【株式会社 テクノツリー】ＡＧＣ鹿島工場にXC-Gate.PLCを導入

～PLCデータの活用と現場帳票の電子化でDX推進に寄与～

株式会社テクノツリー（本社：兵庫県明石市、代表取締役：木下 武雄、以下 テクノツリー）は、ＡＧＣ株式会社（以下 ＡＧＣ）の鹿島工場でPLCデータの活用ソリューション「XC-Gate.PLC (エクシーゲート・ピーエルシー)」を導入したことをお知らせします。

＜背景と課題＞
樹脂の加工工程では、生産計画をもとに、上位サーバーからロット番号を取込み、各製造プロセスを経て製品がつくられます。
導入前は、運転データ（流量、温度、圧力や設備情報）は紙であったため、採取やデータ整理に多くの時間を要しました。

＝課題＝

• 現況を把握するのに現場に出向く必要がある。
• 工程ごとの記録が紙のままのため、トラブル発生時のデータ確認に時間がかかる。
• 分析データの傾向が把握しにくい。
• 生産管理、品質管理、設備管理、日報などデータを把握するのに管理業務を徹底し、効率化を図るような手段を用いなければならない。

＜導入内容および課題解決＞
課題解決においては、「XC-Gate.PLC」（現場サーバー）とOPCサーバーや統合PLCとの連携によって生産状況や工程ごとの運転データをロットで管理できるようにシステム構築しました。

＜システム全体イメージ＞

XC-Gate.PLC(エクシーゲート・ピーエルシー)について
PLC・シーケンサーが持つ各種機械の情報(稼働状況・試験装置データ・センサー情報など)と「XC-Gate」(紙をPCとタブレットや大型スクリーンで電子化するツール)の機能が連携した、機械と人の情報を組み合わせることができる、工場の見える化ツールです。
製品サイト http://tt-websolution.jp/xc-gate/outline/xc-gate_plc/