アートと香水の未来を紡ぐ「STREET 3.0 TALK PROGRAM」にヘチマのインテリアブランド「LUFU」が協力ブランドとして参加
2023年12月24日、グランフロント大阪 北館にて、「Study:大阪関西国際芸術祭 vol.3」の一環として「STREET 3.0 TALK PROGRAM」が開催されました。このイベントは、アート、香水、デザインという3つの異なる分野のエキスパートたちが集結し、それぞれの分野の未来について深い議論を交わす場となりました。
未来指向のディスカッション:異分野のエキスパートたち
トランスヒューマニズム、ポストアントロポセン、クォンタムコンシャスネスを基盤とした「人類以降のアート(ART AFTER HUMAN)」プロジェクトを手掛けるAPディレクター、緑川雄太郎氏がコーディネーターとしてイベントを企画。ニッチフレグランスセレクトショップ「NOSE SHOP」代表の中森友喜氏や、デザイナー/アーティストの進藤篤氏らがパネリストとして参加し、アートと香水の融合について熱い議論を展開しました。
新たな香りの楽しみ方:「LUFU」のアイテムと香水を展開
会場では、進藤篤氏がデザインを手掛けるヘチマのインテリアブランド「LUFU」より、インテリアオブジェ「YULA」が、緑川氏セレクトの香水とともに展示されました。富山県射水市産の無農薬・無漂白ヘチマを使用した本製品は、香りを吹きかけることでフレグランスディフューザーとしてもお楽しみいただけます。
日本の伝統との対話:「道」の概念への深い洞察
トークイベントの後半では、日本の伝統的な「道」の概念に焦点を当て、その深い意味について参加者と共に探求しました。トークセッション終了後の展示ブースでは、「LUFU」と芸術性の高い香水を囲み、さまざまな議論が繰り広げられ、参加者たちは新たな視点でアートと香水の世界を探究しました。
天然素材ヘチマの新たな展望
天然素材であるヘチマの持つ特性を空間軸で引き出し、上質なひとときを提供する「LUFU」のアイテム。そこに香りが掛け合わさることで、別次元へと誘う新しい兆しが現れます。このイベントを通じて、伝統と革新が融合したアートパフューマリーの可能性が見出され、インスピレーションの広がる場となりました。アートと香水のもたらす芸術的表現の地平は、今後重要な役割を果たすことでしょう。
[登壇者] *トークイベントは終了いたしました
中森友喜|Tomonobu Nakamori(NOSE SHOP代表)
世界各国のニッチフレグランスを紹介する香水のセレクトショップ「ノーズショップ」を設立。取り扱うすべての香水のセレクトとストーリーの翻訳を手掛け、その取り扱い品種の幅広さと香水文の翻訳量は日本随一を誇る。
進藤篤|Atsushi Shindo(デザイナー / アーティスト)
「LUFU」ブランドアイテムのデザインを担当。インテリアデザイナーとしてホテル・オフィス・大型商業空間等を設計する傍ら、個人プロジェクトとして身近な素材を見つめ直し、新たな価値観や美の根源を探る。
緑川雄太郎 | Yutaro Midorikawa(アートディレクター)
トランスヒューマニズム、ポストアントロポセン、クォンタムコンシャスネスをベースに、人類以降のアート「ART AFTER HUMAN」に関するプロジェクトを企画。APディレクター。
LUFU
「ヘチマと過ごす、上質な時間」をテーマにするインテリアブランド。富山県射水市にて40年以上、持続可能な農業を実践し、無農薬、無漂白のこだわり抜かれたヘチマを栽培。収穫後、加工・製造を一貫して行う。豊かな水が育んだ柔らかな質感が特徴。
有限会社へちま産業
富山県射水市にて40年以上、持続可能な農業を実践し、無農薬・無漂白のこだわり抜かれたヘチマを栽培。収穫後、加工・製造を一貫して行う。豊かな水が育んだ目の美しさと、柔らかな質感が特徴。スキンケア・日用品を手がける「へちまここち」、インテリアブランド「LUFU」を展開する。
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