ここにあるのはカオスな美しさ。「自分はこれが好き」を極めるインテリアTOKYO APARTMENT STORE
【東京・原宿（北参道・千駄ヶ谷）】 インポートインテリアショップNEW OPEN
インテリアリース事業・インテリア販売事業を展開する株式会社ビタミンシーエム（東京都渋谷区・代表取締役 鵜飼健仁）は、インポートインテリアを販売する『TOKYO APARTMENT STORE』【東京・原宿（北参道・千駄ヶ谷）】を2021年10月23日（土）に新規オープンいたします。
【TOKYO APARTMENT STORE】は、テレビ・雑誌などで活躍するインテリアスタイリストや美術の方々に、インポート、ヴィンテージ家具・雑貨等のリースや販売を行う株式会社VitaminCMが手掛ける新コンセプトのインテリアショップです。イタリア、フランス、NYをはじめ世界中から”カオスな美しさ”をテーマに集められた個性的で刺激的な家具やインテリアグッズが集められています。
日本でもツインピークス等で知られる映画界の鬼才、デヴィッド・リンチ監督が2000年からパリの石版画工房「idem」にて制作を続けている、リトグラフも販売いたします。映画と同様、ダークで幻想的な世界を堪能できる版画作品です。
ショップ概要：TOKYO APARTMENT STORE
渋谷区千駄ヶ谷 3-51-10 TEL：03-6447-1609
副都心線「北参道」より徒歩 6 分／JR 山手線 原宿駅「竹下口」より徒歩 8 分
地図： https://bit.ly/3l7kub3
OPEN日時：
10 月 23 日（土） 11:00am OPEN（20:00pm CLOSE）
通常営業時間 12:00am～20:00pm（年中無休）
STAFF
Creative Director 鵜飼健仁 / PR Director 水野和佳
店長 札 祐人 / スタッフ 佐藤 円
PRESS / マネージャー モリス 亜希子 / 柳 礼子
株式会社ビタミンシーエム CEO クリエイティブディレクター東京生まれ。 18 歳より漫画家を目指し、NewYorkに２年間在住。現地紙でカトゥーニスト（一コマ漫画家）として活動し、帰国後は広告アートディレクター＆TVCM プランナーとして活躍。「伊藤園おーいお茶」「森永おっとっと」等多数。「ベビースターラーメン」でACC TOKYO CREATIVITY AWAREDS受賞。クリエイティブ作品を手掛けると同時に、ヴィンテージ家具や雑貨を国内外からセレクトしたリースショップや撮影スタジオなどを運営する。
運営店舗： AWABEES／ TITLES／UTUWA ／ARRISASTUDIO／TOKYO APARTMENT STORE
～Concept Story～
ここにあるのはカオな美しさ。「自分はこれが好き」を極めるインテリア
「なにこれ？」って言われたい
この秋、今までにないインテリアショップが誕生します。場所は原宿のはずれ、明治通り沿い。店の名は、 TOKYO APARTMENT STORE（トウキョウ・アパートメント・ストア）。
作られた時代も、テイストも、色彩もごちゃ混ぜのカオスな部屋は「可愛い、すてき、って言われたくない。なにこれ？って言われたい。100 人の内98 人にはそっぽをむかれるかもしれない。でも２人には最高！と言ってもらえる。そんな店を作りたかったんです」と店主であるクリエイティブディレクターの鵜飼健仁。
“物語”を知るともっと好きになる
鵜飼が語ります。「世の中にあるほとんどのものは、消費されて消えていくでしょう？
車も家電もみんな使い捨て。でもヴィンテージ家具だけは、100年前に作られたものが、いまだに実用品として使い継がれている。
これはすごいことだぞ、とヨーロッパに買い付けに行くようになって痛感しました。さらにわかったのは、デザインもよくて、パワフルでかっこいいものには、そうあらしめる理由があるということ。作られた背景をイメージしたり、そこに介在する“物語”を知ると、『そうだったんだ！』って、ものがますます光り出す。自分の中でね。それでいいと思うんです。
インテリアは自分中心でいい。自分が好きならそれでいいんです。センスがいい、と人に思われなくても、知的に見られなくても、美しい、かっこいい！と自分が感じるものに囲まれて暮らすのが最高でしょう？だから既存のインテリアショップの『これが 今いいんですよ』という押し付けがましさにウンザリしていた。
