起業家コミュニティ「千葉道場」がファンドを設立
〜一次募集出資者として、大和証券グループ、みずほ銀行、DeNA、ミクシィ、フォースタートアップス、リバネスが参画。50億円規模のファンド組成予定〜
・起業家コミュニティ「千葉道場」による起業家による起業家コミュニティのためのファンド
・投資領域は、非ドローンかつシードとレイターの両端を対象とする
・現在、一次募集で25億円超を調達済みで、最終的には50億円の規模を目指す
・投資領域は、非ドローンかつシードとレイターの両端を対象とする
・現在、一次募集で25億円超を調達済みで、最終的には50億円の規模を目指す
エンジェル投資家の千葉功太郎は、自身が道場主を務める起業家コミュニティ「千葉道場」において、起業家による起業家コミュニティのためのファンド、「千葉道場ファンド」を設立しました。
千葉道場ファンドは、千葉功太郎とExit経験を有する千葉道場投資先元CEOを中心に運営いたします。元株式会社葵 代表取締役の石井貴基がパートナーとして参画し、元ザワット株式会社代表取締役社長の原田大作がフェローとして参画することになりました。
投資領域は、非ドローンかつシード及びレイターの両端を対象としております。シードについては千葉道場コミュニティによる知見を吸収することで、世界の課題を解決する創造的なスタートアップであることが投資の条件となっています。また、レイターについては主に既存の千葉の投資先のIPO直前のラストラウンドを投資対象としております。IPO前のラウンドでファイナンスに苦しむ会社を複数見てきた経験から既存投資家である千葉自身がアンカーとなることで、千葉道場ファンド出資者や、他のVC・事業会社などと協調ファイナンスをサポートしていくことを狙っております。
現在、一次募集出資者として、大和証券グループ、みずほ銀行株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、株式会社ミクシィ、フォースタートアップス株式会社、株式会社リバネス、エンジェル投資家の方々、千葉道場EXIT起業家の方々にご参画いただいており、現在25億円超の調達が完了しております。ファーストクローズは2019年10月末で、ファイナルクローズは2020年2月末を予定しております。
「千葉道場」は代表である千葉 功太郎がエンジェル投資家として出資していた起業家たちから、「起業家同士で経営の課題や悩みを相談しあえる場がほしい」と相談を受け、2015年から始まった日本最大級の起業家コミュニティです。投資先CEO・CxOのみが参加条件となっており、完全秘密主義徹底の元、起業家にとって本当に必要なものを横串で応援していく、プラットフォームとして、活動してまいりました。千葉道場には、現在60社以上(ドローン部を含め90社以上)が参加しており、次世代を担うユニコーンスタートアップの成長を支えるべく、合宿や様々な勉強会を通して、起業家同士で切磋琢磨しあう学びの場となっております。起業家コミュニティがファンド機能を持つということは、世界的にも大変珍しい取り組みです。
■ポイント1: 千葉道場ファンドの特徴
千葉功太郎はこれまで個人、DroneFundを通して90社を超えるベンチャー企業に投資を行ってきました。代表的な投資先としてはウェルスナビ株式会社、株式会社SmartHR、スマートニュース株式会社、株式会社FiNC Technologies、株式会社エアロネクスト、株式会社自律制御システム研究所などがあります。千葉自身としては5年間の投資活動でIPO1件、M&A4件の投資実績を持っています。
今回の千葉道場ファンドの特徴としては、千葉と千葉道場からエグジットを経験した元株式会社葵 代表取締役の石井貴基、元ザワット株式会社 CEOの原田大作が運営メンバーとして当ファンドに参画し、また千葉道場エグジット起業家たちが出資者として参画しているところにあります。千葉道場で切磋琢磨した投資先CEOが様々な形で千葉道場ファンドに係っております。千葉道場ファンドではこのように起業家、起業家経験者がファンド運営に係ることで、投資先に対する支援、支援者自らの成長、次の起業時のシードマネー受入れなど様々な効果を狙い設立されています。
■ポイント2:千葉道場メンターとして、豊富な実績のある現役経営者7名が集結
■ポイント:3強靭な起業家コミュニティ
