オープン型医用画像データ一元管理システム「Miracle-VNA」販売開始
株式会社RYODENは、オープン型医用画像データ一元管理システム「Miracle-VNA(ミラクル ブイエヌエー)」に関する総販売元契約を締結し2025年1月1日から販売を開始します。
VNA※1は、医療機関が扱うデータの中でも容量が大きい画像データの管理において有効なプラットフォームとなり得るシステムであり、「Miracle-VNA」は「オープン」と「マルチ」をコンセプトとして開発されました。
DICOM※2だけでなく非DICOMデータまでサポートすることにより、「電子カルテ内の文字・写真データをVNAで管理」というシンプルな院内データ管理に貢献します。また、「Miracle-VNA」を導入することにより、システム更新の際に発生する時間とコストが削減され、ベンダーロックの回避にも貢献します。DICOMビューワーはマルチベンダー対応とし、当社基本ビューワーだけではなく、他社ビューワーでも利用可能とした設計にしています。
※1 Vender Neutral Archive:画像データ一元管理システム
※2 Digital Imaging and Communications in Medicine:医療データ通信国際標準規格
▶主な特長
コストパフォーマンスを最大化
基本パッケージのコストを最小限に抑え、データベース一元化による効率的なストレージ構成を
組んだ最先端のシステムを提供します。
完全オープン型
フォーマットやプロトコルの互換性を最大限に確保し、システムの連携を容易にします。
これにより、シームレスなデータの統合・管理が可能となり、時間の節約やスムーズな情報共有が
実現します。また、端末制限を受けない画像閲覧環境を実現します。
相互運用性の確保
DICOMだけでなく、非DICOMデータや他の標準フォーマットもサポートします。
異なるPACS※3や電子カルテとシームレスに連携でき、互換性を最大限確保します。
高速アクセス・高速表示を実現
DICOMweb(WADO-RS・QIDO-RS)とOCDB※4のプラットフォームにSQL※5で柔軟に情報取得することにより画像の高速表示を実現します。
アーカイブ3層構造
画像参照頻度を考慮し、ストレージ構造を高速/中速/低速による3層データ管理を実現します。
高価な高速ストレージの使用を最小限に抑え、全体的なストレージコストを効率的に管理しながら、
必要なデータに迅速にアクセスできる環境を構築します。
オンプレ版・クラウド版をラインアップ
環境・運営方針に合わせたシステム構成を準備します。
※3 Picture Archiving and Communication System:医療用画像管理システム
※4 Open Connect Database:他システムや画像ビューアなどに情報公開するためのデータベース
※5 Structured Query Language:データベースのアクセス定義を行うための言語
■株式会社iメディカル・テクノロジーについて(本システム開発元)
株式会社iメディカル・テクノロジーは、電子カルテをはじめとする医療ITのベンダーの経営経験をもとに2010年に設立された医療IT・医療経営コンサルタントです。病院の医療情報システムのクラウド化を医療ITベンダーと国内で初めて開発、電子カルテシステムの10年利用トータルパックのプランニングを確立させるなど自由な発想で医療ITモデルを提案しています。
■株式会社RYODEN 会社概要
RYODENは、「人とテクノロジーをつなぐ力で"ワクワク"をカタチにする」をパーパスとし、脱炭素や製造業スマート化、医療IT化、スマートアグリなどの多様化する社会課題と向き合い、1947年の創業以来培ってきたナレッジと4つの発(発掘・発想・発案・発進)を通じて、これまでにないイノベーションを創造します。
2000社を超えるパートナー企業様、海外11の国と地域をあわせて21拠点、国内27拠点のグローバルネットワークにおける人のチカラと、基幹事業であるFAシステム、冷熱システム、ビルシステム、エレクトロニクスの技術を融合して新たな価値を創造し続け、商社の枠を超えた「事業創出会社」として環境・安心・安全でサステナブルな社会の実現に貢献します。
代表者 :代表取締役社長 富澤 克行
設立 :1947年4月22日
本社所在地:〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-15-15
公式HP :https://www.ryoden.co.jp/
<報道関係者お問い合わせ先>
https://www.ryoden.co.jp/inquiry/pr
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