スマートフォンによる道路調査Webサービス[GLOCAL-EYEZ]は有償導入が20自治体を超えました
「GLOCAL-EYEZ」は2021年8月のリリース以降、1年の間に、国内の20以上の自治体や国道事務所で有償導入に至りました。
■開発の背景
日本の道路の総延長は、120万kmにのぼると言われています。これら膨大な量の道路インフラは年々老朽化が進んでおり、国や自治体をはじめとする道路管理者は限られた予算の中で適切かつ効率的に維持管理していくことが求められています。そのためには、広大な道路ネットワークの状態を効率的かつ客観的に把握し、詳細調査や補修の要否、事故リスクの高い道路を確実に絞り込むスクリーニング技術が欠かせません。
舗装点検におけるこうした課題に向けて、(株)スマートシティ技術研究所とニチレキ(株)は東京大学と共同で、スマートフォン1台だけで高精度に路面管理指標を測定できる手法を開発し、DXクラウドシステム「GLOCAL-EYEZ」に実装しました。「GLOCAL-EYEZ」を活用すれば、現状、別々に実施されている道路パトロールと舗装点検を一体的に実施することができるようになり、道路維持管理業務のコスト削減、ならびに大幅な効率化が期待できます。
日本の道路の総延長は、120万kmにのぼると言われています。これら膨大な量の道路インフラは年々老朽化が進んでおり、国や自治体をはじめとする道路管理者は限られた予算の中で適切かつ効率的に維持管理していくことが求められています。そのためには、広大な道路ネットワークの状態を効率的かつ客観的に把握し、詳細調査や補修の要否、事故リスクの高い道路を確実に絞り込むスクリーニング技術が欠かせません。
舗装点検におけるこうした課題に向けて、(株)スマートシティ技術研究所とニチレキ(株)は東京大学と共同で、スマートフォン1台だけで高精度に路面管理指標を測定できる手法を開発し、DXクラウドシステム「GLOCAL-EYEZ」に実装しました。「GLOCAL-EYEZ」を活用すれば、現状、別々に実施されている道路パトロールと舗装点検を一体的に実施することができるようになり、道路維持管理業務のコスト削減、ならびに大幅な効率化が期待できます。
■展開実績
「GLOCAL-EYEZ」は2021年8月のリリース以降、1年の間に、国内の20以上の自治体や国道事務所で有償導入に至りました。国土交通省の地方整備局が実施するマッチング事業においては試行を通して従来技術より優れると評価されております。今日も「GLOCAL-EYEZ」は、パトロール車に設置されたスマートフォンを通じて、道路維持管理の高度化や効率化に貢献しています。
また、場所にとらわれないクラウドサービスという利点を生かして、これまで「GLOCAL-EYEZ」は、中国、アメリカ、ウズベキスタン、オーストラリア、ドバイといった国々でも利用されてきた実績(実証実験段階のものも含む)を有しており、その技術力は世界中で認められております。
今後も、「GLOCAL-EYEZ」は、道路インフラを見守り続ける「目(EYEZ)」として、さらなる普及や技術改良を通じて社会に貢献してまいります。
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