AquaKote™を新型コロナウイルス抗ワクチン輸送⽤包材として採⽤

強度・耐水性に優れ、環境にも優しい板紙AquaKote™のバイアルトレイ導入により、輸送・作業効率が向上

新型コロナウイルス抗ワクチン輸送⽤包材として当社の板紙AquaKote™が53の⾃治体で採⽤

グラフィック・パッケージング・インターナショナル株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社⻑：権藤嘉江⼦）は、当社の板紙AquaKote™が⽶国ファイザー社製の新型コロナウイルス抗ワクチン輸送⽤包材として採⽤されたことをお知らせいたします。

段ボール・板紙・包装のリーディングカンパニーであるレンゴー株式会社の協⼒により開発された本製品は、各地⽅⾃治体内で新型コロナウィルス抗ワクチンを保冷輸送兼保管するために使⽤されており2021年7⽉時点で53の⾃治体で採⽤されています。

厚⽣労働省から各⾃治体に配られる保冷バッグに備えられたバイアルトレイは、繰り返し使うことを想定されていますが、実際には数に限りがあり、接種会場の多い⾃治体ではバッグやトレイをそのまま置いて帰ると不足してしまうなどの課題がありました。また、温度管理*がシビアなワクチンバイアルを裸のまま⼿渡しすることは管理上の問題があること、解凍後の保管期限*が決められているため、解凍日を明示させたいといったニーズもありました。

*超低温冷凍(-75±15℃）の保管状態、解凍後は5日以内に接種

本製品は、ビールの6⽸パックで実績のある強度・耐⽔性に優れた板紙AquaKote™で作られており、少ない量を多くの会場に輸送し、安全に受け渡しすることが可能です。また、必要な時に簡単に組み⽴てが可能なため、保管スペースを抑えることができ、トレイにマジックなどでメモ書きすることもできます。使⽤後は古紙として廃棄できますので、環境にも配慮された製品となります。

※本製品に使⽤された板紙のAquaKote™について

AquaKote™は、100%バージンパルプで造られた強度・耐⽔性に優れた板紙です。パルプの原料は針葉樹のため、特に引裂き強度に優れています。 蛍光染料不使⽤、⽶国FDA（アメリカ⾷品医薬品局）から⾷品に直接接触する紙としての認可も受けております。 また、ヨーロッパの厳しい安全基準に対応しており⾷品、玩具等の梱包に使⽤する認可も得ています。

 

グラフィック・パッケージング・インターナショナル株式会社
https://www.graphicpkg.jp/