”がんと言われても動揺しない社会”を目指し、世界対がんデー直前の2月2日、がん経験者を含む多様な領域の約500名が「CancerX Summit 2020」に大集結!
一般社団法人CancerXは、2020年2月2日日曜日、BASE Q (東京/日比谷)にて、50名を超える専門家、イベントコンセプトに「Break the Limits」を掲げ、あらゆる立場の来場者約500名(※)を迎え、国内最大規模のサミット「CancerX Summit 2020」を実施致しました。
一般社団法人CancerXは、昨年に引き続きがんに関する社会的課題をぶつけ合う場として、今年も「CancerX Summit 2020」を開催。本年はイベントコンセプトに「Break the Limits」を掲げ、50名を超える専門家、あらゆる立場の来場者約500名(※)を迎え、がんの社会課題解決に向けたコレクティブインパクトを体現する国内最大規模のサミットを実施致しました。
第2回目となる本イベントでは、「Break the Limits」というコンセプトを基に、より良い医療情報にたどり着くための議論や、死生観を考えるセッション等、分科会を含め14個のセッションを行いました。各セッションには、内閣総理大臣補佐官で衆議院議員の秋葉賢也氏、三重県知事の鈴木英敬氏、マギーズ東京共同代表の秋山正子氏、独立行政法人医薬品医療機器総合機構理事長の藤原康弘氏、コミュニケーションディレクターの佐藤尚之氏など、立場やジャンルを超えた様々な登壇者を迎え、課題感の共有やアイデアの共有が活発に行われました。
中でも、死生観を考えるセッション『CancerX スペシャル いのち ~生きるとは?~』は、多様な価値観への理解・対話の重要性から目をそらさずに作り上げ、実施致しました。登壇者、ご来場者の皆様に好評を頂くことができました。本人と家族、医療だけでなくコミュニティーで支えることで、終末期の過ごし方の選択肢が増えることが話題になりました。また、緩和ケア医でがん治療中の大橋洋平さんは「余命を知りカウントダウンするより、転移がわかった日から1日ずつ、足し算で数える。今日で301日です」と話されました。
分科会では企業参画型のセッションを新設し、全体としては7つのテーマで実施(「AI」「ゲノム」「VR」「働く」「モビリティ」「アピアランス」「いのち」)。1日を通じて、がんの医療・社会課題に関し、インプットのみならず、来場者とディスカッションができる場を設けました。CancerXとして課題解決を目指すにあたり、課題の可視化やネットワーキング作りといった最初のアクションを実施することができました。
2月4日、World Cancer Day(世界対がんデー)に際し、米国で乳腺腫瘍内科医として従事する代表理事の上野直人からは「今年のWorld Cancer Dayは、”I AM AND I WILL ”をテーマに、約400のイベントが世界中で行われている、そしてこのイベントもその一つにカウントされています。自分はどんな人で、だからどう行動するのかという意思を表明し、ひとりひとりがコレクティブインパクトの一員として動いていくという、まさにCancerXのコンセプトそのものです」とメッセージがありました。
【全国調査も発表】
一般社団法人CancerXは2019年12月、全国の20代~70代、1,000人に実施した『CancerX がんに対する社会意識調査』を発表。がんに関する現状の認知が1割に満たないことや、終末期に関して誰かとその思いを共有している人が全体で2割程度に留まることなどを発表しました。調査結果は、インフォグラフィクスとしてオープンソースに致しました。どなたにでもご利用頂けます。こちら(https://prtimes.jp/a/?f=d52557-20200204-6026.pdf)からダウンロードできます。
※来場者数:約500名(内訳:医療従事者32.9%、がん当事者が21.8%、企業16.3%、家族14.7%、行政3.3%、その他12.7%)。
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