「第1回 国土交通省 地理空間情報データチャレンジ ~国土数値情報編~」 開催のお知らせ

国が整備するオープンデータと民間企業データの連携によるデータ活用推進の新たな機会を創出

国土交通省では、国土交通省初となるデータコンペ「第1回 国土交通省 地理空間情報データチャレンジ ~国土数値情報編~」を10月15日(月)より開催しますので、お知らせします。

運営事務局の(一社)不動産建設データ活用推進協会の会員企業と協賛企業より提供された各社の不動産関係データ、分析環境ツールと、国土交通省のオープンデータGISを組み合わせて多様な分析を可能にする、新しい業界横断の官民連携型データコンペです。

注:データコンペとは、特定の課題に対して、データサイエンスや機械学習、統計などの知識を用いて、最適な予測モデルを開発しその精度を競う競技。データサイエンティストなどの人材育成、人材発掘に有効とされ、日本でも近年開催が増加している。

一般社団法人不動産建設データ活用推進協会(本社:東京都中央区、代表理事:桜井駿、以下「当会」)は、国土交通省が主催する、国土数値情報を活用したデータコンペティション「第1回 国土交通省 地理空間情報データチャレンジ ~国土数値情報編~」を開催することをお知らせします。

当会は業務実施機関を務めており、国土交通省とともに本事業を推進して参ります。

【背景・目的】

国土交通省が整備するオープンデータ「国土数値情報」と民間企業のデータを活用し、不動産の賃料・賃貸価格の予測モデルを構築するデータコンペティションです。

GIS データのひとつである「国土数値情報」は、整備開始より50年、一般公開して20年以上の歴史を持つ国土に関する基礎的な地理空間情報です。約190の項目から構成され、公的情報を原点とし、検査基準を設けることで高い品質を確保し信用ある情報として利用が可能です。 近年は民間企業での利用も拡大しており、年間ダウンロード数は200万件以上(令和5年度)となっています。

そのような状況下で国土交通省では、令和5年10月に「今後の国土数値情報の整備のあり方に関する検討会(※)」を設置し、より多くの方に便利に利用いただくために整備方針を議論してきました。

重要なインフラデータである国土数値情報を、デジタル技術・データ活用における社会全体の生産性向上に貢献できるよう、より開かれた・使われるデータへの転換を進めています。

そのためにも多様なニーズや、より多くのユーザーの皆様に知っていただき、活用していただくために本コンペを開催することとなりました。

※参考:国土交通省 今後の国土数値情報の整備のあり方に関する検討会


【データコンペティションの概要】

名称:第1回 国土交通省 地理空間情報データチャレンジ ~国土数値情報編~

主催:国土交通省 地理空間情報課

運営事務局:一般社団法人不動産建設データ活用推進協会 GIS・人流データ委員会 事務局

開会式:2024年10月9日(水)

開催期間:2024年10月15日(火)~ 2024年12月13日(金)

表彰式:2025年1月31日(金)

賞金:優勝者/賞金10万円、2位/5万円、3位/3万円、4位~10位/賞状、協賛社による企業賞

参加資格:コンペティション参加規約及び特約事項に同意した方

テーマ:不動産の賃料の予測

<開催競技部門>

1. モデリング部門

課題:提供する国土数値情報や民間企業のデータ等を活用し、不動産の賃料の予測モデルを構築する

提出物:予測結果

評価方法:予測精度による定量評価

提出締切:2024年12月13日(金)23:59

※入賞候補者のみ簡易レポート提出が必要です。


2. アイデア部門

課題:国土数値情報を中心とした提供データの分析を通して、不動産市場の物件価値を高めるためのアイデアを提案する

提出物:レポート

評価方法:審査による定性評価

提出締切:2024年12月13日(金)23:59


<分析対象となる提供データおよび協賛社による提供環境一覧>

名称

内容

提供元

国土数値情報

全国の地理空間情報を含むGISデータ

国土交通省

登記所備え付け情報地図データ

不動産登記に関連する地図や図面の電子データ「登記所備付地図」

法務省

物件データ

2019年~2023年の全国の賃貸マンション・アパートの賃料と物件情報

株式会社LIFULL

ZENRIN Maps API

住所クレンジング、地図描画など、前処理や特徴量作成等に活用できる機能を有するAPI

株式会社ゼンリン

コンペ活性化のための勉強会

国土数値情報等のデータを利用して、Pythonで賃料を予測する一連の流れを学ぶ学習コンテンツを提供

株式会社GA technologies

土地バンク

坪単価や国勢調査の統計情報、学校区といった多様な不動産情報を視覚化するMAP型営業支援DXサービス「土地バンク」

株式会社ネットデータ

Databricks 分析環境

日本語(自然言語)でのデータ解析やダッシュボード作成、高度な分析者向けの予測モデル構築及び推論の実行環境を提供

データブリックス・ジャパン株式会社・日本マイクロソフト株式会社

Snowflake のAIデータクラウド環境

データ共有、AI/機械学習アプリケーションの構築が可能なSnowflakeのAIデータクラウドの環境を提供

Snowflake合同会社

データ分析コンペティション環境

参加者登録、データ配布、分析結果受付、リアルタイム予測性能評価および順位表表示等の提供

株式会社SIGNATE

データコンペの企画推進・事務局機能

データコンペ開催における論点整理、問題作成及び事務局機能

株式会社YX Partners

データコンペの企画・運営

全体統括およびコンペの企画・推進における議論・連携

一般社団法人不動産建設データ活用推進協会 GIS・人流データ委員会 参画企業

詳細およびエントリーは下記コンペ特設サイトをご覧ください。

https://signate.jp/competitions/1484


本コンペでは協賛企業を募集しています。ご関心のある企業様は下記よりお問合せください。

https://forms.office.com/r/cQjw7jJyNS

<開会式キックオフイベント>

第1回国土交通省データコンペ - 国土数値情報特集 – 開会式

日時:2024年10月9日(水)17:30-20:00

場所:東京都千代田区麹町1-4-4(株式会社LIFULL本社8階)

定員:50名

参加申込URL:https://pcdua241009.peatix.com/

【本件に関するお問い合せ】

一般社団法人不動産建設データ活用推進協会 GIS・人流データ委員会 事務局

担当:平山・坪井・藤田

メール:staff@pcdua.org

【当会について】

我が国のインフラとなって生活者、企業を支える不動産、建設、建築、住宅領域のさらなる付加価値創出を目指してデジタル化を推進するコミュニティです。

2023年4月設立され不動産、建設分野のデータ活用、DXを推進する取り組みを実施しており、約100社の会員から構成される会員組織です。

<概要>
名称:一般社団法人不動産建設データ活用推進協会
(英名:Property and Construction  Data Utilizing Association、略称:PCDUA)
設立:2023年(令和5年)4月3日
代表理事:桜井駿(株式会社デジタルベースキャピタル 代表パートナー)
会員:当会の趣旨に賛同する一般会員、特別会員、賛助会員

ウェブサイト:https://www.pcdua.org/

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会社概要

URL
https://www.pcdua.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都中央区日本橋兜町8番1号 FinGATETERRACE2階
電話番号
-
代表者名
桜井駿
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年04月