高知県 東洋町、フランス サン・ジャン・ピエ・ド・ポー市 友好交流会議始まる!
「野根川」と「ニーヴ・ド・ベエロビ川」。河川を中心とした交流、産品交流を創造
本年8月初旬に高知県安芸郡東洋町(松延宏幸町長)はこのたび、フランス・バスク地方のサン・ジャン・
ピエ・ド・ポー市(ローラン・インショスペ=Laurent INCHAUSPÉ市長)と河川を通じて両地域の友好関係を深めていく事業に取り組むことを発表。その後コロナ禍の影響もありやや立ち遅れていたが、第一回目の担当者ベースの会議が11月4日にスタートいたしました。
東洋町には日本を代表する透明度の高い清流のひとつで、鮎やアマゴなどが棲息する豊かな生態系を育む「野根川」(徳島県海陽町から東洋町を経て太平洋に流れる全長30Km)が流れ、また、サン・ジャン・ピエ・ド・ポー市にはブラウントラウトなどが棲息する「ニーヴ・ド・ベエロビ川」(仏南西部バスク地方を流れるニーヴ川の三源流のひとつで、全長15Km)という清流が流れています。
今後 両地域は両川を中心に川を通じた文化的、人的、経済的(産品)交流をはかってまいります。
サン・ジャン・ピエ・ド・ポー市は、スペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼のフランス側国境の宿場町としても有名で、この地で休息したのち、巡礼者は難所ピレネー越えに挑みます。
日本との縁も深く、キリスト教を日本に伝えたフランシスコ・デ・ザビエル(1506~1552)の父方の郷里であり、また、第二次大戦後、敗戦で打ちひしがれていた日本人を勇気づけた日仏学院院長であったカンドウ神父(ソーヴール・カンドウ(1897~1955))の故郷でもあります。
*本事業は、フランス・バスク地方のサン・ジャン・ピエ・ド・ポー市と高知県東洋町が地域活性化を目的に推進していく国際交流の一環としてスタートいたしました。
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