小児科診療支援アプリ「ププノート」を福島県3自治体で導入決定
~2025年3月より浪江町を皮切りにサービス開始~
医療コンサルティング会社、株式会社クランバーズ(本社:札幌、代表取締役:山崎雄吉)は、震災復興支援の一環として、当社が提供する小児科診療支援アプリ「ププノート」を、浪江町・双葉町・大熊町の3自治体で導入することが決定したことをお知らせいたします。

「ププノート」は、子どもたちの日常的な健康記録を管理することを目的としたアプリであり、2019年サービス開始し2023年特許取得後、既に全国各地の病院、小児科クリニック80数施設で展開しております。診療時の参考情報として活用することで、よりきめ細やかな診療を可能にします。
本サービスは2025年3月より浪江町を皮切りに開始し、順次対象地域を拡大してまいります。
浪江町(福島県)では、震災復興支援の一環として2023年より小児科の権威である先崎秀明先生を迎え、地域の小児科医療の充実を進めてまいりました。
また、オンライン診療の導入を通じて、子どもたちの健康を支える取り組みを強化しています。
このたびの「ププノート」導入により、地域の医療提供体制をさらに充実させることを目指します。
すでに2025年1月18日(土)には浪江町にて住民説明会を実施し、多くの住民の皆さまに本アプリの活用方法をご説明いたしました。

住民の皆さまからは、「子どもの体調の変化を記録できるので、急な発熱や体調不良時にも役立ちそう」「震災後、子どもの健康管理に不安があったが、このアプリでサポートが受けられるのは心強い」といった期待の声をいただいております。
株式会社クランバーズは、震災後、浪江町・双葉町・大熊町へ帰還した子どもたちが健やかに成長できるよう、自治体や医療関係者と連携しながら支援を進めてまいります。
今後も先崎秀明先生をはじめとする専門家と協力し、地域に根ざした小児科診療の拡充に取り組んでまいります。
引き続き、地域の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
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