「南三陸」を食で体感するディナーイベント 12月12日(木)開催|仙台から東北の食の魅力を発信するコ・レストラン「KAMOSUBA 醸場(カモスバ)」にて
南三陸の銀鮭漁師/料理人の佐藤将人と、仙台の料理店「こうめ」佐々木夫婦によるスペシャルディナーイベント。当日は、編集者・藤本智士がファシリテーターを務めるトークイベントも開催。
「めぐるめく夜」
”ひと 森 里 海 いのちめぐるまち 南三陸” を
食で体感するスペシャルディナーイベント
株式会社仙台協立(本社:宮城県仙台市、代表取締役 氏家正裕、以下「仙台協立」)が、2024年6月にオープンした"Co-restaurant(コ・レストラン)"、「KAMOSUBA(カモスバ/醸場)」にて、南三陸の素材をもとに、いのちのめぐりを感じるスペシャルなディナーとトークイベントを展開。南三陸の漁師グループ「戸倉SeaBoys(とぐらシーボーイズ)」と、仙台の人気料理店「こうめ」がダッグを組み限定20食のスペシャルディナーコースを提供いたします。
■イベント開催趣旨と背景
南三陸町が掲げる町の指針、「いのちめぐるまち」。これは単なる耳当たりの良いだけの言葉ではありません。東日本大震災直後から創造的復興を目指した南三陸町のリアルな実践の積み重ねあってこその言葉。
南三陸町バイオマス産業都市構想を策定し実際にバイオガス事業をスタート。平成27年10月にはFSC認証(森林管理の国際認証)、平成28年3月にASC認証(養殖水産物の国際認証)を取得。さらに平成30年10月には、志津川湾がラムサール条約湿地に登録され、令和5年8月には、サンオーレそではま海水浴場がブルーフラッグ認証(国際環境認証)を取得するなど、自然との共生を目指す南三陸町の実践は、日本全体を見てもかなり先進的といえます。
そんな南三陸の「いのちのめぐり」を数々の料理を通して美味しく体験していただき、より深く理解した上で、広く発信していただく機会創出を目指します。
当日は、南三陸の「戸倉SeaBoys(とぐらシーボーイズ)」銀鮭漁師であり料理人の佐藤将人と、仙台の人気料理店「こうめ」佐々木夫婦による料理に加え、編集者である藤本智士がファシリテーターを務めるスペシャルトークを用意。開催にあたり現地視察を行い、生産現場だけではなく、風土や取り組みにも触れたことで、よりそれぞれの言葉に深みが生まれています。全国的な知見をもつファシリテーターの言葉や視点にも耳を傾けながら、新たな食文化を醸していただきたいと考えます。
■開催概要
・タイトル:「めぐるめく夜」 "ひと 森 里 海 いのちめぐるまち 南三陸" を 食で体感する、スペシャルディナーイベント
・開催日時:2024年12月12日(木) 18時30分〜22時00分(受付開始 18時)
・会 場:KAMOSUBA 醸場(〒980-0803 宮城県仙台市⻘葉区国分町1丁目8-14 仙台協立協立第二ビル 1 階)
・募集定員:20名
・参加会費:1名様 15,000円(アルコール/ノンアルコール ペアリングコースを選択)
※当日追加でのお飲み物は会終了時にお支払いいただきます
・予約URL:https://peatix.com/event/4212518
◇フードコーディネート
佐藤将人(戸倉SeaBoys)
銀鮭漁師。戸倉SeaBoysメンバー。
京都の老舗料亭、仙台の創作料理店、和食店で長年修業を積み、2020年より家業の銀鮭養殖業を継ぐ。漁師となって食材の奥深さを改めて実感し、料理人としてさらに磨きがかかる。南三陸の食材の味を活かした繊細な料理は多くの人を魅了している。
佐々木紗矢香・佐々木宗治(こうめ)
2016年より料理店「こうめ」を経営。
昆布と鰹節からとる一番出汁を使った料理を中心に、信頼する農家から仕入れた食材を使った料理を、生産現場の声とともに提供している。季節ごと、日ごとに変わるメニューを楽しみにするファンも多い。みやぎ食材伝道士。
◇トークゲスト
戸倉SeaBoys
南三陸町戸倉地区の漁師4人で結成されたグループ。愛情を込めて育てた海産物を広めていくために活動を開始。
“楽しく美味しい” 体験を届ける交流イベントや
漁場体験ツアーなどを開催している。第10回Fish-1グランプリ優勝。
URL:https://togura-seaboys.com/
◇クリエイティブディレクター
藤本智士(Re:S)
編集者。雑誌『Re:S』『のんびり』『なんも大学』編集長を歴任。マイボトルという言葉から未来に出来る限り負荷を残さない社会を提案するなど、誌面に捉われない編集を数々実践。
