【GA4・アクセス解析に関する調査】4割以上がGA4への移行で互換性の問題に課題を感じている!

9割を超える人が「GA4を用いたプロのサイト分析サービスやコンサルティングサービスを利用したい」と回答

アタラ株式会社

デジタルマーケティング支援企業のアタラ合同会社(本社:神奈川県横浜市、CEO:杉原剛、以下、アタラ)は、GA4を使用した経験のあるサイト責任者・運用者を対象に「アクセス解析状況に関する調査」を実施しました。

調査結果サマリー

  • 47%の企業がサイト分析の一部または全てを外部に委託している

  • 半数を超える人が「サイトの全体的な課題抽出と改善企画」を外部に委託している

  • 2割以上の人が毎日、サイト分析をしている

  • GA4への移行は、6割近い人が一部、外部のサポートを受けている

  • 8割以上の人が「GA4はUAよりも効率的」と感じている

  • 半数を超える人が「柔軟なレポート作成」をGA4移行のメリットとして感じている

  • 4割以上の人が「既存のデータとの互換性の問題」をデメリットに感じている

  • 約半数の人がGA4と「Google 広告」を連携している

  • 半数以上の人が「ユーザー環境データ」を見ている

  • 9割を超える人が、GA4を用いたプロのサイト分析サービスやコンサルティングサービスを利用したいと思っている

調査の背景

アクセス解析のためにGoogle アナリティクス 4(GA4)を導入する企業が増えつつあります。GA4に移行されて半年がたったいま、トラッキングの概念やUIの大幅な変化により「以前より分析がしづらくなった」と感じている方もいるのではないでしょうか。企業のウェブサイトの責任者や運用者にとって、GA4の機能を活用することは喫緊の課題といえます。そこで、企業におけるアクセス解析の状況と課題を明らかにすることを目的として、GA4を使用した経験のある方を対象にアンケート調査を行いました。

調査結果の詳細

47%の企業がサイト分析の一部または全てを外部に委託している

まず「サイトの分析は自社で行っていますか?」という質問に対しては「自社で全て行っている」が53.0%、「一部を外部に委託している」が44.7%、「全て外部に委託している」が2.3%という結果になりました。47.0%の人が一部または全てを外部に委託していることから、人員の確保が難しく、専門性を求められるのがサイト分析であると考えられます。


半数を超える人が「サイトの全体的な課題抽出と改善企画」を外部に委託している

外部委託先にどのような業務を依頼していますか?

サイトの分析は「一部を外部に委託している」と回答した人と「全て外部に委託している」と回答した人を対象に「外部委託先にどのような業務を依頼していますか?」と質問したところ「サイトの全体的な課題抽出と改善企画」が52.1%と最も高く、「集客についての課題抽出と改善企画」が43.9%、「継続利用やリピーター増のための課題抽出と改善企画」が36.5%、「各種レポート作成」が34.2%、「SEOに関する課題抽出と改善企画」が20.3%、「サイト以外のデータとのかけ合わせでの分析」が10.8%と続きます。半数を超える人が「サイトの全体的な課題抽出と改善企画」と回答したことから、業務が忙しく、課題抽出と改善企画に手が回らない企業が多いことが考えられます。


2割以上の人が毎日、サイト分析をしている

「サイト分析の頻度はどのくらいですか?」という質問に対しては「週に数回」が50.2%と最も高く、「月に数回」が24.1%、「毎日」が21.7%、「年に数回」が3.9%と続きます。2割以上の人が毎日、サイト分析を行っていることから、日々のサイト数値の分析が重要であることが分かります。


GA4への移行は、6割近い人が一部、外部のサポートを受けている

GA4への移行は自社で進めましたか?

次に「GA4への移行は自社で進めましたか?」という質問に対しては「一部、外部のサポートを受けた」が56.7%で最も高く、「完全に自社で進めた」が35.4%、「主に外部のサポートを受けた」が7.9%と続きます。6割近い人が「一部、外部のサポートを受けた」と回答したことから、自社のみで完結するのは工数や知識の面でも負担が大きいことが読み取れます。


8割以上の人が「GA4はUAよりも効率的」と感じている

「GA4は以前のGoogle アナリティクス(Universal Analytics:UA)と比較して効率的ですか?」と質問したところ「UAよりもわずかに効率的」が52.5%と最も高く、「UAよりもはるかに効率的」が28.0%、「大きな違いは感じない」が17.7%、「UAの方が効率的」が1.6%という結果になりました。「UAよりもわずかに効率的」(52.5%)と「UAよりもはるかに効率的」(28.0%)の回答を合わせると80.5%で、8割以上の人が「GA4はUAよりも効率的」と感じています。


半数を超える人が「柔軟なレポート作成」をGA4移行のメリットとして感じている

GA4へ移行したことで感じるメリットを教えてください。

それから「GA4へ移行したことで感じるメリットを教えてください」という質問に対しては「柔軟なレポート作成」が52.7%で最も高く、「ユーザー行動の詳細な追跡」が44.4%、「より良いユーザーセグメンテーション」が35.6%、「データのリアルタイム分析」が14.4%と続きます。半数を超える人が「柔軟なレポート作成」、4割を超える人が「ユーザー行動の詳細な追跡」をメリットに感じていることから、ユーザーデータに基づくレポート作成に時間を要している可能性が高いことが分かります。


4割以上の人が「既存のデータとの互換性の問題」をデメリットに感じている

一方で「GA4へ移行したことで感じるデメリット(課題)を教えてください」という質問に対しては「既存のデータとの互換性の問題」が44.0%で最も高く、「インターフェースの使いにくさ」が36.7%、「新機能の習得に時間がかかる」が33.0%、「カスタマイズの難易度が高い」が15.4%と続きます。4割以上の人が「既存のデータとの互換性の問題」をデメリットに感じていることから、移行した直後だけでなく、現在も工数が増えていると感じる人は少なくないことが分かります。


約半数の人がGA4と「Google 広告」を連携している

GA4と連携しているツールはなんですか?

