QSimulate、QSPマテリアルズのリリースを発表
QSimulateは、従来の1000倍のスループットを達成するシミュレーション・プラットフォームを、データ駆動型の材料開発のために作成しました。
ボストン、 アメリカ合衆国—03/28/2022—本日、Quantum Simulation Technologies, Inc. (QSimulate)は、QSPマテリアルズ・プラットフォームをリリースいたしました。QSPは、マテリアル・化学企業のR&Dにおける先進的な量子力学シミュレーションを、誰でも簡単に行うことを可能とするプラットフォームです。
QSimulateの共同創業者でCEOの塩崎亨氏は「QSPマテリアルズは量子力学に基づくシミュレーションを完全自動化し、計算化学の専門家が他のよりクリエイティブな仕事に注力できる環境をお届けします。また、このプラットフォームを使うことで、QSimulateのユーザーは従来と比べ1000倍ものスループットを達成しています」と言います。
カスタマーの成功
いくつかの先進的なマテリアルズ企業は、日本企業を含め、すでにQSPマテリアルズを使っています。半導体材料業界ではトップレベルの化学企業であるJSRでは、先端材料・化学分野の研究開発部門全体でQSPマテリアルズを使い、量子力学に基づくシミュレーションを、低コストでスケールアップしました。
JSRのマテリアルズ・インフォマティクス推進室次長の大西裕也氏は、「QSimulateのプラットフォームは、複雑なワークフローに基づく量子力学計算が誰でもできるようにデザインされているため、実験を専門とする研究者が直接シミュレーションを行うことができます」と言います。また、大西氏は「QSimulateは、より速い、一貫性ある、コストメリットのあるシミュレーションを可能とします」と加えます。
QSPマテリアルズのリリース
QSPマテリアルズは、マテリアル・化学業界のR&Dの複雑なニーズに応えることのできるSaaSプラットフォームで、本日一般に公開されました。このプラットフォームを通して、QSimulateは次世代量子力学シミュレーション技術を駆使し、これまで手間のかかっていた作業を自動化することで、これらの分野のR&Dの高効率化に貢献することに尽力して参ります。
QSimulateについて
QSimulateは2019年に創業された、最先端のシミュレーション技術を提供するスタートアップ企業です。QSimulateは様々なプロダクトを通して、マテリアルズ・化学企業R&Dのための量子力学に基づく様々なソリューションを提供します。
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QSP Materials は、アメリカやその他の国におけるQSimulateの登録商標もしくは未登録商標です。また記事上の企業名は他社の登録商標の可能性があります。
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