イタリアの伝統と文化を発信する「ヴィラッジョ・イタリア」が8月30日まで5日間限定でオープン!東京初入港の世界一美しいと言われている練習帆船「アメリゴ・ヴェスプッチ号」への乗船体験も。
イタリア防衛大臣グイード・クロセット氏・三宅伸吾防衛大臣政務官らがオープニングセレモニーに登壇
イタリアの世界一美しい帆船といわれる「アメリゴ・ヴェスプッチ号」は、イタリアの歴史と文化の発信と日本との交流を目的に、8月25日(日)に東京国際クルーズターミナルに初入港いたしました。東京初上陸に伴い、8月26日(月)16時より8月30日(金)16時までの5日間限定で、イタリアの伝統や文化を体験できる「ヴィラッジョ・イタリア」を開催します。初日である26日(月)には、イベントオープニングセレモニーが行われました。
イタリア海軍のバンドによる華やかな演奏、さらには、イタリア・日本両国の国歌斉唱が交わされ、幕を開けました。アメリゴ・ヴェスプッチ号のキャプテン・ジュゼッペ・ライ氏は、「アメリゴ・ヴェスプッチはイタリアの象徴である」と語り、無事船を日本に運び届けた船員みんなを「誇りに思う」と話しました。
続いて登壇した日本の三宅伸吾防衛大臣政務官は、今回初めて東京港を訪れたアメリゴ・ヴェスプッチ号を前に、「実際に目の当たりにして、世界一美しい帆船だと確信した。日本とイタリアの更なる発展を祈っています」と語りました。
イタリア防衛大臣グイード・クロセット氏は「アメリゴ・ヴェスプッチ号が航海するインド・太平洋の地域はとても重要な場所」だと話し、日本とイタリアが共に協力していくことの重要性を強調。「日本万歳!イタリア万歳」と高らかに唱え、スピーチ後には青天に映える真っ白な制服で身を纏った海軍たちが、一斉にアメリゴ・ヴェスプッチ号に乗船。一糸乱れぬ行進でセレモニー会場を圧巻しました。
ヴィラッジョ イタリアの開幕を象徴するテープカットセレモニーでは、イタリア防衛大臣グイード・クロセット氏が海軍の練習生と共に、アメリゴ・ヴェスプッチ号を背景にイタリア国旗のシンボルカラーのテープをカットすると、会場は大きな拍手に包まれました。
「アメリゴ・ヴェスプッチ号」は2023年7月から世界31カ国を航海するワールドツアーを開始し、日本は17カ国目の寄港先となります。東京初上陸に伴い、8月26日(月)16時より8月30日(金)16時までの5日間限定で東京国際クルーズターミナルにて、イタリアの歴史や文化を無料で体験できる「ヴィラッジョ・イタリア」を開催します。イベントでは、「アメリゴ・ヴェスプッチ号」の乗船体験をはじめ、期間中毎日日没後に行われるイタリアの伝統的な降旗パフォーマンス、イタリアのグルメやワイン、ヴェネツィア国際映画祭によってキュレーションされた映画作品の上映、バンドやオペラ歌手による生演奏、イタリアの最先端ビジネス・テクノロジー・デザインにまつわる展示や、セミナーの開催など、イタリア文化の発展や変遷を学びながら体験できる様々なコンテンツを無料で提供します。(飲食物や販売品に関しては有料)
■イタリア防衛大臣グイード・クロセット氏 コメント
芸術、文化、食、ワイン、技術、デザインなど、イタリアの魅力を発信する機会として、アメリゴ・ヴェスプッチ号ワールドツアー、並びに、ヴィラッジョ・イタリアの開催を、来年の大阪万博にも参加予定の海兵バンドとともに祝うことができて大変嬉しく思います。
■アメリゴ・ヴェスプッチ号キャプテン ジュゼッペ・ライ氏 コメント
2023年7月にジェノバ港を出発し、14ヶ月の航海の末、無事東京に到着しました。アメリゴ・ヴェスプッチ号が初めて東京に寄港する歴史的な瞬間に立ち会えたことを乗組員一同大変嬉しく思っています。アメリゴ・ヴェスプッチ号の船長として、東京や世界各地でイタリアの伝統と文化を発信するイベント「ヴィラッジョ・イタリア」を通して、イタリアの美しく洗練された文化や伝統、イノベーションなどを、五大陸に渡り伝えていけることを誇りに思います。
■Difesa Servizi SpA CEO ルカ・アンドレオル氏 コメント
国境や文化の壁を超えて、イタリアが誇る世界一美しい帆船アメリゴ・ヴェスプッチ号とともに世界各地で「ヴィラッジョ・イタリア」を開催することができ、非常に嬉しく思います。イタリアに対して国際的な関心を高めることを目的とした、革新的で横断的なプロジェクトとして、イタリアの伝統や文化をはじめ、様々なエネルギーが交差する中で生まれるユニークなパフォーマンスを表現できることを誇りに思います。
■ヴィラッジョ・イタリアで体験できるコンテンツ
1. アメリゴ・ヴェスプッチ号への乗船体験・降旗パフォーマンス
