看護師が同行することにより、重症心身障害児(医療的ケア児)の北海道から沖縄への旅行が実現
S君は、 遷延性意識障害があり、気管切開をしており、夜間は人工呼吸器を使用しています。バギー(子供用車椅子)に乗り、必要な医療機器や医療的ケアに必要な物品を持ち歩きながらの旅行は、医療的ケア児とその家族にとってハードルの高いものになっているのが現状です。
今回、看護師が有償ボランティアで同行することにより、飛行機での移動、旅先でのケア、観光やアクティビティーなどを実施することができました。
S君の母親も「医療的ケアがあっても、旅行に行けるということを知ってほしい」「自分たちも行けるかもしれないと思ってくれる人がいたら嬉しい」とのことで、4月30日(日)にzoom報告会を実施し、レポートを公開しています。
重症心身障害児(医療的ケア児)S君と母の沖縄旅行(2023年4月14日〜20日)に、NPO法人あえりあ代表高橋(看護師・保健師)が同行しました。
なぜ沖縄旅行?
どんな準備が必要なの?
どうやって飛行機に乗るの?
沖縄滞在中はどんなことをしたの?
などなど、S君のお母さまや、現地でお手伝いをしてくれた作業療法士さんにも参加していただき、4月30日に開催した報告会にて生の声をお届けしまし、レポートをWEB上に公開しています。
報告会にご参加いただいた方の声
・制度内でのケアや支援ももちろん大切ではありますが、人として“ふつう”の希望を叶えるための支援の輪がもっと広がっていけばいいなと感じました。
・札幌から沖縄まで旅行なんてすごいと思います。近場、遠出に限らず、もっとみんなが出掛けられる気持ちになれたらよいなと思います。
・ぜひ、たくさんの子やご家族がやりたい事を実現してほしいと思います。
・貴重なチャレンジは宝のような情報ですね。ありがとうございます!
・とても勉強になりました。医療者でもあり障害児の母でもあり、もっと自分に出来ることを考えさせられました。
・見ていて元気をもらいました。行政では追いつかないことに取り組んでくれてありがとうございます。
報告会のレポート
https://aeria-hp.com/2023/05/06/okinawa/
お問い合わせ先
NPO法人あえりあ
代表理事 高橋亜由美
ホームページ:https://aeria-hp.com/
※NPO法人あえりあは、旅行業は行っておりません。
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