市内から発送される郵便物で、市をPR!
となみシティプロモーション映像「ときめきが咲き誇るまち」
砺波市と日本郵便株式会社北陸支社は、11月1日から砺波市内の郵便局から発送されるゆうパックや定形外郵便物等に、市のプロモーション映像を紹介するPRシールの貼付けを利用者に呼びかける。
PRシールは、2歳の男の子「おーたくん」の目線から砺波の暮らしを描いた「となみシティプロモーション映像『ときめきが咲き誇るまち』」を紹介するもの。実際に砺波で生まれ、砺波で暮らす「おーたくん」の純粋な感情を切り取るとともに、色鮮やかなチューリップや大迫力の行燈のぶつかり合い、雪化粧した峡谷の美しさなど、1年間かけて撮影した砺波の魅力や利便性を5分にまとめている。
となみシティプロモーション映像「ときめきが咲き誇るまち」(砺波市公式YouTube内)
「砺波市は”チューリップフェア”と”散居村”のまち」だけじゃない
広大な平野に、屋敷林に囲まれた家々が点在する、どこか昔懐かしい風景。富山県砺波市には、“日本の原風景”といわれる「散居村」が広がっている。北陸の春の風物詩「となみチューリップフェア」の開催地としても知られており、砺波米や雪たまねぎ、出荷量日本一を誇るチューリップ球根や種もみなどが大切に育てられている。
そののどかな田園風景の中には、田畑だけでなく、国内トップシェアの工業製品を作り出す最新鋭工場や、伝統産業、大型商業施設などが立地しており、農・商・工のバランスがとれたまちでもある。
民間経済誌のランキングでも常に全国上位にランクインする砺波の豊かさ、暮らしやすさを全国に発信しようと、新たなシティプロモーション動画の制作を決意。1年をとおしてその魅力を映像におさめようとプロジェクトがスタートした。
2歳の子どもから見る等身大の生活
今回の主役を務めたのは、実際に砺波に住む2歳の男の子”おーたくん”。日常に特別な事などほとんどない2歳児が、砺波で過ごす毎日。その純粋な感情を表現できればと思い、カメラマンであるパパは動画を撮影し始めた。
目に映るすべてが新鮮で、毎日が大冒険。土の匂い、命の営み、地域がつなぐ伝統芸能などを五感で感じながら、すくすくと育つ”おーたくん”。その表情は、スタッフが描きたいテーマを全編を通して如実に物語ってくれた。まちの熱量を物語るかのような「となみ夜高まつり」のシーンでは、人々の息遣いが感じられ、夜の街に浮かび上がる行燈、その迫力に息を呑んだ様子。”おーたくん”の目線で綴る5分は、ありのままの砺波を魅せてくれた。
全国に届けたい
いざできあがった映像を、どう全国に発信していくべきか。新市誕生20周年を祝う式典で放映し、それを祝うテレビCMにも活用してもらった。市内の駅や観光協会、ショッピングモールなどでも放映している。市内で開催されるイベントはもちろん、三大都市圏で開催される移住定住イベントでも流してみた。限られた予算の中で、ほかにできることは・・・
「郵便物に貼ってもらえるよう、声をお掛けできますよ」
市と包括連携協定を結ぶ日本郵便株式会社から、ありがたい申し出をいただいた。市内郵便局の窓口にシールを配置し、郵便物やゆうパック等に貼ってもらえるよう、お客様にお声掛けいただけるというのだ。昨今、お歳暮やお中元のギフトシーズンだけでなく、インターネット注文やフリマサイト等、日常的に郵便局のサービスを使って荷物を届ける人は多い。砺波から発送される荷物に、動画につながるQRコードをつけたPRシールを貼らせてもらうことで、老若男女、全国のご家庭に動画を届けることができる…! ありがたい渡り船に、ちゃっかり乗らせてもらうことにした。
11月1日から、市内にある郵便局11局(簡易郵便局をのぞく)の窓口に、PRシールを設置する。あなたのお手元に届いた荷物にこのシールが貼られていたら、ぜひQRコードを読み込んでほしい。
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
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