24時間対応の在宅医療提供体制の確保に向けて、沖縄県に在宅医療専門のクリニックを開設/首都圏にて2クリニックを運営支援~医療法人社団悠翔会~
首都圏で最大規模の在宅医療を提供する医療法人社団悠翔会(本部:東京都港区、理事長:佐々木淳)は、2021年5月1日、高齢化と医療過疎の進む沖縄本島・南部地域に在宅医療専門クリニックを開設するとともに、首都圏において2つの診療所の運営支援を開始しました。
超高齢化の進行により、要介護高齢者が急増しています。また、がんの生涯罹患率も上昇、がんで亡くなる人も増え続けています。現在、日本では約8割の方が病院で亡くなっていますが、すでに病院での看取りは限界を迎えており、今後も続く死亡者の増加に対し、在宅での看取り体制の強化も急がれています。
医療法人社団悠翔会は2006年に東京・千代田区に最初の在宅医療専門クリニックを開設。以来、〔患者の価値観を中心とした医療〕を提唱し、現在は、首都圏に17の診療拠点を展開、76名の医師が常時6000人の患者さんに24時間体制の在宅総合診療を提供しています。精神科や皮膚科などほぼ全診療科を網羅。認知症ケア、緩和ケア、リハビリ、歯科・口腔ケア、栄養ケアを含む包括的な支援体制を構築し、これまでに2万人を超える患者さんの人生に伴走してきました。昨年は約1200人の患者さんの人生の最期に臨席、うち約800名の方をご自宅でお看取りしています。
首都圏をはじめ、都市部では在宅医療の提供体制は整いつつあります。しかし、いまだに在宅医療(在宅療養支援診療所)のない基礎自治体が約2割も存在します。これらの地域の多くは超高齢化が進み、在宅医療のニーズが非常に高いにも関わらず、同時に人口減少という課題を抱え、新規の医療機関の開設が期待しにくい状況でもあります。悠翔会は今後、これらの「在宅医療過疎地域」に積極的に診療拠点を開設、医師などの限られた医療資源を大都市部と共有しつつ、それぞれの地域の実情に応じた持続可能な在宅医療提供体制の実現を支援してまいります。
日本の地域医療のもう一つの課題は「一人開業医」が多いこと、そして開業医の高齢化です。
日本の在宅医療は、個々の開業医の責任感と自己犠牲で辛うじて成り立っているのが実情です。しかし、在宅医療に求められる24時間対応は、特に高齢医師にはハードルが高く、また医師一人では持続可能性の担保が困難です。
悠翔会は、地域医療を担う開業医の診療やクリニック運営をバックアップすることで、それぞれの地域の在宅医療提供体制の安定化をサポートします。また、長年、地域医療の拠点となってきた診療所の運営を支援・承継し、そこに在宅医療の機能を付加することで、高齢化に伴う地域ニーズの変化に応えてまいります。
【各クリニックの概要】
■沖縄県南風原町/くくるホームケアクリニック南風原
超高齢化と医療過疎化が同時に進行する沖縄本島の南部地域に24時間体制の在宅医療を提供するために開設。緩和ケア・精神科を含む常勤医師2名体制で診療を開始しています。開設から2週間で、すでに40名の患者支援を開始、2名を在宅でお看取りしています。
■東 賢志院長より
これまで大学病院等で麻酔学や緩和医療学を専門として学ぶ一方、在宅医療に接する機会を頂き、10年以上携って参りました。多くの患者さんを訪問するなかで、住み慣れた場所で生活を続けながら療養することが、その人らしさを失わないために必要であるということを感じました。患者さんは様々な疾患や障害を抱えながら、一人ひとり異なる物語を持っています。患者さんが最期までその物語の主人公であり続けられるように、在宅医療を通してサポートしていきたいと考えています。
今回、沖縄県南風原町でクリニックを開設するにあたり、これまでの経験を生かしつつ、沖縄独自の文化や価値観に合うような在宅医療を、患者さん、そして患者さんを支えるご家族や多職種の方たちと一緒につくっていきたいと考えています。
※「くくる」とは沖縄の言葉で、「心」の意味です。
住所:〒901-1104 沖縄県島尻郡南風原町字宮平87
TEL:098-882-7250/FAX:098-882-7251
訪問エリア:南風原町・豊見城市・糸満市・八重瀬町・南城市・与那原町・那覇市、浦添市・西原町の一部
診療開始:2021年5月1日
URL:http://www.yushoukai.jp/clinic/haebaru/
■神奈川県藤沢市/ココロまち診療所
