電子カルテ連動型「生成AIサービス」が契約300件を突破

~生成AI活用の不安に、専用セキュリティ回線をセット提供~

株式会社ソフトウェア・サービス

病院向け電子カルテシステムを提供する株式会社ソフトウェア・サービス(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:大谷明広、証券コード:3733、以下「当社」)は、電子カルテの記載業務を生成AIで支援する「生成AIサービス」の契約件数が、2025年9月のリリースから約10か月で300件を突破したことを発表します。生成AIの活用にあたり医療機関から寄せられる外部サービス利用時のセキュリティへの懸念に対しては、安全な外部アクセス環境を提供するセキュリティマネージド回線サービス「Linqual Gateway」を組み合わせることで対策が可能です。2026年8月には3つの新機能を追加費用なしで提供し、医療従事者が診療・看護など本来業務に充てる時間の創出に、当社は今後も取り組みます。

リリースから10か月で300件突破の背景

当社の生成AIサービスは2025年9月のリリース以降、医療機関からの引き合いが継続的に拡大し、約10か月で契約300件を達成しました。背景には二つの要因があります。
第一に、診療報酬改定への対応や医療人材不足を背景とした、退院サマリ等の文書作成負担を軽減したいという現場ニーズの高まりです。
第二に、セキュリティマネージド回線サービス「Linqual Gateway」をワンセット提供することで、外部サービス利用への懸念を理由とした導入見送りを低減できている点です。

 電子カルテ連動型生成AIサービスの概要

当社の生成AIサービスは、電子カルテと連携しながら文書作成を支援するソリューションで、以下の機能を有します。

(1) データ抽出:電子カルテ内の診療データを自動または簡易に抽出

(2) 文書作成:退院サマリ・看護サマリ・診療情報提供書・汎用文書の作成をAIで支援

(3) 自動化:退院サマリ・看護サマリは、患者さんの退院予定日にあわせて自動で作成

(4) 電子カルテ連携:電子カルテ内で生成結果を直接参照、および、簡易な操作で引用・転記

これにより、日常的な文書作業の負担を軽減し、診療・看護業務に充てる時間の創出を実現します。

本サービスはAmazon Web Services(AWS)の生成AIマネージドサービス「Amazon Bedrock」を通じ、Anthropic社の大規模言語モデル「Claude」を利用しており、エンタープライズ水準のセキュリティと医療文書作成に適した出力品質を両立しています。また、セキュリティマネージド回線サービス「Linqual Gateway」は、3省2ガイドラインへの対応を考慮したゼロトラスト型の外部アクセス環境を提供し、生成AIサービスと組み合わせることでセキュアな運用環境を一体的に構築できます。

2026年8月に追加する3つの新機能

当社は、導入医療機関との対話を通じて把握した現場課題を、継続的に開発へ反映するサイクルを重視しています。医療現場における業務負担・人材不足・診療報酬改定への対応は年々複雑化しており、一度の製品提供で完結する課題ではありません。そのため当社は、製品リリースをゴールではなく出発点と位置づけ、現場の声を起点とした機能拡充を繰り返すことで、導入医療機関に対して長期にわたって価値を届け続けることを基本方針としています。

この方針に基づき、2026年8月より下記の3機能を現行費用の範囲内でご提供します。

症状詳記:診療報酬算定に必要な文書の下書きをAIが自動生成

カルテAI要約機能:電子カルテの内容を職種・場面に応じてAIが要約

生成AIプロンプト共有サービス:導入医療機関同士でプロンプトや活用事例を共有

なお、今後追加される機能については、内容・規模に応じて別途費用が発生する場合があります。

1. 症状詳記

症状詳記は、診療報酬算定の医学的必要性を説明するために作成が求められる文書で、複数の診療情報を正確に参照する必要があり、医師にとって負担の大きい業務の一つです。
本機能は、編集画面から1クリックで生成AIツールを呼び出し、会計情報と電子カルテ情報をもとに症例に即した下書きを自動生成、そのまま編集画面へ引用・転記できます。
生成結果には事実と異なる内容を含む場合があるため、医師が確認・編集のうえ採否を判断する手動実行方式とし、医療安全に配慮しています。

症状詳記のAI下書き提案画面

 2. カルテAI要約機能

本機能は、電子カルテから患者ID連携で起動し、カルテ記事・検査データ・レポート等を自動取得のうえ、用途に応じてAIが要約するツールです。
救急外来サマリや診療経過サマリなど職種・場面別の複数プロンプトをプリセットし、医師・看護師・薬剤師・リハビリスタッフなど多職種での活用を想定しています。
要約結果はワンクリックで電子カルテへ引用・転記でき、情報収集と文書作成を効率化します。なお、生成結果の確認は利用者の判断のもとで行っていただく必要があります。

電子カルテ連動AI要約の画面

3. 生成AIプロンプト共有サービス

本サービスは、当社プライベートクラウドプラットフォーム(SSIプラットフォーム)上で、導入医療機関同士が有用なプロンプトや活用事例を共有する機能です。
プロンプトのアップロード・ダウンロードに加え、他施設の活用事例をタイトル検索・分類別に閲覧でき、コメント機能で質問や情報交換も可能です。
導入施設が増えるほど知見が蓄積・還流し、サービス全体の価値が高まるネットワーク効果を持つ点が特徴です。

SSIプラットフォーム プロンプト共有サービスの画面

 代表取締役社長 大谷 明広 コメント 

「当社は創業以来50年以上にわたり、医療サービスの向上を医療機関と共に考え、専門性を活かした医療情報システムの創造を自ら行うことを長期ビジョンとして掲げてきました。今回の契約300件という節目は、生成AIが医療現場において実用段階に入ったことを示す一つの指標と受け止めています。

医療に従事する方々に喜んでいただけるシステム・サービスを提供し続けることを原点として、今後も電子カルテに蓄積された診療データを安全かつ効果的に活用できる環境の整備と、医療従事者の業務をサポートする製品開発を継続してまいります。」

会社概要

会社名:株式会社ソフトウェア・サービス 

創業:1969年4月 

資本金:8億4,700万円

代表者:代表取締役社長 大谷 明広

従業員数:1,900名(2026年4月1日現在)

本社所在地:〒532-0004 大阪府大阪市淀川区西宮原2丁目6番1号

事業内容:医療機関向けに「e-カルテ®」(電子カルテシステム)、「NEWTONS」(オーダエントリーシステム)を中心とした医療情報システムを開発・販売・導入・保守

URL:https://www.softs.co.jp/

※本サービスは当社電子カルテシステムをご利用の施設様に限りご提供可能なサービスです。

※本サービスは文書作成・情報収集を支援するものであり、疾病の診断・治療等の医療行為を行うものではありません。生成AIによる出力内容は、必ず医療従事者による確認のうえでご使用ください。

※ このプレスリリースに記載されている会社名、屋号および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

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ビジネスカテゴリ
ネットサービス医療・病院
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会社概要

URL
https://www.softs.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市淀川区西宮原 2-6-1
電話番号
06-6350-7222
代表者名
大谷 明広
上場
東証スタンダード
資本金
847万円
設立
1969年04月