スイス高級時計ブランド「BIANCHET（ビアンシェ）」より、フライングトゥールビヨン搭載の新作2点が登場

「ビアンシェ」2024年の新作モデルとなる「フライングトゥールビヨンスポーツ GMT B1.618」、及び「フライングトゥールビヨングランドデイト B1.618」を販売開始

BIANCHET Japan

2024年7月19日 10時13分

「黄金比1.618」をデザインの原則とし、超現代的なスタイルと融合させた「ビアンシェ」の新作フライングトゥールビヨンモデルを発売いたします。

BIANCHET（ビアンシェ）とは

ビアンシェは、スイスのラ・ショー・ド・フォンを拠点とする高級時計ブランドです。

2017年、創設者のロドルフォ・フェスタ・ビアンシェとエマニュエル・フェスタ・ビアンシェ夫妻によって設立され、2021年に最初の時計「トゥールビヨン B1.618」を発表しました。ビアンシェの歴史は比較的新しいものの、そのデザイン哲学と技術力は瞬く間に国際的な注目を集めました。ブランドの中心には、数学と美学の融合があります。

特に、黄金比「1.618」を取り入れたデザインが特徴で、この比率は古代から芸術や建築において美の象徴とされてきました。ビアンシェは、この黄金比を時計デザインに応用し、調和の取れた美しい時計を作り出しています。

何世紀にもわたって芸術、建築、音楽の最も調和の取れた構成に使用されてきたアイコニックな幾何学的比率1.618に基づく設計原則を適用することで、ビアンシェは現代的な時計に完璧なプロポーションを注ぎ込んでいます。

ブランドのトノーケースは、そのエレガントな曲線と調和の取れたプロポーションで知られており、クラシックなデザインと現代的な要素が見事に融合しています。

10気圧防水と5000Gの耐衝撃性を備えるフライングトゥールビヨン

2024年に登場する新作モデル、「フライングトゥールビヨンスポーツ GMT B1.618」と「フライングトゥールビヨングランドデイト B1.618」は、どちらも黄金比に基づいたデザインと最先端の技術を兼ね備えています。

数少ないトノー型カーボン時計の一つであり、10気圧（100メートル）の耐圧性と5000Gの衝撃に耐えるフライングトゥールビヨン B1.618は、多用途に設計されています。

ブランドアンバサダー Francisco Porcella（ビッグウェーヴ・サーファー）

最先端素材の軽さと天然の加硫ゴムの柔らかさ、ケースの完璧で官能的な曲線が組み合わさり、独特の触感を生み出します

フライングトゥールビヨンスポーツ GMT B1.618

「フライングトゥールビヨンスポーツ GMT B1.618」は、アクティブなジェットセッター向けに設計された時計です。

地球の回転を象徴する地球儀が中央の時針とともに回転し、ローカルタイムとリファレンスタイムの同時表示が可能です。また、直感的なファンクションセレクターにより、クラウンの位置を簡単に設定できます。エルゴノミックなラインと高い衝撃吸収性を持ち、快適な装着感を提供します。

フライングトゥールビヨングランドデイト B1.618

「フライングトゥールビヨングランドデイト B1.618」は、トゥールビヨンとグランドデイトの二つの複雑機構を備えており、黄金比に基づいたブリッジの配置がその美しさを一層引き立てます。

ムーブメントは、精緻な手作業による仕上げが施されており、その構造の美しさと機械的な精度を両立させています。

フライングトゥールビヨングランドデイトは、Temporis International Awardsで“Best Start-Up Watch"を受賞しました。

ムーブメント

トゥールビヨンメカニズムへの情熱を追求する中で、ビアンシェの創設者たちは、自社製のフライングトゥールビヨンムーブメントを開発するという大きな挑戦に取り組みました。

このムーブメントは、ブリッジとトゥールビヨンケージがすべてチタンで作られています。スケルトン構造の透明性と手仕上げの美しさは、ムーブメントの建築美を際立たせ、その魂を生き生きとさせます。

1795年にアブラハム・ルイ・ブレゲによって発明されたトゥールビヨン機構は、重力の力に逆らうためのものであり、高級時計製造において最も名誉ある複雑機構の一つとされています。ビアンシェのフライングトゥールビヨンムーブメントは、1日に-4～+4秒の精度で回転し、ブリッジがこの美しい機械工学の作品を遮ることはありません。

空中に浮かんでいるかのように見えるチタン製のトゥールビヨンケージは、重力に逆らうようにデザインされており、ビアンシェのシグネチャーが施されています。90時間のパワーリザーブを持ち、長時間の信頼性を保証します。

新しいキャリバーの2つの複雑機構は、黄金三角形（ゴールデン・トライアングル）を用いて設計されたムーブメントの位置に完璧に配置されており、ブリッジのアーキテクチャはトゥールビヨンケージの中心点から始まり、フィボナッチの螺旋に従った曲線を描いています。

バックブリッジは、直径が1.618の比率を尊重した同心円を形成し、ムーブメントフロントの主要要素（トゥールビヨンケージ、アワーホイール、大日付表示）は、黄金円の幾何学的ルールに従って配置されています。この独自の構造は、対称性と非対称性を組み合わせ、ビアンシェ B1.618ムーブメントに個性、深み、バランスを与えています。

軽量かつ高強度の素材

ケースは、炭素繊維にチタン粉末を浸透させた専用のコンポジット素材「Titanium-Dust-High-Density-Carbon」で作られており、高耐久性と軽量性、貴金属の貴重さを兼ね備えています。

厚さ0.03mmの炭素繊維約500層が圧縮され、各層の間にチタン粉末が浸透し、この最先端素材に軽やかで微妙な反射をもたらします。層間の45度と90度の変化に従って配置された炭素繊維の向きは、非常に均質で高密度かつ耐久性のある等方性素材構造を実現し、美的に魅力的なパターンを提供し、チタン粒子によって強化されています。