SCキャピタル・パートナーズ、アブダビ投資庁、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが共同で日本のホテル27棟からなるポートフォリオを取得
SCキャピタル・パートナーズ、アブダビ投資庁、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが共同で日本のホテル27棟からなるポートフォリオを取得
2023年7月19日、シンガポール / 東京 – シンガポールを拠点とする不動産プライベートエクイティー投資会社SC Capital Partners Pte Ltd(SCCP、以下「SCキャピタル・パートナーズ」)は、アブダビ投資庁の子会社およびゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントとコンソーシアムを結成し、日本の住宅建設・不動産開発会社 大和ハウス工業から、日本のリゾートホテル27棟からなるポートフォリオを取得しました。
当該ホテルは日本の主要な観光地に位置し、国内需要とインバウンド需要のどちらも取り込んでいます。今回の投資戦略では、売上高の増加、リブランディング、流通チャネルの改善、改装工事に重点を置いていきます。
当ポートフォリオの取引金額は約9億米ドルであり、計7,124の客室を含んでいます。SCキャピタル・パートナーズ・グループを大株主とする、ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ株式会社(Japan Hotel REIT Advisors Co., Ltd./JHRA)は、日本のホテル経営および運営のスペシャリストとして、当ポートフォリオの回復とさらなる成長を最大化するために必要不可欠な役割を担っていきます。
SCキャピタル・パートナーズの会長兼創業者であるスチャッド・チアラヌサティは次のように述べています。 「本取引は、日本で最大かつ最も著名なホテルを取得する貴重な機会となりました。日本の特にホスピタリティセクターで過去13年間にわたり築きあげてきた当社の広範なプラットフォームとネットワークにより、当社は非常に人気の高い当該セクターの長期的な相対価値を引き出していくことへ寄与できます。
またアブダビ投資庁と、昨年のデータセンター投資プログラムの立ち上げに続いて関係を拡大・深化させることができ、加えて世界有数の金融機関であるゴールドマン・サックスと共に今回の有望な事業を開始できることを喜ばしく思っております。」
アブダビ投資庁 不動産部門エグゼクティブ・ディレクターであるモハメド・アル・クバイシは次のように述べています。「日本の不動産セクターは優れたリターンを提供し続けており、旅行需要が回復することで日本のホテル市場は成長が見込まれています。本取引は、アジア地域で複数の不動産アセットクラスにわたり協働しているSCキャピタルに加え、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントとともに、レジャー向けの大規模なホテル・ポートフォリオを取得する貴重な機会となりました。国内外の観光客が増加するなかで、JHRAの高い資産運用能力を活用することにより当ポートフォリオは利益を拡大していけるでしょう。」
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント不動産部門グローバル共同責任者である村田貴士は次のように述べています。 「1998 年以来、日本に投資してきた当社は、SC キャピタル・パートナーズおよびADIA と共に、日本最大級のホテルプラットフォームに投資できることを嬉しく思っております。日本のホスピタリティセクターの堅調な回復が続いていることから、日本有数の観光地に位置する高品質な当該物件は、市場のリバウンドによる恩恵を受けることができると確信しています。さらに、私たちの戦略に沿って投資を行うことで、当プラットフォームはさらなる需要を生み、差別化されたリターンを生み出すことができると確信しています。」
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SCキャピタル・パートナーズについて
SCキャピタル・パートナーズ(「SCCP」) Pte. Ltd.は2004年に設立された、シンガポールを拠点とする従業員所有のアジア太平洋地域に特化した不動産投資運用会社です。
SCキャピタル・パートナーズはアジア太平洋地域で19年の実績をもち、60を超える世界中の機関投資家からの多様な資金プールを保有しています。アジア太平洋地域で8拠点(本社が位置するシンガポール、オーストラリア、中国、香港、日本、韓国、タイ、ベトナム)を構えるSC キャピタル・パートナーズは、現地の知識、文化、管轄区域にしっかりと根ざすことに基づいた競争優位性をもち、これが当地域で投資を成功させるために必要なリソースとネットワークとなっています。
SCキャピタル・パートナーズは2004年以来、5本のオポチュニスティック型不動産ファンドのリアル・エステート・キャピタル・アジア・パートナーズ(RECAP)シリーズを組成してきました。コア・プラス・ファンド(SCORE+)も運用し、投資家にオーダーメードのソリューションを提供しています。
SCキャピタル・パートナーズは、シンガポール通貨監督庁から発行されたキャピタル・マーケット・サービス・ライセンスを保有し、認可を受けた認定/機関投資家向けファンド運用会社として、ファンド運用の規制対象業務を遂行しています。
日本最大のホスピタリティREIT(リート)であるジャパン・ホテル・リート投資法人(www. jhrth.co.jp/en/)とタイの商業施設REITであるTPRIME(http://en.tprimereit.com/)という上場REIT2社を有しています。
SCキャピタル・パートナーズの最新ニュースについては、www.sccpasia.comをご覧ください。
*SCキャピタル・パートナーズ・グループ及び関連事業体(会長兼創業者であるスチャッド・チアラヌサティが単独および/またはパートナーとの共同で所有・管理しています)
アブダビ投資庁について
1976年に設立されたアブダビ投資庁(ADIA)は、長期的な価値の創造に特化した戦略を採用し、アブダビ政府に代わってグローバルに資金の分散投資を行う機関です。
詳細については、https://www.adia.aeをご覧ください。
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントについて
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントは、伝統的な投資とオルタナティブ投資を組み合わせ、世界中のお客様に献身的なパートナーシップと長期的なパフォーマンスを提供しています。ゴールドマン・サックス(NYSE:GS)の基幹投資部門として、世界有数の機関投資家、ファイナンシャル・アドバイザー、個人投資家のお客様へ、各地域・市場を網羅したグローバルなネットワークと優秀な専門家の洞察力を活かし、投資およ投資助言サービスを提供しています。2023年3月31日現在、全世界で2兆6,000億ドル超の資産を運用しています。お客様の利益を最優先に据えた理念の下で、信念、持続可能な成果、継続した成功の共有に基づいた、お客様との長期的な関係の構築を目指しています。
詳細については、https://www.gsam.com/content/gsam/us/en/institutions/strategies/explore-by-asset-class/alternatives.htmlをご覧ください。
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