株式会社アジャイルジェイピーは、混雑状況を可視化するサービス「PawsWalk」をリリース致しました。

株式会社アジャイルジェイピー(本社:大阪市中央区、代表取締役:木村和広)は特定のスペースでの混雑状況可視化サービス「PawsWalk」(パウズウォーク)をリリースする運びとなったことをお知らせします。

サービス概要は下記3つです。

1.利用者は混雑状況が現地に居なくても事前に確認が可能。希望に沿った利用ができることで、満足度の向上が期待できる。

2.契約者は混雑状況への問合せ対応を減らすことができ、業務に集中できる。

3.契約者は利用者の行動を把握でき、円滑なサービス提供が可能で機会損失を軽減できる。

PawsWalkは当社R&D(研究開発)事業でのプロダクトとなります。

特定のスペースの利用状況を可視化し、利用者が訪問前に確認が出来るサービスです。リアルタイムでの混雑状況に加えて、来店者の属性なども把握が可能で、個別のニーズを満たすことが出来ます。

製品のねらい

当サービスは予約制を取っていない特定のスペースにおける、リアルタイムでの混雑状況がWEB上で把握できる製品です。

例えば、「お店に足を運んでみたらとても混雑していて、満足のいくサービスが受けられなかった」ということは誰しも経験があるかと思います。このような理由から、利用者としては「次また来よう」とはなかなか思えないと予測されます。

WEB上で混雑状況をリアルタイムで把握できることにより、上記のような事態を避けられると同時に、利用者の来店きっかけとなり、より安心して利用することが出来ます。結果的に利用者数の増加、また利用者満足度の向上を見込めます。


特定のスペースを提供する契約者は、混雑状況を発信することで空いている時間帯への利用者増が見込め、集客の安定化を図ることが出来ます。

その他、「今空いていますか?」という問合せ電話対応についても、当サービスにより混雑状況を公開することで、問合せを減らすことが見込める為、それまで電話対応に割かれていたスタッフの時間を削減することが出来、結果的に業務の効率化と利用者満足度の向上に繋げることが出来ます。

製品のつよみ

PawsWalkではカメラを設置することなく、利用者の識別を行います。その為低コストかつプライバシーへの配慮を実現したサービスを導入頂けます。

現状では類似のアプリケーションは存在しておらず、優位性があると考えます。

今後は多業種にわたって、利用頂くことが可能です。

また当サービスはIT導入補助金の対象ソフトにもなっております。サービス導入をご検討の際には、補助金も合わせて積極的にご活用頂ければと思います。

他の施設様からも様々な依頼が来ており、各お客様向けにカスタマイズをしての導入が可能です。社会へどんどん広がっていくことを目指しております。

利用の流れ

①利用者はスペースの入場時に利用者カードのQRコードを読み取ります。

②端末から利用者の情報を入力し、入場してスペースを利用します。

(2回目以降の利用時は情報の入力は不要)

③入力された情報がシステムに登録され、HP等に反映されます。

ドッグランでサービスを利用した場合の公開例

来店しようと考えている利用者は、お店のHP等を見ることで現在の混雑状況や来店している利用者の属性などがリアルタイムで把握できます。また、利用者の入場時間も表示されるので、おおよそ〇時くらいには空いてくるだろう、といった予想も立てやすくなります。確認した時が混雑していたとしても時間を置いて訪問することを促すことが出来ます。

製品開発ストーリー

本サービスは、実際に課題を抱えていらっしゃる事業者様の声に応える形で開発を致しました。

早期の課題解決に向けて、まずはなるべく早く目に見える形にして、具体的なイメージを持ってもらう為に、プロトタイプ(試作品)の作成に着手を致しました。プロダクトをご提示して、実際の画面や動きを見て頂いた上で、フィードバックを頂き、修正・改良を重ねていきました。

今回当社が行った方法は、まさに社名にもある「アジャイル」開発の手法です。日頃からソフトウエアやITに慣れていないお客様、そして比較的小規模な開発には、最適なアプローチであると考えております。

開発担当者の声

本サービスは当社R&D(研究開発)事業に携わる2名のエンジニア(松浦春選、武市奈月)によって開発を進めて参りました。両名に開発に関する裏話を聞きましたのでご紹介致します。

お客様の要望を形にしていく中で苦戦した点や課題など

武市奈月:今回はアジャイル開発でプロジェクトを進めてきました。お客様と対話をしながらすばやく修正や改善を行っていく形です。その為、既に作った機能に想定していなかった動きを追加することで、作業の手戻りが発生するということが何度かありました。ただ、困っているお客様に、「1日でも早く提供したい」という想いで取り組み、完成させることが出来ました。

開発における生成AIの活用

松浦春選: 最初にプロトタイプ(試作品)を作る段階から、生成AIを活用しました。私自身、初めての試みだったのですが、実際に動くコードを思っていた以上にスピーディに提供してくれたので、予想よりはるかに早く目に見える形のプロトタイプが出来上がりました。

