komham、渋谷区実施のごみ減量実証事業に参画。渋谷区民限定で実証事業パートナーを募集

https://shibuya.komham.jp/

株式会社komham（本社：札幌市厚別区、営業所：東京都渋谷区、代表取締役：西山すの）は、独自開発した微生物群「コムハム」を使用した生ごみ処理技術を、渋谷区が進める環境に配慮した生ごみ処理実証事業へ提供することとなりました。
本実証実験では、「コムハム」が入ったボックスを、渋谷区内に設置し、家庭から排出される生ごみをボックス内の微生物に処理させる拠点として運用します。今回、設置される場所は、渋谷区ふれあい植物センター（渋谷区東）です。環境に配慮し処理することはもちろん、生活者・事業者の利便性を担保し、処理できる仕組みづくりを目指します。
また、本実証事業と並行して、渋谷区内に本社を置くサッポロ不動産開発株式会社、東急不動産株式会社協力のもと、恵比寿ガーデンプレイス、東急プラザ表参道原宿にもコムハムコンポストを導入します。同施設内の飲食店から排出される生ごみ処理もスタートさせ、渋谷区の生ごみを民間と行政が共に協力し削減を目指していきます。

※Shibuya sharing compostは実証事業における仮称です。

今回使用するコンポストは、生ごみを高速処理できる微生物群「コムハム」が入ったボックス（コムハムコンポスト）を区内に設置し、住民のみなさまに使っていただく共有型コンポストです。自宅で排出された生ごみを近隣のコムハムコンポストへ持参し、ボックスに生ごみを投下後、レバーを回し運用します。普段燃やされている生ごみが「コムハム」の餌となり、環境にやさしく分解処理できます。

▼ 実施背景
弊社は、燃やさず、環境にやさしく、できるだけ便利な生ごみ処理方法を模索しています。また、東京都の埋立地の寿命が残り50年と言われている中、渋谷区も生ごみを焼却せず、環境へ配慮した新たな仕組みづくりを探していました。しかし、コンポスト処理の課題として、環境に配慮し生ごみ処理ができても、その後、生成された堆肥を受け入れてくれる畑が都心には少ないことがあげられます。「コムハム」の場合、堆肥は作らず98%は水と二酸化炭素に分解できる特徴があるため、渋谷区では、弊社技術を使用した実証事業を実施するに至りました。
あわせて、渋谷区内に本社を置く、サッポロ不動産開発株式会社、東急不動産株式会社にも賛同いただき、コムハムコンポストを恵比寿ガーデンプレイス、東急プラザ表参道原宿へ導入することが決まりました。2社の協力により、効果検証を加速させ、今後よりアップデートされた技術提供ができるよう尽力します。

▼ 実証事業パートナー募集要項
コンポスト設置場所：渋谷区ふれあい植物センター（東京都渋谷区東二丁目25-37）
対象：ふれあい植物センターまで生ごみを持参いただける区民の方
(主に、広尾一丁目・広尾三丁目・渋谷二丁目・渋谷三丁目・渋谷四丁目・東一丁目・東二丁目・東三丁目・東四丁目 にお住まいの方)
募集パートナー数：15世帯（世帯人数は問いません。単身世帯もウェルカムです。）
実証期間：2021年10月10日〜2021年12月
募集開始：2021年9月14日
募集締切：2021年10月4日
事前説明会：2021年10月9日（渋谷区ふれあい植物センターで開催予定）
運用開始：2021年10月10日

▼ 「コムハムコンポスト」設置場所一覧
【渋谷区拠点回収実証事業】
・渋谷区ふれあい植物センター（2021年10月設置予定）

【渋谷区食品廃棄物の減量実証】
・特別養護老人ホーム渋谷区あやめの苑・代々木

【その他】
・渋谷区立加計塚小学校
・恵比寿ガーデンプレイス（2021年10月設置予定）
・東急プラザ表参道原宿（2021年10月設置予定）

■ komhamについて（https://komham.jp/）
「あらゆる人が 持続可能な選択をしたくなる未来をつくる 」をミッションに掲げ、有機性廃棄物を高速分解/減容する能力を持つ微生物群「コムハム」の研究と、その研究技術を用いたバイオマスリサイクルシステムを、食品ロスや家畜糞尿の処理に困っている事業者へ提供しています。また、有機性廃棄物の処理技術提供にとどまらず、弊社技術を応用したサービスや商品の開発を行い、だれもが意識せずとも環境にやさしい暮らしができるインフラ作りを目指しています。

会社名：株式会社komham
本店：札幌市厚別区下野幌テクノパーク1丁目1-10-211号
営業所：東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階B 代官山TOKO
代表者：代表取締役 西山すの
設立：2020年1月