ユーザビリティとウェブアクセシビリティを統合的に評価する統合診断サービスを提供開始

JIS対応と使いやすさ評価をワンストップ化し、誰もが使いやすいウェブ体験を実現

株式会社デジナーレ

2025年12月1日 10時00分

最適なUI/UX構築をベースとした開発・制作・CS支援事業を主事業とする株式会社デジナーレ(所在地：東京都港区、代表取締役：板倉譲治)は、これまでの豊富なUI/UX設計開発経験をもとに「ユーザビリティ」と「ウェブアクセシビリティ」の両面を総合的に評価・改善提案する新サービスを本年12月より提供開始します。当社では、これまで培ってきたUI/UXに基づいた設計開発ノウハウを活かし、ユーザビリティとウェブアクセシビリティの診断を行えるサービスを積極的に展開していきます。

◼️サービス開発の背景

近年、デジタル社会が広がり、Webが日常のインフラとして定着する中で、企業に対して、障害のある方を含め、すべての人がアクセス・利用できるようなWebサービスを提供するように求められています。2024年4月に施行された改正障害者差別解消法により、企業には合理的配慮の提供が義務化され、ウェブアクセシビリティ対応は「社会的責任」から「必須要件」へと大きく変化しました。

しかしウェブアクセシビリティを考慮するだけでは、満足度の高いWeb体験を提供することはできません。

こうした背景を踏まえ、デジナーレでは、「ユーザビリティ」と「ウェブアクセシビリティ」を同時に評価し、“誰もが使いやすいWeb体験”を実現するための統合診断メソッドを開発しました。

◼️提供するサービスについて

当社が提供する「ユーザビリティ×ウェブアクセシビリティ診断サービス」は、ウェブサイトやデジタルサービスの「誰もが使いやすい設計」を実現するためにユーザビリティとウェブアクセシビリティの両面から総合的に評価・改善提案を行う診断サービスです。具体的には、 JIS X 8341-3:2016に基づくウェブアクセシビリティ診断に加え、ヒューリスティック分析によるユーザビリティの評価を実施します。両面から得られた結果を、レポートとして提示します。さらに、改修支援や再診断サービスを追加することにより、継続的な品質向上まで一貫したサポートも可能です。

当社はこれまで、最適なUI/UX構築をベースとした制作開発事業に携わり、そのノウハウを蓄積してまいりましたが、このほどその成果を活かせるサービスを提供することになりました。本サービスでは、目的や課題に応じて選べる複数のプランをご用意しておりますので、予算や規模サイトに応じて最適なプランをご提案し、「誰もが快適に使えるWeb環境を広げ、社会の利用格差をなくすこと」に貢献していきたいと思います。

◼️今後の展望

デジナーレは今後、企業・公共団体・教育機関など幅広い領域に対し、「ユーザビリティとウェブアクセシビリティを両立したウェブ体験」を普及させる取り組みを強化いたします。また、診断メソッドのさらなる精緻化やAI活用、業界別の診断テンプレートの整備などを進め、より高精度な評価と改善提案を提供してまいります。