総合診療医である片岡侑史院長が個人開業した在宅療養支援診療所。地域住民との交流を含め、理想的な運営が行われていたが、常勤医師1名であることから、持続可能性と診療の質を担保するため、基本理念を同じくする医療法人社団悠翔会のチーム在宅医療の一員として参加されることに。
■片岡 侑史院長より
苦痛や不安を取り除いて安心してもらうこと、人生を制限するような関わりをしないこと。そして、訪問をココロまちにしてもらえることを目標にして診療しています。
住所:〒252-0821 神奈川県藤沢市用田2672
TEL:0466-77-9426/FAX:0466-54-9499
訪問エリア:藤沢市(北部)、綾瀬市(南部)
診療開始:2021年5月1日
URL:https://cocoromatch-clinic.org/
■千葉県流山市/悠翔会在宅クリニック流山
院長の高齢化に伴い、管理者の交代と外来診療の継続を行うとともに、患者の高齢化に合わせて在宅医療をスタートしたいというご要望をいただき、2021年5月より医療法人社団悠翔会にて運営を承継。外来診療を継続するとともに、24時間体制の在宅医療の提供を開始。
■白石 貴久院長より
患者さんのお身体だけでなく、療養環境についてご家族と一緒に考え、一人ひとりの生活に合わせ、その人らしく生きられるようなお手伝いができればと思っております。住み慣れた家で、家族に囲まれての療養生活を望まれる患者さんと、ご家族が、安心して穏やかに暮らせるよう、病気のこと、心配なことを相談できる関係を築いていきたいと思います。
住所:〒270-0101 千葉県流山市東深井948
TEL:04-7168-0542/FAX:04-7168-0543
訪問エリア:流山市・野田市・柏市・松戸市
診療開始:2021年5月1日
URL:http://www.yushoukai.jp/clinic/nagareyama/
【医療法人社団悠翔会(http://www.yushoukai.jp/)について】
医療法人社団悠翔会は、首都圏近郊に17拠点(東京都8、埼玉県3、神奈川県2、千葉県4)ならびに沖縄県に1拠点の全18拠点にて、約6,000名の在宅患者さんへ24時間対応の訪問診療を行っています。「チーム在宅医療」の理想を追求し、超高齢化した首都圏、ならびに医療資源の少ない地域で暮らす人々を支えます。最期まで自宅で過ごしたいと願うすべての人の想いに応えるため、介護事業者の方々とも協力しながら、「安心できる生活」「納得できる人生」の実現に向けて全力でサポートします。
■本件に関するお問い合わせ先
医療法人社団悠翔会 広報担当メール:pr@yushoukai.jp
医療法人社団悠翔会は2006年に東京・千代田区に最初の在宅医療専門クリニックを開設。以来、〔患者の価値観を中心とした医療〕を提唱し、現在は、首都圏に17の診療拠点を展開、76名の医師が常時6000人の患者さんに24時間体制の在宅総合診療を提供しています。精神科や皮膚科などほぼ全診療科を網羅。認知症ケア、緩和ケア、リハビリ、歯科・口腔ケア、栄養ケアを含む包括的な支援体制を構築し、これまでに2万人を超える患者さんの人生に伴走してきました。昨年は約1200人の患者さんの人生の最期に臨席、うち約800名の方をご自宅でお看取りしています。
首都圏をはじめ、都市部では在宅医療の提供体制は整いつつあります。しかし、いまだに在宅医療(在宅療養支援診療所)のない基礎自治体が約2割も存在します。これらの地域の多くは超高齢化が進み、在宅医療のニーズが非常に高いにも関わらず、同時に人口減少という課題を抱え、新規の医療機関の開設が期待しにくい状況でもあります。悠翔会は今後、これらの「在宅医療過疎地域」に積極的に診療拠点を開設、医師などの限られた医療資源を大都市部と共有しつつ、それぞれの地域の実情に応じた持続可能な在宅医療提供体制の実現を支援してまいります。
日本の地域医療のもう一つの課題は「一人開業医」が多いこと、そして開業医の高齢化です。
日本の在宅医療は、個々の開業医の責任感と自己犠牲で辛うじて成り立っているのが実情です。しかし、在宅医療に求められる24時間対応は、特に高齢医師にはハードルが高く、また医師一人では持続可能性の担保が困難です。
悠翔会は、地域医療を担う開業医の診療やクリニック運営をバックアップすることで、それぞれの地域の在宅医療提供体制の安定化をサポートします。また、長年、地域医療の拠点となってきた診療所の運営を支援・承継し、そこに在宅医療の機能を付加することで、高齢化に伴う地域ニーズの変化に応えてまいります。
