香港発UrbanChain Groupが北九州市内にて自動キャッシュレス駐車場を期間限定で開設

駐車場に必要な機器はAIoTを活用したカメラのみ！

スマートパーキングソリューションを提供するUrbanChain Group株式会社（以下、「UCG KK」）は、「日本一起業家に優しいまち」を目指す北九州市からの支援を受け、下記のとおり北九州市小倉南区内にて実証実験を開始することをお知らせします。

1　実証実験の概要

(1)   企業情報

UCG KKは、独自のAIoTプラットフォームを活用した画像認識技術を用い、駐車場決済の自動化ソリューションを開発・提供する駐車場Tech企業です。現在、香港を中心に50カ所以上に導入され、UCG KKは駐車場という場所が、将来モビリティのハブを担う場所になると考え、駐車場から持続可能な都市モビリティの変革に貢献することを目指しております。

主なサービス

AI カメラによるナンバー認識

「UrbanChain」の AI カメラによるナンバー認識率は約 99.3%。ナンバー以外にも車両の色、タイプ、メーカーを認識します。車両認識システムをゲート式駐車場システムと連携した際は、ユーザー登録された車両ナンバーの自動車を認識しゲートを自動開閉することができたり、また登録されている車両が決済登録されていれば自動決済も可能となります。

（左）駐車場正面写真　　（右）車両認識カメラEye-1：車両ナンバーを認識　

ドライバー向けウェブアプリ「UrbanPass」

専用ウェブアプリケーションから、車両ナンバーや決済方法を登録することで、当社のシステムが入る駐車施設ではETCのようにゲートで止まることなく、入出庫できます。商業施設で利用したレシートをアプリから読み込むことで、駐車料金の無料化やディスカウントを自動適用させることが可能です。

アプリのダウンロードは不要。QRコードを読み取れば、ウェブアプリが開きます。

運営事業者向けポータル「UrbanPortal」

駐車場運営事業者は「UrbanPortal」を通して、駐車場を遠隔でモニタリング・管理・分析することができます。利用者の利用状況を分析したり、周辺商業施設とコラボした販促などの施策を可能にすることで、駐車場からより高い利益を生むお手伝いをいたします。AI カメラからからの情報を基に迷惑駐車などを検知し、自動で通知することもできます。

駐車場アナリティクス。リアルタイム情報を取得、料金変更や遠隔管理など可能。

(2)   目的

すでに高レベルにあるAI画像認識技術をさらに高めるため、北九州市が所有する遊休地を活用して実証実験を実施します。

1. 駐車場に入出庫する自動車の車両情報を取得するため、カメラを設置しAI画像解析技術を用い車両情報を取得。

2. 最小限の設備によりキャッシュレス決済の駐車場を開発・運営。

(3)　実証実験   

1. 場所 

   　　　　　　　福岡県北九州市小倉南区下曽根4丁目23

2. 時期

   　　　　　　　2024年9月6日（開始済み）- 2024年11月30日20時（終了）

3. テスト導入ソリューション

   　　　　　　　・ゲート、ロック板、精算機等の機器未使用

   　　　　　　　・AIカメラを利用したキャッシュレス決済

   　　　　　　　・利用2回目以降は支払行為が不要となる完全自動決済　※登録ユーザーのみ

(4)　決済概要

1. 駐車場内設置のAIカメラが入庫車両情報を取得します。

2. 駐車した車両の滞在時間から駐車場料金を算出します。

3. 出庫するドライバーは、駐車場内設置のQRコードをスマートフォンで読み取ります。

4. 車両ナンバープレートの数字箇所（1〜4桁）を入力します。

5. 決済情報を入力すれば、決済が完了します。

6. 決済情報を一度登録しておけば、2回目の利用からは自動決済を体験して頂けます。

　　※決済に関する情報は決済代行会社のシステムを利用しております。

(5)　取得情報

• ナンバープレート

• 車体色

• 車体タイプ

• カーメーカー

• 車両画像

• 入庫時間

• 出庫時間

２　問い合わせ先

〇 このプレスリリースに関すること

　　法人：UrbanChain Group株式会社

　　Eメールアドレス: [e-mail]