もっと自由でいいじゃない？そう言いたくて自分で店を作ったんです」
その男、 饒舌につき……
家具に秘められた“物語”とは何か。TOKYO APARTMENT STOREで鵜飼に尋ねれば、彼は嬉々として話し始めるでしょう。
「たとえばこの椅子、ボーエ・モーエンセンのスパニッシュチェアです。
ヴィンテージ スパニッシュチェア
モーエンセンは1912 年生まれのデンマークのデザイナーで、彼の親友に同い年生まれのハンス・J・ウェグナーという有名デザイナーがいます。ふたりは同じ工芸学校に通い、一緒にアパートをシェアしようぜ、っていうぐらい仲がよかった。
ところが学校を出た瞬間に、このふたりの若者の人生が大きく変わってしまう。
ウェグナーはなんと、建築界の長嶋茂雄こと、スーパースターのアルネ・ヤコブセンの事務所に入れた。一方のモーエンセン君は就職先が見つからなかったのか、もうひとつ上の学校へ進学した。かたやエリートコースをまっしぐら。かたやまだ学生。
ここで大きな差がついた。さらにウェグナーは立て続けに家具のヒット作 を出していく。モーエンセンは卒業後は教鞭をとったりしていたけれど、家具デザイナーとしてはとにかくパッとしない。
そんなモーエンセンが 1959 年に発表したのが、このスパニッシュチェアなんです。
この椅子ひとつで、不遇な時代を過ごしていた彼が、ウェグナーと肩を並べるぐらいの有名デザイナーになってしまった。野球で言うと、無名の選手が9回の裏ツーアウト満塁で出てきて、敵のエースから逆転満塁ホームランを打っちゃった、みたいな会心のあたりがスパニッシュチェアだった。と、 まあ、以上の話は私の妄想混じりの話なので、エンターテイメントとして聞いておいてください」。
で、当のスパニッシュチェアの魅力とは？
「革と木を組み合わせたデザインで、当時はこんな発想はどこにもなかったんです。背部と座面に張った厚手の１枚革が使うほどに柔らかくなって体に馴染んでいく。幅広の肘掛けは、ウイスキーのグラスを置いたりするのにジャストサイズ。
モーエンセンはスペインの伝統的な様式からインスパイアされて、このスパニッシュチェアを自分で使うために作ったそうです。“王様の椅子”だと私は感じるんですね。ゆっくりお酒を飲みながら本を読んだり、思索する時間のための椅子。自分が家でひとりでくつろぐのに、こんなにモダンで美しくてリラックスできる椅子はないんじゃないか、って」
自由で大らかなインテリアと暮らそう
こんなふうに椅子ひとつとっても、TOKYO APARTMENT STOREにあるものは、深く面白く魅力的な“物語”を秘めています。雑貨もしかり。
左：リチャード・ジノリ「ネプチューンの旅」コースター4枚セット
右：リチャード・ジノリ「ネプチューンの旅」マグカップ
個店としての取り扱いは初めてになる、リチャード・ジノリのイルヴィアッジョディネットゥーノ（ネプチューンの旅）は、注目の若手デザイナー、ルーク・エドワード・ハルによる陶器シリーズ。ルークは、かつてジノリのディレクターをしていたアレッサンドロ・ミケーレ（現グッチ・クリエイティブディレクター）や画家のマチスをリスペクトしつつ、「好きなんだからいいじゃない」とばかりに彼らの影響をもろに作品に反映させる、大らかでポジティブな次世代アーティストです。 ちなみにヨーロピアントラディショナルとストリートを融合させ、グッチのイメージを一新してしまったアレッサンドロ・ミケーレは、「頭の中にある美しいものに対する考え方が自分と一緒」と鵜飼健仁が勝手にシンパシーを抱いている人物。
「美しいものかっこいいもの、素晴らしいものには、国や時代やテイストを超えた圧倒的な力があります。それらが混在するカオスにこそ、美しさや枠にとらわれない自由がある気がする。わがままに生きましょう。欲しいけれど、この世にないものは自分で作ればいい。ロココ調の屏風（パ ーテーション）や、アメリカから取り寄せたゼブラ柄のファブリックで覆ったヴィンテージのソファは当店オリジナルです。よそにはないものがあります。
あなただけの宝物を見つけに、どうぞTOKYO APARTMENT STORE へいらしてください」
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