マタニティマークを正しく理解し使用することで目指す、“ポジティブなマタニティライフ” マタニティマークをつける理由において、妊婦さんと一般の方の間に認識のズレが約50%存在
妊婦さん「緊急時のため」に対して、一般の方「(席を譲るなど)サポートしてほしいから」という認識~ニュースを見て不安を感じる妊婦さんがいる一方、一般の方の約90%はサポートしたいという結果も~
ピジョン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:北澤 憲政)が運営する『妊婦フレンズwithパパ』は、楽しいマタニティライフを応援する活動の一環として、「マタニティマークに関する調査」を実施しました。
※本リリースの内容をご利用頂ける際には『妊婦フレンズwithパパ調べ』とご記載ください。
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- 調査結果トピックス
外出時にマタニティマークをつけている妊婦さんは82.5%、つけていない妊婦さんは17.5%という現状が明らかに。
② 妊婦さんがマタニティマークをつけている一番の理由は「(席を譲るなど)サポートして欲しい」 わけじゃない! 一般の方の認識とのズレが約50%存在!
③ マタニティマークをつけない理由No.1は「嫌な目にあうというニュース・情報をみた」
なお、約3人に1人がマタニティマークをつけることを不安に思っていると回答。
④ 6割以上の妊婦さんがマタニティマークをつけていてよかったことがあると回答!
⑤ 一般の方もマタニティマークについては肯定的!約90%が妊婦さんをサポートしてあげたいと回答。「目立つところにつけてほしい」「ちゃんと身に着けてほしい」という意見が上位に。
⑥ サポートしてあげたいと思っているが、出来ていない人は約6割。
その理由は、「勇気が出ないから」という回答が約半数。
◆調査概要◆
・妊婦さん:20〜30代の妊娠中or1才未満の子どもがいる女性(400名)
・一般の方:子どもがいない20~50代の男女(200名)
※調査時期:2020年5月 ※地域:東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・福岡
●「マタニティマーク」とは?
妊婦さんが交通機関等を利用する際に身に着け、周囲の人がよりサポートがしやすくなることを目的にしたマークです。つけていいのか不安に思う方が多いようですが、妊婦さんや産後ママへのアンケートなどでも「周囲に優しくしていただけることの方が沢山あった!」という声も多い、幸せを授けてくれるマークです。
- ①妊婦さんにとってマタニティマークを外出時につけるのは当たり前!外出時にマタニティマークをつけている妊婦さんは82.5%、つけていない妊婦さんは約17.5%という現状が明らかに。
妊婦さん・1才未満の子どもをもつ女性に『外出時にマタニティマークをつけていますか』と尋ねたところ、「必ずつけている[つけていた](54.5%)」、「日によってつけている[つけていた](28.0%)」、「あまりつけていない[つけていなかった](7.5%)」、「全くつけていない[つけていなかった](10.0%)」という結果となった。
- ②妊婦さんがマタニティマークをつけている一番の理由は「(席を譲るなど)サポートして欲しい」わけじゃない! 一般の方の認識とのズレが約50%存在!