【各クリニックの概要】
■沖縄県南風原町/くくるホームケアクリニック南風原
超高齢化と医療過疎化が同時に進行する沖縄本島の南部地域に24時間体制の在宅医療を提供するために開設。緩和ケア・精神科を含む常勤医師2名体制で診療を開始しています。開設から2週間で、すでに40名の患者支援を開始、2名を在宅でお看取りしています。
■東 賢志院長より
これまで大学病院等で麻酔学や緩和医療学を専門として学ぶ一方、在宅医療に接する機会を頂き、10年以上携って参りました。多くの患者さんを訪問するなかで、住み慣れた場所で生活を続けながら療養することが、その人らしさを失わないために必要であるということを感じました。患者さんは様々な疾患や障害を抱えながら、一人ひとり異なる物語を持っています。患者さんが最期までその物語の主人公であり続けられるように、在宅医療を通してサポートしていきたいと考えています。
今回、沖縄県南風原町でクリニックを開設するにあたり、これまでの経験を生かしつつ、沖縄独自の文化や価値観に合うような在宅医療を、患者さん、そして患者さんを支えるご家族や多職種の方たちと一緒につくっていきたいと考えています。
※「くくる」とは沖縄の言葉で、「心」の意味です。
住所:〒901-1104 沖縄県島尻郡南風原町字宮平87
TEL:098-882-7250/FAX:098-882-7251
訪問エリア:南風原町・豊見城市・糸満市・八重瀬町・南城市・与那原町・那覇市、浦添市・西原町の一部
診療開始:2021年5月1日
URL:http://www.yushoukai.jp/clinic/haebaru/
■神奈川県藤沢市/ココロまち診療所
総合診療医である片岡侑史院長が個人開業した在宅療養支援診療所。地域住民との交流を含め、理想的な運営が行われていたが、常勤医師1名であることから、持続可能性と診療の質を担保するため、基本理念を同じくする医療法人社団悠翔会のチーム在宅医療の一員として参加されることに。
■片岡 侑史院長より
苦痛や不安を取り除いて安心してもらうこと、人生を制限するような関わりをしないこと。そして、訪問をココロまちにしてもらえることを目標にして診療しています。
住所:〒252-0821 神奈川県藤沢市用田2672
TEL:0466-77-9426/FAX:0466-54-9499
訪問エリア:藤沢市(北部)、綾瀬市(南部)
診療開始:2021年5月1日
URL:https://cocoromatch-clinic.org/
■千葉県流山市/悠翔会在宅クリニック流山
院長の高齢化に伴い、管理者の交代と外来診療の継続を行うとともに、患者の高齢化に合わせて在宅医療をスタートしたいというご要望をいただき、2021年5月より医療法人社団悠翔会にて運営を承継。外来診療を継続するとともに、24時間体制の在宅医療の提供を開始。
■白石 貴久院長より
患者さんのお身体だけでなく、療養環境についてご家族と一緒に考え、一人ひとりの生活に合わせ、その人らしく生きられるようなお手伝いができればと思っております。住み慣れた家で、家族に囲まれての療養生活を望まれる患者さんと、ご家族が、安心して穏やかに暮らせるよう、病気のこと、心配なことを相談できる関係を築いていきたいと思います。
住所:〒270-0101 千葉県流山市東深井948
TEL:04-7168-0542/FAX:04-7168-0543
訪問エリア:流山市・野田市・柏市・松戸市
診療開始:2021年5月1日
URL:http://www.yushoukai.jp/clinic/nagareyama/
【医療法人社団悠翔会(http://www.yushoukai.jp/)について】
医療法人社団悠翔会は、首都圏近郊に17拠点(東京都8、埼玉県3、神奈川県2、千葉県4)ならびに沖縄県に1拠点の全18拠点にて、約6,000名の在宅患者さんへ24時間対応の訪問診療を行っています。「チーム在宅医療」の理想を追求し、超高齢化した首都圏、ならびに医療資源の少ない地域で暮らす人々を支えます。最期まで自宅で過ごしたいと願うすべての人の想いに応えるため、介護事業者の方々とも協力しながら、「安心できる生活」「納得できる人生」の実現に向けて全力でサポートします。
■本件に関するお問い合わせ先
医療法人社団悠翔会 広報担当メール:pr@yushoukai.jp
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