スポーツと農業の融合で未来を拓くSpin Owl、元プロサッカー選手・徳永悠平氏のサッシカイアと業務提携し次世代アスリート育成プログラムを開始。竹田かたつむり農園、長崎大学とも連携
食と健康の架け橋となるアスリートと生産者が連携し豊かな未来を創造する「アス町」プロジェクトに、徳永悠平氏が参画
バスケットボール・サッカー・バレーボール分野のアスリートの新たな可能性を開拓・支援する株式会社Spin Owl(本社:東京都三鷹市、代表取締役:髙橋周大)は、スポーツマネジメントを核とした事業を行う株式会社サッシカイア(本社:長崎県、代表取締役:今西悠)と業務提携を発表します。この提携により、Spin Owlが推進する『アスリートと日本の生産者が協働し、自然の恵みを次世代へ継承する』という理念を掲げた「アス町」プロジェクトに、サッシカイア取締役で日本代表経歴を持つ元サッカー選手の徳永悠平氏が参画します。

今回の取り組みでは、徳永氏の地元である長崎県雲仙市に拠点を置く「竹田かたつむり農園」と連携し、長崎大学サッカー部の学生たちに向けた農業支援や食育活動を展開。競技力向上だけでなく、食の重要性と地域産業への理解を深める包括的な次世代アスリート育成プログラムを実施します。この取り組みは、アスリートの社会的価値を最大化しながら、持続可能な地域創生にも貢献する革新的なモデルを目指します。
■提携の背景と展望
Spin Owlはこれまで、アスリートとともに各地域の魅力を発信する事業「いただき燈」を推進し、全国各地の生産者との商品開発・販売・イベント企画など多彩な活動を展開してきました。アス町プロジェクトではこの理念をさらに発展させ、アスリートが「食と健康」のアンバサダーとして、生産者と手を携えながら消費者に地域の食文化や特産品の真価を伝え、より豊かな食生活を提案することで、持続可能な食文化の構築を目指します。

今回の提携は、サッシカイアが掲げる『スポーツの力で持続可能な社会を創る』というミッションとSpin Owlのアス町プロジェクトの理念が合致したことで実現しました。両社の協働により、アスリートが持つ無限の可能性を最大限に引き出しながら、現代社会が直面する課題解決に向けた具体的なアクションとして展開していきます。
徳永悠平氏のコメント
このたび、「アス町」に参加することになりました!
現役時代から、行動で示したいと思ってプレーしてきました。そして、引退した今も、その気持ちは変わりません。これからは、アスリートとしての経験を活かし、地域と一緒に新しい挑戦をしていきます。
僕が生まれ育った 長崎は、本当に素晴らしい場所 です。歴史、文化、人の温かさ、そしてスポーツの熱量。ここには、まだまだ可能性がある。アスリートが本気で動けば、地域にもエネルギーが広がるし、それが次の世代の背中を押す力になるはずです。
僕自身も、どんどんアクションを起こして、長崎の未来のためにできることをやっていきます。スポーツの力を信じて、もっと熱く、もっと面白く。 これからもチャレンジし続けます!
株式会社サッシカイア(https://sassicaia.co.jp/)

■【農業×サッカー】次世代アスリート育成プログラム 概要
アス町プロジェクトとして今回実施するのは、徳永悠平氏が主導する学生アスリートを対象とした次世代育成プログラムです。長崎県の竹田かたつむり農園と連携し、「知る」「動く」「繋がる」という3つのステップで構成されたセッションを通じて、地域の食文化や生産者の想い、農業生産プロセスの魅力と課題を長崎大学サッカー部の学生たちに伝えます。この体験を通じて、これから羽ばたいていく若者たちが食と健康の関係性についての理解を深め、共に持続可能な未来の在り方を考える機会を創出します。

●竹田かたつむり農園について
竹田かたつむり農園は、長崎県雲仙普賢岳の麓、肥沃な火山灰土が広がる大地で、農薬や化学肥料を一切使用せず、大地と生き物を尊重する循環型農業を実践しています。伝統野菜を中心とした作物を栽培し、その作物から種を採取、さらにその種から次の世代の野菜を育てるという自然の循環を大切にしています。種の採取によって、この地域特有の気候風土が種に記憶され、この土地に最適化された作物が育まれるという、地産地消の理念を体現する農園です。

竹田かたつむり農園 竹田竜太氏のコメント
今回、アス町プロジェクトを通してアスリートの皆さんや学生と協働できることにワクワクしています。土に触れ、種を採ることで命の循環を体感し、みんなで美味しいを共有し、元気になることを願っています。アスリートがミツバチのように、農家という花をめぐり、花粉と蜜という情報、思い、生産物を町という巣へ運び、巣を豊かで共生の場としていけると思います。ミツバチが花も巣も繁栄させる重要な存在と思います。
競争社会のスポーツ界と共生社会の農業界がアスリートの活動により深く結びついて新しい共存社会を形成することでしょう。
地方と町がアスリートによって強く繋がることにより、ずっと遠くまで続く楽しい日本があると信じています。
長崎大学サッカー部 田中朴通監督のコメント
私たち長崎大学サッカー部は、「地域に応援されるサッカー部」を目指して、競技力の向上だけでなく、社会と向き合い、大学生自身が地域の抱える課題に対して主体的に行動することを大切にしてきました。
平和活動をはじめ、地域と連携した取り組みを続けてきた中で、今回のアス町プロジェクトには大いに共感しています。
食は、すべての人の生きる土台です。生産者の方の想いに触れることは、私たちの手元に食が届くまでの過程を学ぶことであり、自分たちが地域に支えられていることを実感することにも繋がります。そのような経験を積み重ね、選手たちがサッカーの枠を超えて、社会に貢献できる存在へと成長していくことを期待しています。
また、長崎大学では「プラネタリーヘルス」の考えを大事にしているので、このような学びを、大学での学びや就職後に活かしていきたいと思っています。
アス町をきっかけに、子どもたちへの指導や地域活動にも積極的に取り組み、サッカーを通じた学びの場を広げていきたいと思います。
●長崎県の企業・団体様とのお取り組み窓口
徳永悠平氏と共に魅力を発信する取り組みをご希望される、長崎県で活動されている企業・団体様からのご連絡をお待ちしております。お問合せフォームより、ご相談事項をお送りください。後日、担当者よりご連絡させていただきます。
■株式会社Spin Owlについて
『挑戦者を支援し、成長を促進する』というミッションのもと、アスリートの多面的なキャリア形成を支援しています。事業の柱として、アスリートのメンバーシップ事業、食と健康をテーマにした「いただき燈」事業、そしてプロモーション事業の3つを展開。これらを通じて、アスリートが地域社会で行う多様な活動を後押しし、地域活性化に寄与するとともに、アスリート自身の成長機会を創出しています。
現在、バスケットボール、サッカー、バレーボールの3競技から総勢17名のアスリートと連携。彼らと共に新規プロジェクトの立ち上げやイベント企画を推進することで、サステナブルな日本の農業実現とアスリートの社会貢献モデルの確立を目指しています。アスリートが持つ影響力と専門性を活かし、スポーツの枠を超えた社会的価値の創造に取り組んでいます。
●いただき燈とは
「自然の恵みを生かし彩の食卓を」をコンセプトに地域の中小規模農家を支えるため、オリジナル商品の企画・販売を行います。地域の方の想いがこもったこだわりの商品を、もっと消費者のもとへ届けていくためのアピールを先導しています。

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