5日間毎日体験可能。各日の乗船スケジュールは公式サイトよりご確認ください。※要予約
毎日日没後には船員による降旗パフォーマンスを実施予定。(天候により変動)
2. エンターテイメント
<音楽>
・イタリア海軍バンドによる生演奏
8月27日(火)〜29日(木) 各日 11時〜と17時〜の2回(計6回)実施予定
・世界各国でイタリアオペラの後進育成や普及活動を推進する、巨匠(マエストロ)のリッカルド・ムーティ氏が率いる、イタリア・オペラ・アカデミー所属の音楽家による弦楽四重奏の演奏会
8月28日(水)19時30分より実施予定
・ミラノのラ・スカラ音楽院による演奏会
8月29日(木)19時30分より実施予定
<映画>
・バティスト・エチェガライとジュゼッペ・ブッキ監督の「ラ・パルテ・デル・レオーネ」
8月28日(水)13時より上映予定
<アート>
・現代イタリア美術を代表するイタリア出身のアーティスト、ジャゴによる、ミケランジェロの傑作を大胆に再解釈したブロンズ作品「ラ・ダビデ」の展示(期間中展示予定)
・ジャゴのドキュメンタリー上映
8月30日(金)午前11時より上映予定
<スポーツ>
・オリンピック聖火トーチの展示
2026年にはイタリアで4度目、ミラノで初となるミラノ・コルティナ冬季オリンピックが開催されます。
ヴィラッジョ・イタリアではイタリアオリンピック委員会協力のもと、イタリアと日本で開催された時に使用された聖火トーチを展示します。
3. 食「リストランテ・イタリア」
「ヴィラッジョ・イタリア」内の「リストランテ・イタリア」では、日本でも著名なイタリア人シェフ、エリオ・オルサーラシェフの監修によるメニューを提供します。
そのほか、ライブクッキング・ショーや、イタリアワインを堪能できるティスティングマスタークラス、イタリアンジェラートショップなど、世界中で愛される本場イタリアの食文化を楽しめるコンテンツを期間中提供します。
また、2014年に葡萄畑の景観とワイン文化の地としてユネスコ世界遺産に登録されたイタリア・ピエモンテ州ランゲ・ロエロ・モンフェッラート地域の登録10周年を記念して、ティスティングやバローロのマスタークラスがなどが開催されます。バローロのマスタークラスは27日(火)16時〜17時にて開催予定です。
4. 展示/セミナー
イタリアデザインの歴史や文化の促進を担うメイド・イン・イタリア担当省、イタリア国防省、ADIデザイン博物館との共同企画「イタリア・ジュニアーレ」や、没入型スクリーンで体験するワインとイタリアをテーマにしたイタリアの農業・食料主権・林業省とのコラボレーション展示「ディバイン・イマーシブ・エクセレンス」など、イタリアの伝統と文化に触れられる展示を無料でご覧いただけるほか、観光、貿易、サスティナビリティなど、幅広いテーマに沿ったセミナーを開催予定です。
また、イタリア海軍と笹川平和財団主催のセミナー「海洋-意識の向上とその持続可能な利用」や、大阪万博のイタリア・パビリオンが掲げる「アートは生命を再生する」をテーマにしたセミナーの開催も予定しています。
※各コンテンツの参加枠には限りがございます。詳細は公式サイトよりご確認・ご予約ください。
■アメリゴ・ヴェスプッチ号について
「アメリゴ・ヴェスプッチ号」は1930年5月12日に造船が起工され、1931年2月22日に完成したイタリア海軍の練習帆船です。その美しい船体は世界で最も美しい帆船の一つとして知られ、新大陸「アメリカ」を発見したとされるイタリア・フィレンツェ出身の探検家アメリゴ・ヴェスプッチの名に由来すると言われています。「アメリゴ・ヴェスプッチ号」は2023年7月よりイタリアのジェノヴァを出発し、31カ国(36の寄港先)を航海するワールドツアーを開始しました。これまでに米国・ロサンゼルスをはじめ、東京は22ヶ所目の寄港先となります。
◆「アメリゴ・ヴェスプッチ号」次の目的地|「ヴィラッジョ・イタリア」の開催予定
アメリゴ・ヴェスプッチ号は、8月30日(金)に日本を出航し、次の「ヴィラッジョ・イタリア」の開催地となるオーストラリアのダーウィンに向かいます(10月4日〜7日まで寄港予定)。「ヴィラッジョ・イタリア」はさらに、10月24日から28日にかけてシンガポール、11月28日から12月2日にインドのムンバイ、12月17日から19日にアラブ首長国連邦のアブダビ、12月22日から25日にカタールのドーハ、そして来年1月20日から24日にサウジアラビアのジッダへの開催し、「アメリゴ・ヴェスプッチ号」の寄港を予定しています。
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