Helicap、XenditのXenCapitalと最大規模のクレジットファシリティを締結: 5,000万米ドルで東南アジアのビジネスを支援

左から右へ: David Z Wang - Helicap Securities共同創設者兼CEO、Moses Lo - Xendit創設者兼CEO、Quentin Vanoekel - Helicap Investments共同創設者兼CIO

シンガポール、2024年9月12日 – 新興市場を専門とする主要なフィンテックプラットフォームプロバイダーであるHelicapは、東南アジア全域で事業を展開するフィンテックユニコーンで、5億1,500万米ドルのベンチャーキャピタル資金を調達しているXenditの融資部門であるXenCapitalとのクレジットファシリティ契約を成功裏に締結したことを発表しました。

2023年、デジタル融資は東南アジアのフィンテックセクターで最も活発な分野となり、2024年も成長を続け、2025年にはさらに33％の成長が見込まれています*1。XenCapitalは、2021年の設立以来、東南アジア全域の企業に対して7億米ドル以上の融資を提供しており、その成功は強力なリスク管理戦略と地域の商業ニーズに対する深い理解に裏打ちされたものです。

「我々のビジネスにとって重要な節目を迎えました」と、Helicapの共同創設者であるDavid Z Wangは語りました。「XenCapitalとのパートナーシップは、東南アジアの銀行サービスを受けられない企業への資本アクセスを容易にするというHelicapの使命に沿っており、この長期的なビジョンを実現するために協力できることを光栄に思います。Helicapは、この地域での金融包摂を推進し続けることにコミットしており、Xenditがこの地域で構築した広範な決済エコシステムとその融資の専門知識に感銘を受けています。」

「Helicapとのパートナーシップを通じて、東南アジア全域で金融包摂をさらに推進できることを嬉しく思います。この協力により、フィリピンをはじめとする地域の商業者に必要な資本を提供し、彼らの成長を支援することが可能になります」と、Xenditの共同創設者兼CEOであるMoses Loは述べました。

Helicapは、規制された子会社と共に、2018年以降、3億7,000万米ドル以上の取引を促進してきました。数百万のローンデータポイントを評価する高度なクレジット分析を活用することで、Helicapは情報に基づいた責任ある意思決定を保証しています。

HelicapとXenCapitalの協力は、東南アジアのビジネスを支援し、経済成長を推進するための相乗効果のある提携を示しています。

*1 https://www.researchinindonesia.com/insight/digital-lending-in-sea-overview

Helicapについて

Helicapは、東南アジアにおけるプライベートデットの機会をグローバルな投資家と結びつけるシンガポールを拠点とするフィンテック企業です。同社の目標は、銀行が対応できない4,000億米ドルの資金ギャップを埋め、地域の1,000のオリジネーターを通じて3億人の銀行未利用者に資本を提供することです。同社の株主には、マレーシアの主要な独立系投資銀行であるKenanga Investment Bank Berhad（「Kenanga Group」）、日本の金融サービス企業Credit Saison、Temasekが支援する代替投資会社Tikehau Capital、統合アジア金融ハウスPhillipCapital、トップVCファームEast Ventures、Access Ventures、Voveo Capital、そしてシンガポールの大手不動産グループSoilbuild Group Holdingsが含まれます。

過去6年間で、Helicapは規制された子会社を通じて1,500万米ドル以上の払い込み資本金を調達し、ほぼ4億米ドルの資本を内部データ分析の専門知識を活用して展開してきました。この高度なデータ処理能力を活用することで、Helicapは間接的に500万以上の中小企業（MSME）および個人を支援しています。HelicapがTemasek Trustと協力して発表した東南アジア初の「金融包摂報告書」は、持続可能で倫理的な実践を優先する、目に見えるインパクトのある統合エコシステムの構築に対するコミットメントを示しています。

創業以来、Helicapは地域の潜在的な借り手2億人にアクセスできる数百のプラットフォームパートナーとの独占的なネットワークを構築してきました。詳細はwww.helicap.comをご覧ください。

XenditとXenCapitalについて

Xenditは、インドネシア、フィリピン、マレーシア、タイで強力な存在感を持つ東南アジアの主要な決済エコシステムの一員です。Xenditは、Samsung、Traveloka、Oyo、Garuda Indonesia、Lazadaなどの大企業を含む6,000以上の商業者に、シームレスで統合が容易なペイメントゲートウェイを提供しています。これまでに、XenditはCoatueやTiger Global Managementなどの世界的なベンチャーキャピタルリーダーから5億米ドル以上を調達しています。2023年には、Xenditは3億件以上の取引を処理し、総決済額は400億米ドルに達し、すべての規模のビジネスを支援するというコミットメントをさらに強固なものとしています。

決済処理にとどまらず、XenditはXenCapitalを通じて、迅速かつ柔軟な資金提供を行う新興の代替融資プロバイダーとして、商業者を支援しています。XenCapitalは、代替データソースと独自のリスクスコアリング基準を組み合わせ、企業の特定の運営ニーズや成長目標に合わせた金融ソリューションを提供しています。2020年以来、XenCapitalは東南アジア地域で7億米ドル以上の融資を実施し、金融インクルージョンを促進し、企業が繁栄するための支援を行っています。