお・よしなり)
1 9 8 2 年 奈 良 県 生 ま れ 。同 県 在 住 。東 京 藝 術 大 学 大 学 院 博 士 後 期 課 程 修 了 。博 士(美 術)。文化庁芸術家在外研修員(ケニア共和国ナイロビ)などを経て、現在、奈良県立大学地域創造学部准教授。装いの行為とコミュニケーションの関係性に着目し、市民や学生との協働によるプロジェクトを国内外で展開。アフリカと日本をつなぐアートプロジェクトの企画・運営のほか、ファッションブランド「NISHINARI YOSHIO」も手がける。
近年の主なグループ展に、「DOMANI・明日展」(国立新美術館、2018年)、「ソーシャ リー・エンゲイジド・アート展」(3331 Arts Chiyoda、2017年)、「あいちトリエンナーレ 2016」、「さいたまトリエンナーレ2016」などがある。奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良」ではプログラム・ディレクターも務めている。
いわき芸術文化交流館アリオス、2019年 撮影:西野正将
いわき芸術文化交流館アリオス、2019年 撮影:冨田了平
いわき芸術文化交流館アリオス、2019年 撮影:冨田了平
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