福岡空港国際線の航空会社ラウンジ「ラウンジ福岡」がリニューアルオープン！

～滑走路が一望できる開放的なラウンジへ生まれ変わります～

福岡国際空港株式会社

2024年9月10日 16時09分

福岡国際空港株式会社では、国際線旅客ターミナルビル内の航空会社ラウンジ「ラウンジ福岡」を2024年9月27日（金）にリニューアルオープンします。ラウンジ福岡は契約航空会社が指定したお客さまおよびPRIORITY PASS会員のお客さまがご利用できる施設です。
当社は、福岡・九州・西日本の玄関口として、多くのお客さまを心地よい空間でお迎えするために、国が実施する滑走路増設事業に合わせ、現在国際線ターミナルビルの増改築工事を行っています。より多くのお客さまが「Free：楽に、Fast：早く、Fun：楽しく」ご利用できるよう利便性や空港サービスの向上を図り、魅力ある施設づくりを推進しています。
出国検査場通過後のエリアにあるラウンジ福岡は３階から４階へ移転し、滑走路を一望できる開放感抜群のラウンジに生まれ変わります。従来の２倍以上の広さで、迫力ある離着陸を間近で楽しみながらゆったりとくつろげるようになります。家族や友人と一緒にくつろげるようソファ席を多く配置し、特別感のある小上がりを設けた「リラックスゾーン」と、カウンター席やワークスペース、WEB会議用ブースを配置し、出張などでも利用しやすい「ビジネスゾーン」の２つのエリアを設けています。
空間演出のコンセプトは「福岡造り」。博多人形師である中村弘峰氏制作の「黄金時代龍の舞」でお客さまをお出迎えするとともに、大川組子、博多織、小石原焼など福岡の伝統工芸品を随所に散りばめるほか、福岡県産のい草を取り入れたソファやテーブルなども配置し福岡らしさを演出しました。また、福岡をイメージして開発した「福岡空港オリジナルアロマ」には久留米特産の銀梅花を使用し、五感で福岡を感じられる特別で上質な空間を創り出します。
また、軽食・ドリンクメニューも約2倍に拡充します。カレーなど定番メニューに加え、新たに明太フランスや博多ラーメンなどの福岡名物や、福岡県産の日本酒や焼酎もお楽しみいただけます。
福岡空港国際線ターミナルでは、11月末に二次交通機能を集約したアクセスホールが完成し、来年3月には保安検査場拡張や新免税店・フードコートなどのグランドオープンを予定しています。引き続き安全を第一に増改築工事を進めてまいります。

■航空会社ラウンジ「ラウンジ福岡」について

＜概要＞

リニューアルオープン日	2024年9月27日（金）
営業時間	出国審査開始時間～利用航空会社の最終便搭乗開始まで（年中無休）
場所	福岡空港国際線旅客ターミナルビル4階　出国検査場通過後エリア
施設面積	1,242㎡（うち、提供面積1,082㎡）
総席数	216席（VIPルーム14席含む）
利用対象者	・契約航空会社が指定したお客さま・PRIORITYPASS会員のお客さま ※利用基準については、ご利用の航空会社やPRIORITYPASSにご確認ください。
サービス・設備	・軽食、フリードリンク・ラウンジ専用Wi-Fi、電話・Web会議用ブース、全席電源完備

リラックスゾーン（109席）	家族連れなど、複数人で利用しやすいエリア。ソファータイプの座席を多く配置。また、席に高低差を持たせることで、特別感を感じることができる空間を演出。
ビジネスゾーン（93席）	ビジネスシーンでも利用しやすいエリア。リラックスゾーンに比べてカウンター席を多く配置。PC作業がしやすいワークスペースや、 WEB会議にも対応できる専用ブースも設置。

