〈最新2022ランキング〉鹿児島の人気特産品ベスト10!
キーワードは観光の復活! 注目ジャンルはさつま芋商品・お餅&おまんじゅう
中小企業・小規模事業者の経営支援を行う鹿児島県商工会連合会(鹿児島市名山町9-1、会長 森義久)は、鹿児島県内の繁華街・天文館で運営する「かごしま特産品市場・かご市」における、2022年人気特産品ランキングを発表いたしました。
県内一円から集まった約1400アイテムの中から上位ランクインした商品は、鹿児島らしい定番商品に加え、初めてベスト10入りした新顔商品や、コロナ禍から3年目となった今年の新しい動きを感じさせるものとなりました。
※商品はすべて天文館「かご市」にて取り扱っております。
【今年の見どころ】
- 1位「まるぼうろ」、2位「ラ・エスプリ生ドレッシング」は前年から変わらず2強。
- 「加治木まんじゅう」、「両棒餅(ぢゃんぼもち)」が前年に続きラインクイン。13位に「けせんだんご」、15位に「あくまき」もランクインしており、全般的に餅・まんじゅうが順位をアップ。
- 前年、飛ぶように売れはじめた「赤鶏さつまハラミ炭火焼」が11位から5位に!ベスト10入り。
- 久々に水産加工品である練り物「魚っち」がベスト10にランクイン。鹿児島と言えば「さつまあげ」ですが、これはさつまあげとは異なる、新タイプの練り物商品です。
- ラーメンは前年ベスト10に1品の所、今年は2品のランクイン。コロナ禍入りの2020年から毎年のようにラーメンジャンルは売上伸ばしています。
▶▶▶ランキングにみる今年のトレンド~ジャンル別▶▶▶▶▶▶▶▶
【1:お土産商品の復活~観光客が戻ってきた!】
箱入り菓子・ラーメンなど、主としてお土産用でお買い求めいただくことが多い「お土産ジャンル」。コロナ禍の観光客減少の影響を大きく受けていましたが、今年はコロナ禍前の2019年を超える勢いとなっています。
コロナ禍の反動なのか、ゴールデンウイーク後の5月から観光客のご来店が増え、全国旅行支援がはじまった10月からはさらに増加している状況です。
注目したいのは箱入り菓子の動き。コロナ禍を超え大幅に伸びています。特に箱菓子は「旅行のあと知り合いや会社で配る」用途が多いことから、旅行後のお土産コミュニケーションも復活しつつある様子がうかがえます。
【2:店舗からの商品発送も増加~地元客も観光客も】
かご市店舗からの宅配便利用も大幅に増加しています。
コロナ禍では、いったん来店客減の影響で減少しましたが、2021年になると宅配便利用が増加。鹿児島に帰省できない家族・親戚・友人等に向け、地元鹿児島の方が県外に発送をするケースが増えました。
今年は地元鹿児島の方の宅配便発送は変わらず増加し、さらに観光客の方がお土産等を発送するケースが加わり、宅配便利用が急増しています。
【3:さつま芋商品、大躍進!~「鹿児島と言えば“さつま芋”」をブームが後押し】
今年、もっとも注目したいのは「さつま芋系の商品」。干し芋・芋けんぴ・チップス・甘納豆・グラッセ・焼菓子・お土産箱菓子・ペースト商品など幅広い品ぞろえがあり、お好みによって選べる多様さもさつま芋ならでは。
下表はさつま芋系商品内での人気ランキング、芋けんぴ・干し芋・お土産・生いもがランクイン。
焼き芋専用店やフェスティバルの開催など全国的にもさつま芋ブームと言われていますが、食物繊維が豊富で「からだにやさしいおやつ」というイメージも健康志向と結びつき後押しになっています。
地元鹿児島の方はもちろん、今年戻ってきた観光客の方は「鹿児島を代表する特産品=さつま芋」というイメージをお持ちで、さつま芋系商品の購入につながっています。
【4:お餅・おまんじゅう~地スイーツおやつの定番化】
ベスト10にランクインした加治木まんじゅう・両棒餅以外にも、「けせんだんご、あくまき、よもぎ餅」など鹿児島の地スイーツともいえる懐かしい味が売行き好調です。
地元の方には地スイーツのおやつが習慣化している様子があり、観光客の方々は「ローカル発見」的な形でお買い求めいただいている様子。
コロナ禍の行動制限の後、久しぶりの旅行では「その地ならでは」のものを食べたい!探したい!という気持ちがあるのかもしれません。
【店舗情報】
鹿児島一番の繁華街・天文館に開設された鹿児島県商工会連合会運営の「鹿児島の特産品アンテナショップ」。
鹿児島県下の全38商工会地域から集まった選りすぐりの特産品約1,400種類以上を販売。
平成26年6月にオープン。
鹿児島のお肉、魚、野菜、果物、畜産・水産・農産加工品、郷土菓子、焼酎、工芸品等を品揃え。
その地域でしか流通しない隠れた逸品やローカルフードとの新しい出会いや発見がある売場。
〇店舗名:かごしま特産品市場・かご市
〇住所:鹿児島市東千石町15-21
〇公式サイト:https://kagoichi.com/
〇営業:10:00~18:30(休み:1月1日・2日)
※10~11時、15時~閉店までは比較的ご来店が少ない時間帯です。
【店舗運営者】
名称:鹿児島県商工会連合会
住所:鹿児島市名山町9-1-6階
電話:099-226-3773
【本リリースのお問い合わせ先・取材調整は】
かごしま特産品市場・かご市/かごしま特産品研究所・研究員 中島(スタジオK内)
電話:099-203-0477
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