また、妊婦さん・1才未満の子どもをもつ女性の中でマタニティマークをつけている人を対象に『つけている理由』を尋ねたところ、1位は「緊急のときに、自分が妊婦だということが周囲にわかるから(83.1%)」、2位は「自分が妊婦になった(ママになった)ことを意識し、伝えられるから(39.2%)」、3位は「周囲の人に妊婦であることを認識してほしいから(32.8%)」という結果に。
一般の方の回答1位の「周囲の人にサポートをしてほしいから」に関して、妊婦さんの視点では上位にはランクインせず、一般の方の認識(80.0%)と妊婦さんの視点(29.4%)では約50%差があることが明らかになった。
- ③マタニティマークをつけない理由No.1は「嫌な目にあうというニュース・情報をみた」 なお、約3人に1人がマタニティマークをつけることを不安に思っていると回答。
また、妊婦さん・1才未満の子どもをもつ女性の中でマタニティマークをつけている人に『マタニティマークをつけていたことで不安に思ったことはありますか』と尋ねたところ、「よくある(6.9%)」「たまにある(25.0%)」「あまりない(22.5%)」「ない(45.6%)」という結果に。約3人に1人(31.9%)がマタニティマークをつけることで不安を感じたことがあるということが判明した。
先輩妊婦さんの不安の対策方法
・自分も周りの助けに気を配る ・出来るだけ目立たないようにする ・人混みではつけないようにしている
など・・・
妊婦さん・1才未満の子どもをもつ女性に『マタニティマークに対して期待することがありますか?」と尋ねたところ、「多数ある(10.3%)」「いくつかある(35.8%)」「まったくない(54.0%)」と回答。
なお、「ある」と回答した人に『マタニティマークに期待すること』を尋ねると、1位「つける理由がより世の中に人に知られる (67.4%)」、2位「マタニティマーク自体がより世の中の人に知られる(53.3%)」、3位「つけている人に対する偏見がなくなる(50.0%)」、4位「シーンによって使い分けできるデザインが増える(31.5%)」、5位「デザインがよくなる(31.5%)」となり、マタニティマークに関する意識の変化を期待する声が上位を占める結果となった。
- ④6割以上の妊婦さんがマタニティマークをつけていてよかったことがあると回答!
<声の多かった よかった・嬉しかったエピソード>
悪阻(つわり)がきつい時に電車で席を譲ってもらった
スーパーでレジの店員さんが 重い荷物を運んでくれた
おめでとうや頑張ってね等の励ましの言葉をもらった
分煙されていない飲食店で気遣ってもらった
- ⑤一般の方もマタニティマークについては肯定的!約90%が妊婦さんをサポートしてあげたいと回答。「目立つところにつけてほしい」「ちゃんと身に着けてほしい」という意見が上位に。
一般の方に『妊産婦の方のマタニティマーク利用についての要望』を尋ねたところ、1位「目立つところにつけてほしい(50.0%)」、2位「ちゃんと身に着けてほしい(33.0%)」、3位「必要な時だけつけてほしい(16.5%)」という回答が上位に。
※「あてはまるものはない(21.5%)」を除く。
また、『マタニティマークをつけている人を見かけた時に、サポートしてあげたいと感じますか?』と尋ねたところ、「そう思う(42.5%)」「ややそう思う(47.0%)」「あまりそう思わない(6.5%)」「まったくそう思わない(4%)」で、「そう思う」という回答が約90%(89.5%)という結果となった。
- ⑥サポートしてあげたいと思っているが、出来ていない人は約6割。その理由は、「勇気が出ないから」という回答が約半数。
マタニティマークをつけている人を見かけたときにサポートしてあげたいと感じるか、という問いに「そう思う」という回答をした一般の方を対象に『マタニティマークをつけている人を見かけた時に、サポートしてあげたことがありますか?』と尋ねると、「ある(41.9%)」「ない(58.1%)」となり、約6割の人がサポートしてあげたいと感じつつも実際にサポートしたことがないということが分かった。
なお、最もサポートしていた年代は20代で、2人に1人(50.0%)が「サポートしてあげたことがある」と回答。
さらに、同対象者に『マタニティマークをつけている人を見かけた時に、サポートしてあげなかった理由は何ですか?』と聞いたところ、「サポートしてあげたいが、勇気が出ないから(47.2%)」「自分には関係ないことだから(9.8%)」「自分のことは自分でやるべきだから(8.1%)」「妊娠できない人などに嫌な気持ちをさせるものだから(4.9%)」と回答。他の回答に大きく差をつけ「勇気が出ないから」が1位となった。
※その他(37.4%)を除く
- 相互がマタニティマークを正しく理解し使用することで、“ポジティブなマタニティライフ”の実現を!
「嫌な目にあう」という一部のニュースの印象で判断せず、多くの一般の方が“サポートしてあげたい”、“目立つところにつけてほしい” と思っているという今回の結果を踏まえて、妊婦さんにはマタニティマークを是非正しく身に着けていただきたいと思います。
相互がマタニティマークを正しく理解し使用することで、より多くの妊婦さんが安心してマタニティライフを過ごし、また、周りの多くの方が手を差し伸べる勇気を持てる「ポジティブなマタニティライフ」が実現できると良いですね。
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