武市奈月:そのプロトタイプを元にして、追加の機能の実装や新しい画面の作成などを、生成AIを活用して開発を進めました。松浦さんよりもAIと会話していた時間の方が圧倒的に多かったですね。

また、このプロダクトは高知県のお客様へご提供しています。何度も足を運び、お会いして話を聞くことでお客様の熱意も伝わりますし、それに応えたいという想いも強まりました。なので、自分が開発した製品が実際に使われていくことは、言葉に出来ない達成感があります。お客様からサービスを導入して、「良かった、楽になった」という喜びのお声が聞けることが楽しみです。

導入企業様へインタビュー

株式会社WANLIFE 代表取締役 梅原様の声

こちらの製品は、高知県の事業者様の実際のお声から生まれたサービスです。

この事業者様と繋がるきっかけとなったのが、高知県のオープンイノベーションプラットフォームでした。(参考:https://kochi-oip.jp/)


本サービスPawsWalkのインタビューにご協力頂きました、WANLIFE(ワンライフ)をご紹介致します。自然豊かな高知県四万十市で、おしゃれなカフェや広大な敷地のドッグラン、ペットホテルも併設しています。また、土佐のカツオを使用した豪華オリジナルのペットフードの開発や販売も行っておられる、代表取締役の梅原様です。

写真:代表取締役 梅原様(当社撮影)            ※写真の無断転載・無断使用を固く禁じます

Q.どのようなお困り事があったのでしょうか。

梅原様:店舗が忙しい時に「営業してますか?」や、「今ドッグランに犬は何頭いますか?」「大型犬はいますか」などの電話が来ること、さらには繁忙な時間帯で電話に出れないこともあり、休みと思われることがよくありました。現在のドッグランの状況をもうちょっと見える化ができたらいいのになと思うと同時に、もしかすると困ってるのはうちだけじゃないかも?と考えるようになりました。

お店もHPやSNSでの発信をリアルタイムに出すことはできない。そのため事後で発信すると「HPを見てきたのにあの犬種さんいないのか」と残念な思いをお客様にさせてしまったときもありました。おそらくこういうお客様のお困りごとは全国的にあるのではないかと思います。これをなんとか解決できないかと思い、実現に向けて動き出しました。

犬種と入場時間が見える化できれば、お店側もお客様側も時間が読めます。お互いにとって時間が読めるというのはすごくよいことです。スマホが普及し、待ち合わせに出会えないなんてことが起きない現代で、ドッグランの前でだけすれちがいがおこるんですよ。空き状況や犬種を見て、お帰りになられたり、ほかの場所で時間をつぶしてから再度お越しになったり、ここだけで起こってる時代錯誤な環境なんです。それがこのPawsWalkで、かなり解消されると思っています。

Q.WANLIFEにかける想いを教えて頂けますか

梅原様:お店によっては会員制というやり方を選ばれることもあるかと思います。ただお店主体でお客様の満足に繋がる形にしたかったので、会員制のお店にはしたくありませんでした。なので現在の形で営業をしています。

そしてそもそも、高知のみならず四国全体を見ても、犬を連れて遊びに行ける、泊まれる施設というのが本当に少ないんです。でもやっぱり私が惚れ込んだ高知県に犬連れの人がもっと来てほしいんです。でも犬と泊まれる宿がない。それであれば私がフィールドを作ればいい、そんな発想でWANLIFEを立ち上げ、現在も動いています。(犬連れのお客様がお越しになると経済効果もほんとにすごいんです。)

Q.最後にひとこと、読者の方にメッセージをお願い出来ますでしょうか。

梅原様:より良い、犬との暮らしを支え続ける。そんな企業でありたいと思いながら、日々活動をしています。

ぜひWANLIFEにお越しください。お待ちしています。


・お問合せ先
株式会社WANLIFE

高知県四万十市古津賀304-1

TEL:0880-35-1589 営業時間:8:30 - 18:00

定休日:水・木曜日

https://wanlife-kochi.com/

・PawsWalkサービス紹介ページ

https://agile.co.jp/pawswalk/

【会社概要】

株式会社アジャイルジェイピー

代表者:代表取締役 木村 和広

大阪本社オフィス
〒540-0008
大阪府大阪市中央区大手前1丁目7番31号 OMMビル 7F
TEL:06-6809-4831/FAX:06-6809-4832

高知オフィス
〒780-0870
高知県高知市本町2丁目2番31号 高知サンライズホテル 5F
TEL:088-855-9181

東京オフィス
〒108-0075
東京都港区港南1丁目9番36号 NTT DATA 品川ビル 13F
TEL:050-5444-5985

事業内容:ソフトウェアの開発・運用・保守・研究

URL:https://agile.co.jp/

ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証

適用組織:大阪本社及び高知サテライトオフィス 認証登録番号:IS 798545
JIS Q 15001:2017(プライバシーマーク)認定 認定番号:第21004854号

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ドッグラン
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会社概要

URL
https://agile.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
大阪市中央区大手前1-7-31 OMMビル 7階
電話番号
06-6809-4831
代表者名
木村 和広 
上場
未上場
資本金
2000万円
設立
2014年10月