AI時代に求められる「人間力」を親子でのばす「焚き火の森の冒険キャンプ２０２５」、いばらきフラワーパークで初開催

アウトドアで子どもたちに学びのある経験をさせたい。そう願うお父さんお母さんたちに、一緒に森あそびを学び楽しんで欲しいとの願いからできた、2日間のキャンプイベントです。

一般財団法人石岡市産業文化事業団

2024年12月16日 09時00分

キャンプ芸人阿諏訪泰義さんと、国内ブッシュクラフトの第一人者川口拓さんをスペシャルゲストとして登場！

首都圏から車でも公共交通でも90分ほどの茨城県石岡市に、花や自然との距離が近くなるテーマパーク『いばらきフラワーパーク』はあります。約30ヘクタールの広さを誇る園内にあるグランピング施設『花やさと山』で今回初めて開催される『焚き火の森の冒険キャンプ』は、親子での里山体験・森あそび体験を目的とした1泊2日のキャンプイベントです。

https://www.hanayasatoyama.com/adventure-camp/

【焚き火の森の冒険キャンプ　体験コンテンツ】

キャンプ芸人の阿諏訪泰義さんと、国内ブッシュクラフトの第一人者川口拓さんと楽しむ３つのアクティビティ
木々と同じ目線から森を楽しむ　ツリークライミング体験
枝と落葉で里山を満喫　森の秘密基地づくり
アスレチックな綱渡り　スラックライン体験
森の中に出現　焚火で森カフェ
焚火で焼こう　古代のパン「バノック」づくり体験

森あそびを充実させる３つの体験満載宿泊プラン

プラン①スペシャルゲストと過ごす2日間◆森あそび満喫プラン

阿諏訪さんと川口さん、二人の野遊び達人たちと一緒に、二日間にわたって３つのアクティビティを楽しみます。初日の午前中は、国内ブッシュクラフトの第一人者である川口拓さんと共に、『ロングファイヤ』を取り入れた焚火と風よけを設置し、快適なキャンプおよび調理スペースの作成に挑戦。午後は元料理人でもあるキャンプ芸人阿諏訪泰義さんと一緒に、簡単なのに美味しくて、映えも狙えるオリジナルレシピにトライ。

そして翌日には、山で柴刈り（薪集め）をし、火床を掘って、焚火を上手に操って行う湯沸かしのタイムアタックします。優勝チームには賞品も！親子で里山を駆け回ったあとは、焚火で沸かしたお湯を使用した贅沢なティータイム♪心も体もぽかぽかになりましょう。

プラン②木々と同じ目線から森を楽しむ◆ツリークライミング体験プラン

小学生から大人までが、樹木に親しみながら心地よく全身運動を楽しめる木登りアクティビティ「ツリークライミング」体験（60分）が付いた、イベント限定の滞在プランです。

＜講師：Tree Frog Outdoor＞

プラン③枝と落葉で里山を満喫◆森の秘密基地づくりプラン

ネジもヒモも使いません！森にあるものと想像力をフルに活用して取り組む、未就学児から大人までが夢中になれる人気プログラム付きの、イベント限定滞在プランです。
＜講師：ibrk.fun（イバラキ・ドット・ファン）＞

全プラン共通！体験てんこ盛り！

各プランでご宿泊の方は、メインアクティビティのほかにも盛りだくさんなコンテンツが、全てコミコミでお楽しみ頂けます。

スラックライン体験　＜講師：NEXUS＞
古代のパン「バノック」づくり体験
夜7時からは焚火アワー & スペシャルゲストのトークセッション
花やさと山オリジナルシェラカップのおみやげ付き！

日帰り体験・野営泊といった選択肢も！

親子で、ゆったりと（1泊2日）、グランピング泊で、といったイベントは利点でもありますが、時間や施設が限られる中ではちょっと・・・という方向けに、宿泊を伴わない、体験だけの予約や、徒歩キャンプ・野営練習フィールドでのテント泊プランといった選択肢も。また、例年通りであればイベント会場周辺は河津桜が開花状態に！濃い桃色のサクラで里山が染まる景色を、焚火の音やコーヒーの香りとともにノンビリ楽しむのもオススメです。

「子どもと森あそび」について

何を、どのように使って、どう遊ぶか。より上手にやるためには、どうしたら良いか。頭と手足を大いに使い、遊びをつくり、工夫をこらす。豊かな里山で自己選択と自己決定を繰り返すことで得られる、泣いたり笑ったりの様々な体験は、自然の中でのリラックスや身体能力の向上だけでなく、子どもから大人まで、想像力や創造力、問題解決力、自己肯定感といった、AI時代に必要とされる「人間力」を育むとして注目されつつあります。

企画の背景、担当の想い

里山の利活用を考え、持続可能な管理運営を目指す身として、昨今の外遊びやアウトドアがもたらす子ども（や大人）への好影響について見聞きする機会が増えことを嬉しく思っていました。一方で、キャンプブームが少し落ち着きつつあるという報道から、テント設営や食事の準備に追われて余裕のない自分自身の姿とも重なり、子ども達と一緒に「自然を楽しむ」にはどうしたらいいのか分からず、離れてしまっていっているのではないかなと。それならば、肩ひじを張らず、道具や準備を多く必要としない『野遊び』や『森あそび』を、その道の達人たちと一緒に楽しみ学べる機会があったら嬉しいなという超個人的な想いが、この企画の始まりでした。

今回は宿泊を中心としたイベントですが、今後、初開催の経験を踏まえて、より多くの方に楽しんで頂けるイベントを毎年開催していきたいと考えています。さらに、アウトドアアクティビティの延長で、園内外の里山再生にも、楽しみながら関わって頂けるような仕組みづくりも、地域の方と連携して取り組んでいきます。