「1時間に平均23回」顔を触る?触らない?「#キミはどっち」をキーワードに、慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアムが渋谷・原宿駅に新型コロナ予防啓発ポスターを掲示!
2021年5月31日
報道関係各位
慶應義塾大学SFC研究所
「1時間に平均23回」顔を触る?触らない?「#キミはどっち」をキーワードに、慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアムが 『若者世代が考える新型コロナ予防啓発キャンペーン※」として、渋谷・原宿駅にポスターを掲示!
健康と情報の専門家集団「慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム」(事務局:神奈川県藤沢市、代表:中澤 仁、https://hip.sfc.keio.ac.jp ) みんながヒーロープロジェクトは、パートナー企業のご支援・協力のもと、5月31日より『若者世代が考える新型コロナ予防啓発キャンペーン※』として、渋谷駅と原宿駅構内の一部にて、駅ポスターを展開します。
※駅係員への問い合わせはご遠慮ください
今回のポスターは、医師指導・監修のもと、10代〜20代の若者らの意見を積極的に取り入れ、制作いたしました。感染症予防の基礎知識となる「目・鼻・口を触らない!」ことを「#1時間に平均23回」「Don't Touch 」をキーワードにして表現。さらに、顔に付着するウイルスをメイクで可視化することで、感染予防意識向上のきっかけにしたいと考えています。本ポスターが、新型コロナ感染拡大抑制の一助となることを、プロジェクト関係者一同、心から強く願っております。
【京都府立医大の山畑医師からのメッセージ】
ワクチンが行き渡るまで後少しの辛抱です。「自分だけは大丈夫」「ちょっとだけなら」という思いを絶って、基本的な感染対策を守りましょう。
うつさないためには、歯を見せない。うつらないためには、歯を見ない。
眼・鼻・口を護っていきましょう!
みんなの笑顔を見れるようになる日まで、今しばらく頑張りましょう。
(山畑 佳篤 / 京都大学医学部医学研究科 初期診療・救急医学分野 講師)
【企画意図/背景】
強い感染力を持つとされる新型コロナの変異株の感染割合も、地域問わず増えています。コロナ慣れした今、私たちは、年代関係なく、すべての人が初心に戻り、感染症の基礎知識を学び直すことが重要であると私たちは考えます。みんながヒーロープロジェクトが、今年2月に20~70代の174人に対して、新型コロナ感染予防行動を調査した結果、「マスクを装着する」は9割実施しているのに対し、「首から上を触る時は必ず手洗い、アルコール消毒をする」と回答したのは2割にとどまりました。「密の回避やマスク着用」の周知は進んでいますが、医療従事者には常識の『目鼻口をできるだけ触らない』『こまめな換気』という感染予防知識と行動が現在普及していません。以上のことから、新型コロナ最前線で戦う医師の指導・監修のもと、若者らの意見を積極的に取り入れ、原点に立ち返った注目喚起を促すポスターを制作いたしました。
【コンセプト】
人は、1時間に平均23回(範囲4〜153回)顔を触り、感染しやすい粘膜である目=3回、鼻= 3回、口=4回、無意識に触っている1)というデータがあります。今回は、手洗いや手指消毒せずに、無意識に顔を触った状況を、「メイク」で可視化。「アート」として表現しました。ウイルスが付着した手で目、鼻、口を触ると、その粘膜からウイルスが体内に侵入する恐れがあると言われています。感染予防に有効なのは、手洗いを丁寧に行うこと、手指消毒です。今回のポスターには、「顔を触るな!」「首から上を触る前には必ず手指消毒して欲しい」というメッセージが、強く込められています。
◆1)参考文献 Yen Lee Angela Kwok, Jan Gralton, Mary-Louise McLaws. Face touching: A frequent habit that has implications for hand hygiene. Am J Infect Control.2015 Feb 1; 43(2):112-114
(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7115329/)
【特徴】
手洗いや手指消毒せずに、無意識に顔を触った状況を、医師の指導・監修のもと「メイク」で可視化。「アート」として表現。さらに、「ウイルスは、あなたの手から目・鼻・口へ」のキャッチコピーで、目鼻口が感染経路である注意喚起を感覚的に身に着けてもらうことを目指しています。
【掲載期間】
■5/31(月)~7/4(日)
【概要】
<#キミはどっち「1時間に平均23回」篇>
<#キミはどっち「Don’t touch」篇>
【「目鼻口は感染経路。#キミはどっち」30秒篇 / YouTube版】
