【紙の専門商社 竹尾】2021日本パッケージングコンテストおよび第45回木下賞 入賞

公益社団法人日本包装技術協会主催「2021日本パッケージングコンテスト」「第45回木下賞」において、竹尾が企画した紙製品「FLUTE BOX」「スタッキングペーパーリッド」の2点が入賞いたしました

株式会社竹尾（本社：東京都千代田区、代表取締役社長 竹尾稠）が企画した紙製品2点が、日本包装技術協会が主催する「2021日本パッケージングコンテスト」「第45回木下賞」において入賞いたしました。

「日本パッケージングコンテスト」は、包装におけるデザインからロジスティクスに至るまでのその年の包装の最高峰と優秀群を決定するもの。「木下賞」は日本包装技術協会第二代会長 故 木下又三郎氏の功績を記念して創設され、その年度において、1.包装の研究・開発に顕著な業績をあげたもの　2.包装の改善・合理化に顕著な業績をあげたもの　3.包装の新規分野創出に顕著な業績をあげたものに対して授与されるものです。

 

 

鮮やかな断面を持つ段ボール製ポートフォリオケース「FLUTE BOX」

「2021日本パッケージングコンテスト」日用品・雑貨包装部門賞 入賞。

 

「FLUTE BOX」は、段ボール素材「ファインフルート®」を用いてつくられたポートフォリオケースです。段ボールの3層、上下のライナーとフルート（中芯）の紙色をそれぞれ選べる「ファインフルート」の特色を活かし、ケースの表面はグレー、ケースの中面と段ボールの断面からのぞく色は、鮮やかな青色を選択しています。B3サイズを収納することが可能です。

企画：　　株式会社竹尾
デザイン：高田 唯（Allright Graphics）
印刷加工：株式会社協進印刷
用紙：　　ファインフルート（Eフルート　ミディアムグレー/青/青）

販売場所：竹尾 青山見本帖（東京都渋谷区渋谷4-2-5　プレイス青山1F）

価格：　　1,320円（税込）

 

 

紙カップ用の紙製フタ「スタッキングペーパーリッド」

2021日本パッケージングコンテスト 飲料包装部門賞 入賞。

第45回木下賞 包装技術賞 入賞。

 

紙カップの内側にセットして使う紙製のフタです。プラスチックのフタの代替として考案されました。2006年の竹尾ペーパーショウ（主催：竹尾）でのプロダクトデザイナー柴田文江氏の展示作品を元に、14年の歳月を経て、株式会社日本デキシーの製造により製品化されました。これまで、2019年「COFFEE COLLECTION around 神田錦町 2019」での使用、2020年「DEAN & DELUCA」一部店舗にて試験導入を行いました。

企画：　　株式会社竹尾
デザイン：柴田文江
製造：　　株式会社日本デキシー

 

竹尾では、脱プラスチックをはじめとしたサステナブルな製品パッケージに活用いただける紙素材のご提案を行っています。詳しくはお問い合わせください。

【お問い合わせ先】

株式会社竹尾 営業開発部 新規事業推進チーム

東京都千代田区神田錦町3-12-6

TEL:[phone]

〇ファインフルートとは
ファインフルートは、梱包資材の機能と、豊かな色と質感、美しさを合わせ持つ段ボールです。段ボールは、中芯となる波状の紙「フルート」を、表裏の紙「ライナー」で挟んだ三層構造でできています。フルートとライナーに色数豊富な竹尾のファインペーパーを使用するファインフルートは、色の組み合わせ、段ボールならではの機能と波状の断面により、新たなパッケージ素材の可能性を広げます。

https://fineflutefinemold.com/

 

〇スタッキングペーパーリッドとは
樹脂廃棄による環境負荷が世界中で議論される中、コーヒー業界をはじめファストフードやコンビニエンスストアでは、ストローが樹脂から紙などの代替素材に急激に移行し始めました。一方、より環境負荷が大きいリッドについては、これまで有効な樹脂代替が出ていませんでした。こうした状況に最初の一歩を示そうという趣旨から、柴田文江氏の竹尾ペーパーショウ出品作品をもとに、紙の専門商社の竹尾、紙カップメーカーの日本デキシー、および東京のサードウェーブコーヒー牽引役のひとつである神保町GLITCH COFFEE&ROASTERSが集まり、ものづくりとサービスの端境がない有機的な協議のもとで生み出されました。

https://stackingpaperlid.com/