千葉道場では、完全秘密徹底の元、千葉道場本家、ドローン部それぞれ、年2回の合宿を行ってきました。千葉道場本家では、2015年から10回の合宿を実施し、記念すべき10回目は、米国・シリコンバレーで開催しました。ドローン部でも4回目の合宿は、ドローン産業のお膝元である、中国・深センでの開催により、Giveの精神と高い視座を磨いてまいりました。また、合宿以外でも都内を中心に「明日からの経営」に役に立つ勉強会を実施しており、これまでの代表例としては、東京証券取引所様とのIPO勉強会、特許庁様との知財勉強会、みずほ銀行様とのデットファイナンス勉強会等により、外部とのネットワークが強いのも特徴です。 これからは、千葉道場メンターにも協力を仰ぎ、より、実りあるコンテンツを提供していきます。
■ポイント4: 外部パートナーとしてHR・知財・テックの専門家がバックアップ
強力な外部パートナーとして、フォースタートアップス株式会社、特許業務法人 iPLAB Startups及び株式会社リバネスにご支援いただくことになりました。HRに関しては、フォースタートアップス株式会社には、スタートアップにとって採用難易度が高いCxOクラスやエンジニアの採用支援など、HRを中心にサポートいただきます。また、投資先企業のニーズとフェーズに合わせて、各種支援メニューをご用意いただいています。知財に関しては、特許業務法人 iPLAB Startupsのご支援により、千葉道場スタートアップ向けに知財の特別支援(特許取得のサポートからCIPO派遣まで)を頂き、投資先企業の知財戦略の構築をサポートいただきます。テックに関しては、株式会社リバネスが千葉道場スタートアップに対して、知識製造業リバネスの70名のリバネス研究者集団、全国及びアジア最大規模の研究者ネットワークからのディープテックを融合させることで、千葉道場投資先が世界で戦えるテック集団になれるようサポートいたします。
本プレスリリース内で使用されてる全ての画像やロゴデータは下記よりダウンロードください。
千葉道場ファンド設立記者会見資料格納Dropbox
【URL】https://www.dropbox.com/sh/5hitp9t5jamjz14/AAD8dvNDgalbcO6MuL3tEVHma?dl=0
格納されているファイル(随時更新)
・千葉道場ファンドロゴデータ(PNG、AIデータ)
・プレスリリース内の写真データ
・本プレスリリースデータ
・記者発表配布資料データ
・プロカメラマンによる当日写真データ(記者会見、フォトセッション)
【千葉道場ファンドについて】
略名称: 千葉道場ファンド
正式名称: 千葉道場2号投資事業有限責任組合
※千葉道場1号投資事業有限責任組合は千葉功太郎のエンジェル投資先の移管用に組成しております。
運営会社:千葉道場株式会社
設立:2019年7月
代表者:千葉功太郎
所在地: 東京都渋谷区恵比寿一丁目31番11-501
ウェブサイト: https://chiba-dojo.jp/fund/index.html
本件に関する報道関係者様からのお問い合わせ先
「Drone Fund」広報担当 haruyama_norio@kprivatebank.com (春山)
プレスリリース内画像素材https://www.dropbox.com/sh/5hitp9t5jamjz14/AAD8dvNDgalbcO6MuL3tEVHma?dl=0
手数料等
管理報酬:1年~4年目まで出資約束金額×年2.0%(1年目は日割り計算とする。)
5年~6年目まで出資約束金額×年1.5%
7年~8年目まで出資約束金額×年1.2%
9年~10年目まで出資約束金額×年1.0%
成功分配: (1) 分配額が組合員の出資約束金額の100%になるまでは分配可能額の100%を組合員に分配
(2) (1)の後、分配額が組合員の出資約束金額に200%を乗じた金額と同額になるまでは、組合員に分配可能額の80%を分配し、無限責任組合員に20%を分配
(3) それ以上の分配が生じる場合、分配可能額の70%を組合員に分配し、無限責任組合員に30%を分配
費用:総組合員の出資約束金額の合計額の0.5%に相当する額を上限とする本組合の組成に関する費用その他本組合に関し、又は本組合の業務執行に際し、合理的に発生した費用は、全て組合財産より支払われるものとします。
●本組合のリスク
①元本及び収益の保証がないこと
本組合の主たる投資対象である未公開株式等の有価証券の価格変動、かかる価格の基礎となる資産及び利益等の増減、投資先事業者の経営・財務状況の変化及び信用状況の変化等により、投資対象の価値が大きく変動する可能性があります。それにより、組合持分の価値が出資元本を割込み、元本欠損が生ずる可能性があります。したがって、出資元本や一定の投資利回りについての保証、あるいは損失の補填についての保証をするものではありません。