『ニッポンの嵐』『みやぎから、』(佐藤健/神木隆之介)など手がけた書籍多数。
URL:http://re-s.jp/
◇イベント運営情報
主 催:宮城県観光コンテンツ魅力創出事業 Re:SCOVER MIYAGI事務局
協同開催:KAMOSUBA 醸場
開催協力:OF HOTEL(オブホテル)
■会場「KAMOSUBA 醸場」について
ここは、ただのレストランじゃない
仙台協立では、食に特化したスペースを立ち上げるにあたりレストランやレンタルキッチンではなく「Co-restaurant(コ・レストラン)」として運営を目指しました。料理人がいて、お客様に決まったメニューを振る舞う一般的なレストランではなく、料理人や食材の生産者など、東北の食に携わる方々がこの場所を舞台にコラボレーションするレストランです。
「東北の新たな食文化を醸す」というスローガンのもと、この場所の運営を通して、東北の食文化発展を応援し、食文化醸成のためのきっかけを作っていきたいと考えています。
目的達成に向けた4つのコンテンツ
コラボレストラン(要事前申込)
今回ご案内いたしましたイベントのように、東北各地で活躍する料理人の方や、食材を作り育てる生産者の方などを繋ぎ、新しい食の魅力をつくり出すコラボレーションのレストランです。
目の前でセッションして生み出された食事を頂きながら、今日までのストーリーや想いに耳を傾け、交流しながら味わい楽しむ食体験を提供します。
KAMOSUBA会議(要事前申込)
東北各地の食に関するヒトや、食に関するモノに携わるゲストの方を招き、トークイベントやワークショップを実施します。例えば、お米の銘柄による食べ比べや、利酒体験、普段は直接関わることの少ないシェフと生産者の方の対談です。食の世界や文化への興味が深まり、さらにここから広がっていくようなイベントを目指します。
「APARTMENT(アパートメント)」POPUP CAFE
仙台から全国へ飛び回るAPARTMENT伊奈伸介さんをキュレーターとし、全国各地の、その土地でしか出会えない独創的で面白い店舗とのコラボレーションを実現します。
スタートアップ POPUP SHOP
新たにお店を開きたい。けれど、いきなり自分のお店を持つのはハードルが高い。そんな方に向けて、このKAMOSUBAの昼間のスペースを活用して1DAY価格での貸し出しを行います。仙台協立が長年不動産業に携わってきたノウハウを活かして、開業する際のサポートも可能。ハイブリットな関係性を目指します。
仙台から「東北の食文化を醸す」。食のカルチャー拠点を目指す背景
不動産賃貸業を営む、仙台協立が「食」のカルチャー拠点運営を始めた背景には、代表 氏家の思いがあります。詳しくはこちらをご覧ください。
◇料理人やお店の想いも一緒に味わう「食体験」
こだわりを持って選ばれた食材を、想いを持って料理という表現に落とし込む。その話に耳を傾けながら食事をいただく。そして、テーブルを囲む人たちと感動を共にする。こうして味わう食事のおいしさは格別だと考えます。ただ美味しいものを食べるという行為ではなく、料理人、お店の想いも一緒に味わうという「食体験」が、その時間をより豊かで素晴らしいものにすると感じています。
◇その地域ならではの、隠れている魅力的な食も味わう
全国どこでも宮城の牛タン、海鮮、日本酒などの名産品はどこへ行っても美味しく味わうことが可能になりました。一方で、県外から宮城へわざわざ食を求めて足を運ぶ人はどれくらいいるのでしょう。せっかく宮城に訪れたなら、地域ならではの、ここでしか味わうことのできない、実は隠れている魅力的な食を体験して味わってもらいたい。きっとその時間はさらに忘れられないものになるだろう。そのためにも、魅力ある食を発信してアピールし、もっとたくさんの人に東北を訪れていただく機会創出を目指します。
◇不動産業ならではの視点で、食に携わる
仙台協立は不動産賃貸業のため食の分野の知見は乏しくありますが、不動産業だからこそ「場所」を作ることができると考えました。完成したのが「KAMOSUBA 醸場」です。
食体験を提供し、お店、料理人、生産者、お客様をつなぐハブとなる場所の運営を通して、東北の食文化の発展に寄与して醸成を応援していけたら。そんな想いから「東北の新たな食文化を醸す」というスローガンを掲げて活動を継続してまいります。
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- アート・カルチャーレストラン・ファストフード・居酒屋
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