さらに「GA4と連携しているツールはなんですか?」と質問したところ「Google 広告」が48.8%で最も高く、「Google Search Console(サーチコンソール)」が42.8%、「BigQuery」が26.2%、「各種ヒートマップツール」が22.7%、「Looker StudioなどのBIツール」が13.7%、「CDPやDMPなどのデータマネジメントツール」が5.0%と続きます。約半数の人が「Google 広告」と回答したことから、Google 広告のパフォーマンスを確認している人が多いことが明らかになりました。


半数以上の人が「ユーザー環境データ」を見ている

「アクセスデータ解析のために具体的にどのようなデータを見ていますか?」という質問に対しては「ユーザー環境データ(ユーザーの使用デバイスやプラットフォーム、ブラウザ、表示している画面の解像度など)」が56.1%と最も高く、「セグメントデータ(新規・既存ユーザー、デモグラフィックなど)」が45.0%、「イベントデータ(ページビューやリンククリック、動画閲覧など)」が31.8%、「集客関連データ(トラフィックソースなど)」が13.9%と続きます。半数以上の人が「ユーザー環境データ」と回答したことから、ユーザーの所在地やシステム環境などといった情報を分析して、ユーザー満足度改善に努めていることが考えられます。


9割を超える人が、GA4を用いたプロのサイト分析サービスやコンサルティングサービスを利用したいと思っている

サイト分析をさらに深められるのであれば、GA4を用いたプロのサイト分析サービスやコンサルティングサービスを利用したいと思いますか?

最後に「サイト分析をさらに深められるのであれば、GA4を用いたプロのサイト分析サービスやコンサルティングサービスを利用したいと思いますか?」と質問したところ、「とても思う」が43.0%、「やや思う」が51.8%、「あまり思わない」が4.9%、「まったく思わない」が0.3%という結果になりました。「とても思う」(43.0%)と「やや思う」(51.8%)の回答を合わせると94.8%で、9割を超える人がGA4を用いたプロのサイト分析サービスやコンサルティングサービスを利用したいと思っていることが分かりました。

自社サイトのデータ分析をより高い質で行うために、サイト分析サービスやコンサルティングサービスの需要は非常に高まっていることがうかがわれます。できていると感じていても分析しきれていないデータや、そもそも知らなかった分析方法などを学ぶためにも、専門家の活用は有効といえます。


まとめ

今回の調査で、サイト分析を外部に委託している半数を超える人が「サイトの全体的な課題抽出と改善企画」を依頼していることが分かりました。GA4へ移行したことで、4割以上の人が既存のデータとの互換性の問題を課題に感じていることから、移行に際する工数が増加している可能性は否定できません。9割を超える人が、GA4を用いたプロのサイト分析サービスやコンサルティングサービスを利用したいと思っているのが現状です。GA4の設定支援や導入コンサルティングサービスを利用することで、迅速に効率よくデータとの互換性の問題解決や工数削減が実現できます。

今回「アクセス解析状況に関する調査」を実施したアタラ合同会社は、Google 広告をはじめとしたリスティング広告や大手広告プラットフォームの運用型広告の正しい活用、BIツールを活用したデータ活用・可視化のインハウス化・自走化を実現するコンサルティングとツールを提供しています。

無料相談も受け付けていますので詳細はお問い合わせください。


調査概要

【調査内容】アクセス解析状況に関する調査

【調査対象】調査回答時にサイト責任者・運用者(GA4使用経験のある方)であると回答したモニター

【有効回答】1,008人

【調査期間】2024年2月8日(木)~2024年2月9日(金)

【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査

【調査元】アタラ合同会社( https://www.atara.co.jp/ )

【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

アタラ合同会社 概要

アタラ合同会社はデジタルマーケティング支援企業です。Google 広告をはじめとしたリスティング広告や大手広告プラットフォームの運用型広告の正しい活用、BIツールを活用したデータ活用・可視化のインハウス化・自走化を実現するコンサルティングとツールを提供しています。アタラはデジタルマーケティング支援における高度な技術と専門的な知識、Web APIを使った豊富な開発実績とノウハウを生かし、広告運用者に役立つアドテクノロジーやソリューションを提供しています。

アタラ合同会社(ATARA, LLC)

[代表者]CEO 杉原剛

[設立]2009年9月10日

[URL]https://www.atara.co.jp/

[所在地]〒225-0004 神奈川県横浜市青葉区元石川町3712-12-D

[事業内容]

 ・運用型広告の運用支援、インハウス化支援、トレーニング

 ・企業内外のビジネスダッシュボード構築、各種データ収集コンサルティング

 ・解析ツール設定支援、導入コンサルティング

 ・運用型広告データ自動収集・出力・ダッシュボードシステム「glu」の提供

 ・Web APIを活用したテクノロジー・ソリューションの開発

【本件に関するお問合せ先】

アタラ合同会社:https://www.atara.co.jp/

お問い合わせ:https://www.atara.co.jp/contact

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会社概要

アタラ株式会社

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URL
https://www.atara.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県横浜市青葉区元石川町3712-12-D
電話番号
-
代表者名
杉原 剛
上場
未上場
資本金
4710万円
設立
2009年09月