②出資持分が流動性に欠けること
本組合の出資持分は、市場性及び換価性に乏しく、また譲渡に関しても制約があります。本組合の持分の処分は、無限責任組合員の書面による同意が無い限り行うことができないほか、不適格投資家に対する譲渡が禁止されている等、処分の方法及び相手方等に関し、様々な制限が課されています。
③脱退に制限があること
本組合からの脱退は、原則としてやむを得ない理由が存しない限り、認められません。
●本プレスリリースを用いて本プレスリリースに記載されているファンド等について勧誘を行っているものではありません。
Appendix
■千葉 功太郎
千葉道場ファンド
General Partner
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、株式会社リクルートに入社。株式会社サイバード、株式会社ケイ・ラボラトリーを経て、2009年株式会社コロプラに参画、同年12月に取締役副社長に就任。採用や人材育成などの人事領域を管掌し、2012年東証マザーズIPO、2014年東証一部上場後、2016年7月退任。国内外のインターネットやリアルテック業界のエンジェル投資家(スタートアップ60社以上、ベンチャーキャピタル40ファンド以上に個人で投資)でありながら、2017年6月からはDrone Fund の創業者/代表パートナーを務める。 2019年4月より慶應義塾大学SFC招聘教授に就任。最近では、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の顧客第1号として話題に。
■石井 貴基
千葉道場ファンド
Partner
2009年株式会社リクルートに入社。不動産の広告営業に従事。2011年にソニー生命保険株式会社に入社。ファイナンシャルプランナーとして地方のあらゆる世帯の家計コンサルティングを行う。その際、悪化する地方の経済状況と家計における教育費の高さに課題を感じ、12年3月に株式会社葵を創業。誰でも無料で学べるオンライン学習塾アオイゼミをリリース。2017年11月、Z会グループにM&Aを実施。以降も株式会社葵の代表取締役として、グループ各社と複数の共同事業を開発し、2019年3月末に退職。2019年8月、千葉道場ファンドの取締役パートナーに就任。
■原田 大作
千葉道場ファンド
フェロー
2005年4月、株式会社サイバードに入社。モバイル領域のコンテンツ開発や黎明期のモバイルEC立ち上げ、およびリアル商品開発に従事。2008年にウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社に入社。モバイル領域のソーシャルゲーム・アプリのリードプロデューサーとして新規事業を担当。2011年にザワット株式会社を創業、代表取締役に就任。WishScope、スマオク等のC2Cフリマアプリをグローバル市場で展開。2017年2月、株式会社メルカリにM&AでExitし参画。メルカリ子会社である株式会社ソウゾウ執行役員を経て、2018年4月ソウゾウ代表取締役社長に就任。新規事業の立ち上げと撤退の意思決定に寄与。2019年4月に同職を退任。2019年7月より株式会社メルカリのDirectorとして、引き続き新規事業の立ち上げに従事(現職) 。2019年9月、千葉道場ファンドのフェローに選任。
■塩田 元規
株式会社アカツキ
代表取締役CEO
1983年 島根県出雲市生まれ。横浜国立大学電子情報工学科を経て、一橋大学大学院 MBAコース (現:一橋ビジネススクール MBA)修了。新卒で株式会社ディー・エヌ・エーに入社し、広告事業に従事。マネージャー、ディレクターを経て、退職後、2010年6月に香田 哲朗(取締役COO)とアカツキを創業。
■高宮 慎一
グロービス・キャピタル・パートナーズ
代表パートナー
グロービス・キャピタル・パートナーズ(GCP)ではインターネット領域の投資を担当。投資先に対してハンズ・オンでの戦略策定、経営の仕組化、組織造り、国内外の事業開発の支援を実施。GCP参画前は、戦略コンサルティング会社アーサー・D・リトルに て、ITサービス企業に対する事業戦略、新規事業戦略、イノベーション戦略立案などを主導。東京大学経済学部卒(卒論特選論文受賞)、ハーバード大学経営大学院MBA(二年次優秀賞)。2018年『Forbes Japan’s Medas List 日本で最も影響力のあるベンチャー投資家ランキング1位』。
