女性392人に聞いたレチノール化粧品実態調査2025!A反応やレチノールランキングまで徹底調査!~コスメ部調べ

化粧品の専門家がおすすめする美容・コスメ情報を発信するコスメ部は、10代から70代の女性392人を対象にレチノール化粧品に関する意識調査を実施し、その結果を発表いたしました。

LINKTH合同会社

女性392人に聞いた「レチノール化粧品」実態調査を発表

自分にぴったりのコスメ選び、にキレイになるための情報を発信する情報サイト「コスメ部」(運営:LINKTH合同会社・東京都中央区銀座 )は、10代から70代の女性を対象にレチノール化粧品についてのアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。

対象者:10歳~70歳の女性

サンプル数:392人

居住地:全国

調査方法:ネットリサーチ

アンケート実施日:2025年1月30日

主要調査結果

レチノール化粧品の主要調査結果

総回答者数は392人。年代別では30代が最も多く(39.5%)、次いで40代(25.3%)、20代(23.0%)となっています。

敏感肌または比較的敏感肌と認識している人は全体の67.1%を占めています。

本調査は、近年美容業界で注目を集めるレチノール配合化粧品について、日本の女性392名を対象に使用実態や知識レベル、A反応などの副反応経験、製品選びの傾向を調査したものです。アンケートの結果から、レチノールの普及状況、年代別の使用傾向、肌質との関連性、そして消費者の知識レベルなどが明らかになりました。

レチノール化粧品の使用実態は?

レチノール化粧品の使用経験は?

回答者の62.5%がレチノール化粧品の使用経験があると回答しました。

レチノール化粧品の使用率は年齢が若いほど高い

年代別に見ると、サンプル数の少ない10代と60代以上を除くと、20代(65.6%)と30代(64.5%)の使用率が最も高く、年齢が上がるにつれて使用率がやや減少する傾向が見られました。

肌タイプ別のレチノール使用率

敏感肌または比較的敏感肌の人でもレチノールを使用している割合は66.1%で、非敏感肌の人(68.7%)と比べて大きな差はありません。このことから、敏感肌であってもレチノールを適切に使用できる可能性が示唆されます。

レチノール化粧品の使用のきっかけは?

レチノールを使用する理由はシワ・たるみ・毛穴のケアが多い

レチノール化粧品を使い始めたきっかけとしては、「シワ・たるみ」の回答が最も多く、「毛穴の開きや黒ずみの改善のため」が続きます。次に、「ニキビやニキビ跡の改善のため」、「肌のハリや弾力を高めるため」と続きます。

また、美容医療関係者からの推奨よりもインフルエンサーや雑誌の影響の方が約10倍高いという結果になりました。

年代によって使用のきっかけが異なり、若い世代はニキビや毛穴の改善に着目する傾向が強く、年代が上がるにつれてハリや弾力、くすみ改善などのエイジングケア目的が増加します。特に50代では「肌のハリや弾力を高めるため」が他の年代より高い割合を示しています。

レチノール化粧品使用してA反応を経験したか?

A反応の経験率は42.9%と高い
85.7%が軽度のA反応

レチノール使用者のうち42.9%がA反応(皮むけ、赤み、かゆみなどの副反応)を経験していると回答しました。

A反応を経験した人のうち、大多数(85.7%)は軽度であったものの、4.8%は重度の症状を経験し使用を中止したと回答しています。

敏感肌ほどA反応を経験する確率が高い

敏感肌の人はA反応を経験する確率が高く(54.9%)、非敏感肌の人(30.8%)と比べて約1.8倍の違いがあります。しかし年代による差はあまり見られず、各年代で38〜50%程度の人がA反応を経験しています。

人気のレチノール化粧品ランキング

コスメ部によるレチノール化粧品ランキング調査

最も人気のあるレチノール製品は「エリクシール」(8.2%)、次いで「アヌア」(5.7%)、「キールズ」(5.3%)。年代による好みの違いがあり、20代ではイニスフリーが最も人気ですが、30代以上ではエリクシールが支持されています。

コスメ部メディアでもレチノールおすすめランキングを紹介しています。

レチノール成分の注意点に関する知識

レチノール化粧品の使用者に対してレチノールの注意点に関する知識を調査しました。

夜使用・紫外線対策への理解度が最も高く(74.7%)、続いてA反応に関する知識(66.5%)、そしてビタミンCなどとの併用注意(47.8%)、妊娠中・授乳中の使用制限(20%)と続きます。一方で、9.4%の人はレチノールの注意点について特に知識がないと回答しています。

レチノール成分種類についての理解度

レチノール使用者の方に、レチノール成分についての理解度を調査しました。

「レチノイド」「純粋レチノール」「レチノール誘導体」の違いについては、64.5%の人が「違いがわからない」と回答し、違いを明確に説明できる人はわずか2.4%にとどまりました。

総括:レチノール化粧品実態調査から見えたインサイト

調査から見えたインサイトをご紹介します。

1. レチノールの普及と肌質による懸念の相対的低さ

調査対象の62.5%がレチノール化粧品を使用したことがあり、敏感肌の人でも非敏感肌の人と同程度の使用率を示していることから、レチノールが幅広い肌質の人に受け入れられていることが分かります。

2. 年代によって異なる使用動機

若い世代(10代・20代)ではニキビケアや毛穴改善が主な使用理由である一方、年齢が上がるにつれてハリ・弾力やくすみ改善などのエイジングケア目的が増加します。年代に応じたマーケティングアプローチが効果的である可能性が示唆されます。

3. インフルエンサー・メディアの影響力

美容医療関係者からの推奨(2.0%)よりもインフルエンサーや雑誌の影響(19.6%)が約10倍高いことから、消費者の製品選択においてソーシャルメディアや雑誌などの影響が大きいことが明らかになりました。

4. A反応は一般的だが対処可能

レチノール使用者の42.9%がA反応を経験しているものの、その大多数は軽度であり、重度の反応は4.8%にとどまっています。適切な使用方法と導入方法の教育が重要であることが示唆されます。

5. 知識ギャップの存在

レチノールの基本的な特性(夜使用・A反応の可能性など)はある程度認知されていますが、「レチノイド」「純粋レチノール」「レチノール誘導体」の違いを説明できる人はわずか2.4%にとどまっており、成分に関する詳しい知識が不足していることが明らかになりました。

レチノール化粧品はA反応などのリスクがあることから、消費者教育の余地が大きいと言えます。


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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区銀座 1-12-4 N&EBLD.6階
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代表者名
松尾弘樹
上場
未上場
資本金
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設立
2024年08月