ねじのゆるみを遠隔検知するIoTサービスを新規開発、7月24日10時半より東京ビッグサイトで発表
労働力不足の解消・危険作業の削減へ - 次世代インフラ維持管理4000億円市場への製品展開
池田金属工業株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:武井 宏樹、以下「イケキン」)は、ねじのゆるみを遠隔検知するIoTサービスを開発し、東京ビッグサイトで開催される「プラントメンテナンスショー」にて発表いたします。
【発表概要】
・展示会:プラントメンテナンスショー
・日時:2024年7月24日(水)10時30分~
・会場:東京ビッグサイト・東展示棟
・ブース:M4-167(ブース内発表スペース)
【開発の背景】
イケキンは「ねじで世界をよりよく変える」をスローガンに掲げ、ねじ締結に関する世の中のお困りごとを解決する技術商社です。ねじを販売するだけではなく、締結に関する社会課題を解決するための製品・サービスを提供しております。
近年社会課題となっているのが、ねじのメンテナンス作業の負担軽減です。労働力の不足やインフラ設備の老朽化対応などにより、十分な作業員の確保が難しくなる中、高所や危険箇所作業での安全性の向上も課題となっております。
このような課題を解決するため、IoTに強みを持つ株式会社Momoの協力を得て、ゆるみを検知するIoTセンサーをねじに組込み、遠隔地から状況を確認できる仕組みを構築しました。必要な時に、必要な箇所だけ作業することにより、作業効率改善や事故の削減へつなげます。
【製品概要】
ゆるみを検知するIoTセンサーをねじに組込み、ゆるみの状況をクラウド上のデータベースへ送信します。遠隔地からそのデータを参照し、どの箇所のねじがゆるんでいるのかの確認が可能となります。
山間部の鉄塔、洋上発電、大規模プラントなど、人が容易に立ち入れない場所での利用を想定しております。
【サービスの特徴】
本製品では、ねじの軸力の低下を色で判別するDTIシステムを採用し、さらにその色の変化をセンサーで検知する仕組みを構築しております。無線でスペースを取らず、コストもゲージ埋め込み型よりおさえることが可能です。センサーの電池は数年の間、持続させることができます。
製品紹介ページ:https://www.ikekin.co.jp/products/9591/
イケキンは今後もねじを通してあらゆる作業の省人・省力化、見える化など社会課題の科学的な改善に取り組み、より良い世界の構築に貢献して参ります。
【会社概要】
商号 : 池田金属工業株式会社
代表者 : 代表取締役社長 武井 宏樹
所在地 : 〒550-0013 大阪府大阪市西区新町4-7-11
設立 : 1950年12月
事業内容: 工業用ファスナー、金属部品の開発・製造・販売
資本金 : 2,000万円
URL : https://www.ikekin.co.jp/
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