実績/支援先:
実績には、IPOにアイスタイル(東証3660)、オークファン(東証3674)、カヤック(東証3904)、ピクスタ(東証3416)、メルカリ(東証4385)、M&Aにしまうまプリントシステム(CCCグループ入り)、ナナピ(KDDIグループ入り)などがある。現在支援先には、ランサーズ、ビーバー、タイマーズ、クービック、リブルー、ミラティブなどがある。
Twitter: @s1kun https://twitter.com/s1kun
■芳川 裕誠
Tresure Data創業者
早稲田大学文学部卒。2001年から米レッドハットに勤務。2007年三井物産に入社後、投資担当として米シリコンバレーに渡米。2011年に米国にてトレジャーデータを設立しCEO兼共同創業者に就任。2018年7月には英Arm社がトレジャーデータを買収。その後、ArmのIoTサービスグループ データビジネス担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーに就任。
■太田 一樹
Tresure Data創業者
2011年、米国シリコンバレーにて共同創業者としてトレジャーデータ社を設立。最高技術責任者(CTO)としてプロダクトのロードマップを描き、エンタープライズにおけるデジタルトランスフォーメーションに貢献しています。それ以前は、東京大学理学部情報科学科に在学中から株式会社プリファードインフラストラクチャーにCTOとして在籍。またエンジニアとしてオープンソースコミュニティに貢献しており、同社在籍中にHadoopに出会い、2009年に創設した「Hadoopユーザーグループジャパン」は世界最大規模のHadoopのコミュニティになっています。
■永田 暁彦
株式会社ユーグレナ 取締役副社長
リアルテックファンド代表
慶応義塾大学商学部卒。独立系プライベート・エクイティファンドに入社し、プライベート・エクイティ部門とコンサルティング部門に所属。2008 年にユーグレナ社の取締役に就任。ユーグレナ社の未上場期より事業戦略、M&A、資金調達、資本提携、広報・IR、管理部門を管轄。技術を支える戦略、ファイナンス分野に精通。現在は副社長 COO としてユーグレナ社の食品から燃料、研究開発など全ての事業執行を務めるとともに、日本最大級の技術系 VC「リアルテックファンド」の代表を務める。
■永見 世央
ラクスル株式会社
取締役CFO
2004年に慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、みずほ証券株式会社にてM&Aアドバイザリー業務に従事。2006年から2013年まで米カーライル・グループに所属し、バイアウト投資と投資先の経営及び事業運営に関与。その後株式会社ディー・エヌ・エーを経て2014年4月にラクスル株式会社にCFOとして参画し、同年10月に取締役就任。ペンシルバニア大学ウォートンスクールにてMBA取得。
■丸 幸弘
株式会社リバネス
代表取締役 グループCEO
東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了、博士(農学)。2002年6月、大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合わせて新たな知識を生み出す「知識製造業」を営み、「知識プラットフォーム」を通じて200以上のプロジェクトを進行させる。町工場、大手企業、金融機関等と連携した、アジア最大級のシードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER」の仕掛け人として、世界各地のディープテックを発掘し、地球規模の社会課題の解決に挑む。2014年12月に東証1部に上場した株式会社ユーグレナをはじめ、40社以上のベンチャー企業の立ち上げにも携わるイノベーター。2015年4月合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル(リアルテックファンド)共同代表に就任。2019年8月マレーシア工科大学・マレーシア日本国際工科院の客員教授に就任し、東南アジアと日本の技術連携や次世代アントレプレナーの育成に注力する。2019年10月には東南アジアのスタートアップの知財戦略を支援する株式会社NEST iPLABを立ち上げ、日本とアジア圏におけるエコシステムの構築を進める。
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