リラックスゾーン

（109席）

家族連れなど、複数人で利用しやすいエリア。ソファータイプの座席を

多く配置。また、席に高低差を持たせることで、特別感を感じることが

できる空間を演出。

ビジネスゾーン

（93席）

ビジネスシーンでも利用しやすいエリア。リラックスゾーンに比べて

カウンター席を多く配置。PC作業がしやすいワークスペースや、

WEB会議にも対応できる専用ブースも設置。

＜位置図＞

2024年9月26日まで

2024年9月27日から

＜コンセプト「福岡造り」＞

博多人形

スポーツ選手をモチーフに博多人形で制作している話題の博多人形師・中村弘峰氏の作品「黄金時代龍の舞」をエントランスエリアに展示。

組子造作（大川組子）

立体組子とすることで見る角度によって見え方が異なり、空間的な広がりが醸し出されることで、非日常的な空間を演出。

洗面ボウル（小石原焼）

お手洗いの洗面ボウルに、福岡の代表的な陶器である小石原焼の器を採用。

アートワーク（博多織・大川組子・小石原焼）

壁面に博多織、大川組子、小石原焼で制作した150～300角のパネルを設置。博多織については四季をイメージしたカラーや柄を用いて福岡らしさ・日本らしさを演出。

織物造作（博多織）

博多織をタペストリー状に配置した壁面造作を制作。

福岡空港オリジナルアロマ

香りイメージ：

「飾らない自然体の中に洗練さが光る、開放的でしなやかなハーバルウッドの香り」

福岡県久留米市周辺で生産が盛んな銀梅花や九州産のスギウッドを中心に、モダンな印象のウッドやハーブなど12種の天然精油をブレンドした、明るく透明感のある香り。ナチュラルでありながら、進化の足をとめない街のアクティブさ。豊かな自然と都市のバランス。そうした福岡の街に広がる鮮やかで開放的な「空」とラウンジ福岡をシームレスにつなぐ。この街の空と人々の心に見る「ゆとり」という名の光の波が、雲海を渡り、地平の先へ伝播していくかのようなイメージで制作。

原材料：銀梅花、スギウッド、ホワイト・サイプレス、マジョラム・スイート、ライムなど

＜フード・ドリンク＞

フード約15種類から約30種類へ、ドリンクも拡充。
フードやドリンクに福岡名物や福岡県産を新たに取り入れる。

例）明太フランス、博多ラーメン、福岡県産の日本酒・焼酎・ワインなど

■（参考）福岡空港国際線ターミナルビル等増改築工事概要

＜目的＞

「福岡・九州・西日本の玄関口として多くのお客さまを心地よい空間でお迎えします」

空港ターミナル容量を拡大
利便性の向上と魅力ある施設づくり、空港サービスの質の向上に向けた3Fの改善

＜概要＞

空港ターミナル容量を拡大

既存施設の約2倍に拡張（延べ床面積約73,000㎡⇒約136,000㎡）
空港サービスの質の向上に向けた3Fの改善

①出発・到着機能の強化＜Free＞＜Fast＞

　・北側コンコース延伸、搭乗橋（PBB）増設（6基⇒12基）　【2023年12月供用済】

　・自動手荷物預け機（SBD）を導入（0台⇒14台）【2024年5月供用済】

　・自動チェックイン機を増設（26台⇒38台）【2024年5月供用済】

　・保安検査場検査レーン増設（6レーン⇒最大11レーン）

　・スマートレーン導入

　・手荷物受取所コンベア増設（4基⇒8基）

②楽しい空間の提供＜Fun＞

　・品揃え豊かなウォークスルー型の免税店を展開（約1,500㎡⇒約6,000㎡）

　・フードコート新設

　・カードラウンジリニューアル【2023年6月供用済】

　・航空会社ラウンジリニューアル【2024年9月供用予定】

③アクセス環境整備＜Fast＞

　・内際連絡バス、高速・路線バス、団体バスなど二次交通の機能を集約したアクセスホールを整備（０㎡⇒4,000㎡）

　・内際連絡バスを専用道化し内際ターミナル間の移動距離・時間を短縮※1

　・立体駐車場を整備し駐車場を拡大（897台⇒1,300台※2）【2023年2月供用済】

　※1　国内線側のバス乗降場が整備されて現状15分が5分となる予定（2026年度竣工予定）

　※2　2024年9月10日現在1,126台、全体整備完了後約1,300台となる予定

＜整備概要＞

	整備前	予定	備考
延べ床	約73,000㎡	約136,000㎡
出発ロビー	約2,700㎡	約6,600㎡
到着ロビー	約2,200㎡	約6,300㎡	アクセスホール増築部 4,000㎡含む
免税店	約1,500㎡	約6,000㎡
航空会社ラウンジ	約500㎡	約1,200㎡
PBB（旅客搭乗橋）	6基	12基
自動手荷物預け機	0台	14台
保安検査場検査レーン	6レーン	最大11レーン
出発手荷物コンベア	2基	3基
到着手荷物コンベア	4基	8基
駐車場	897台	約1,300台	うち立体駐車場947台