【獣医師向け】国際基準の動物医療ラーニング動画「VSECアカデミー」販売開始

国際基準の獣医学知識に基づいた教育動画コンテンツを動物病院で導入することで、系統立った診療や質の高いインフォームドコンセントを目指せます。

どうぶつの総合病院専門医療&救急センター

2024年4月26日 14時20分

この度、どうぶつの総合病院　専門医療＆救急センター（埼玉県川口市、以下どうぶつの総合病院）より、同病院に所属する全科の専門医が講師を務める動物医療のラーニング動画シリーズ「VSECアカデミー」を全国の動物病院向けに販売開始いたしました。

■VSECアカデミー販売の目的〜獣医師と動物医療現場の課題解決に向けて

アメリカでは、ほとんどの州において獣医師ライセンス保有者は定期的に継続教育（Continuing Education）を受け、単位を取得することによりライセンスの更新が可能になりますが、日本においてこの制度はないため大学卒業後に体系的に知識をアップデートする機会が限られています。それゆえに臨床現場で活躍する獣医師にとって、「学び直し」の環境が不足しているのが現状です。これは獣医師個人だけでなく、現場の医療品質を高く保ち均一化したい動物病院の院長や経営者にとっても大きな課題であると考えています。
このような背景を踏まえ、実践的なスキルアップと国際基準の獣医学知識の習得を可能にし、獣医師としてのキャリアをさらに発展させるための一つの方法として、ラーニング動画シリーズ「VSECアカデミー」の販売に至りました。

■ラーニング動画シリーズ「VSECアカデミー」の３つの特徴

①講師はどうぶつの総合病院に所属する、国際的に認知された専門医資格を持つ獣医師

動画で講師を務めるのは、どうぶつの総合病院に所属する専門医。その中の多くは、国際的な公的学術学会に認められた専門医資格を持ち、米国の大学病院での教育や臨床経験、そして日本での豊富な臨床実績を持つ獣医師です。

②米国の獣医大学のカリキュラムをベースに、日本の臨床現場に最適な内容へとカスタマイズされた内容

米国の獣医学カリキュラムを基本にしていますが、日本と米国の臨床現場では細かな違いがあるため、米国の内容をそのまま伝えるのではなく、日本の臨床に適した内容へとアレンジを加えています。日本の現状に即した、国際標準の動物医療を学ぶことができます。

③全科を網羅した３パート107講座
一般診療で必要となる基本的な手技や知識の習得ができる「基礎講座」、病気の診断および治療を学べる「コアカリキュラム」、患者様に対する病気・手術の説明（インフォームドコンセント）に特化した「特別講座」の３パートに分かれており、興味のある分野やご自身の苦手分野を何度でもしっかりと学ぶことができます。

■「VSECアカデミー」内容紹介

【カリキュラム】