※動画は、5/31〜渋谷駅前の街頭ビジョンやつくば市のつくばエキスポセンターのデジタルサイネージでも放映、YouTube「慶應SFC健康情報コンソーシアム(公式)」ではメイキング動画や別バージョンCMも公開予定です。
【啓発キャンペーンハッシュタグ】
#キミはどっち #顔を触るな #1時間に平均23回 #目鼻口を護れ #ウイルスメイク
【みんながヒーロープロジェクト特設サイト】
https://www.keiosfchic-covid19hero-project.com
【制作スタッフ】
●企画・制作・プロデュース:みんながヒーロープロジェクト「新型コロナ予防啓発検討委員会」(慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム)
●全体統括:本田 由佳(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科)
●クリエィティブディレクター(CD):モトキ シンイチ
●アートディレクター・デザイナー(AD/D):岡田 樹
●コピーライター:みんながヒーロープロジェクト「新型コロナ予防啓発検討委員会」
●メイク(MK):YOSHIDA NAO
●ヘア(HR):大城 祐樹
●撮影(スチール):宗像 恭子
●撮影(ムービー):アリモト タカシ
●古典メイクアドバイザー:中村 橋吾(歌舞伎役者)
●モデル:茂木 仁成
●医学監修・指導(有志):
山畑 佳篤(京都大学医学部医学研究科 初期診療・救急医学分野)
時田 章史(クリニックばんびいに)
●みんながヒーロープロジェクト「新型コロナ予防啓発検討委員会」制作有志メンバー:
中澤 仁(慶應義塾大学環境情報学部)
大越 匡(慶應義塾大学環境情報学部)
佐藤 雄一(産科婦人科舘出張 佐藤病院)
福田 小百合(産科婦人科舘出張 佐藤病院)
長野 真梧(舞台監督)
今村 淳一(舞台監督)
井上 従子(慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム)
長田 賢俊(慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム)
押田 恭一(慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム)
久保 佳範(慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム)
小野 陽子(産後ママSOSプロジェクト応援団/産婦人科医・心療内科医)
前田 あきこ(慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科)
片根 彩(産後ママSOSプロジェクトサポーター)
漆畑 文哉(科学コミュニケーター)
須川 真由美(医科学コミュニケーター)
赤井 陽子(グラフィックデザイナー)
小代 誠(フォトグラファー)
市田 幸子(音楽療法士)
吉川 洋大(桐朋女子中・高等学校)
山口 紫乃(慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム/pro.事務)
東村 芙美((産後ママSOSプロジェクトサポーター/pro.広報)
●みんながヒーロープロジェクト「新型コロナ予防啓発検討委員会」制作学生・若者有志メンバー
浅野 悠人 / 和田 涼花 / 茂木 仁成 / 本田 凌哉
●みんながヒーロープロジェクト有志キッズメンバー
2名
※『若者世代が考える新型コロナ予防啓発キャンペーン』
健康情報コンソーシアムでは、2021年5月31日(月)〜7月23日(金)まで『若者世代が考える新型コロナ予防啓発キャンペーン』 を開催し、新型コロナ感染症に対して今一度正しい知識と情報に関心を持っていただくために、医師の指導・監修のもと、学生や若者主体で考える新型コロナ感染症啓発活動を実施します。今後、新型コロナ予防教育ゲームなどもリリースの予定です。
今回のキャンペーンは、以下の3つを目的としております。
(1)医師の指導・監修のもと、新型コロナ感染症予防啓発ツールを学生や若者の意見を積極的に取り入れて行い、すべての人の感染症予防意識向上を目指す。
(2)「首から上を触る時は必ず手洗い、アルコール消毒をする」と回答する市民の割合を増やす。
(3)若者世代が考える新型コロナ予防啓発キャンペーンを通じて、SDGs3・4・12に貢献する。
新型コロナ感染症が収束し、一日でも早くみんなが笑顔で元気に生活できる日が来て欲しいという思いから本キャンペーンを企画いたしました。本キャンペーンの趣旨に賛同し、ご支援くださっているパートナー企業様、有志の皆様に、この場をお借りして,心より感謝申し上げます。
【配信元】
慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム みんながヒーロープロジェクト(事務局:神奈川県藤沢市、代表:中澤 仁)
E-mail:hic@sfc.keio.ac.jp
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