八王子市・苫小牧市・日光市の姉妹都市盟約50周年記念イベント「三都絆祭」が、 11月17日に東京たま未来メッセなどで開催!
日時 :2024年11月17日(日)10時~16時
会場 :東京たま未来メッセ(東京都立多摩産業交流センター)
えきまえテラス(八王子市保健所跡地暫定広場)
入場 :無料
主催 :八王子市・苫小牧市・日光市 姉妹都市盟約50周年記念事業実行委員会
お問い合わせ:実行委員会事務局(八王子市市長公室秘書課内) ☎042-620-7345
公式サイト :https://www.city.hachioji.tokyo.jp/hachiouji/gaiyou/003/p034462.html
スケジュール
【ステージプログラム】
10:00- ウエルカムステージ
[吹奏楽パフォーマンス]八王子学園八王子高等学校吹奏楽部
[木遣]八王子消防記念会
10:20- 主催者挨拶等
10:45- 記念ステージ(楽器・衣装の展示あり)
[越天楽(えてんらく)]のりがおか雅楽会 〈日光市〉
[千人隊踊り・千人隊御会所太鼓](映像)勇払千人隊芸能保存会 〈苫小牧市〉
[三人三番叟]八王子車人形西川古柳座 〈八王子市〉
11:40- トークイベント
ゲスト:田中雅美さん(スポーツコメンテーター、シドニーオリンピック銅メダリスト)
12:30- パフォーマンス
[舞楽「陸王」ほか5演目]のりがおか雅楽会 〈日光市〉
[ダブルダッチ]SOTO DOUBLE DUTCH CLUB
[一輪車演技]UCフローラ
14:00- 子ども☆ミライ会議
15:15- パフォーマンス
[合唱]八王子市立第一小学校合唱団
[書道パフォーマンス]八王子実践中学・高等学校書道部
15:50- グランドフィナーレ
【ブース出展・体験等】
詳細はこちら
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/hachiouji/gaiyou/003/p034462.html
概要
八王子市と苫小牧市、日光市の姉妹都市盟約50周年記念イベント「三都絆祭(さんときずなさい)」(同事業実行委員会主催)が、11月17日(日)午前10時~午後4時、「東京たま未来メッセ」(東京都立多摩産業交流センター)と「えきまえテラス」(八王子市保健所跡地暫定広場)で開かれます。三都市の食を味わえる飲食ブースに、PR・物販ブース、各市で盛んなスポーツやものづくりの体験ブースなど盛りだくさん。ステージでは、関連団体による伝統芸能の演目、シドニーオリンピック銅メダリスト・田中雅美さんのトークイベント、ダブルダッチや一輪車のパフォーマンス、子ども☆ミライ会議などが予定されており、食に物販に体験、そして多様なステージショーなどで、三都市の絆を感じながら、その魅力を存分に味わえるイベントです。
【ステージイベント】
三都市の伝統芸能の演目、ダブルダッチや一輪車パフォーマンス、スポーツコメンテーター・シドニーオリンピック銅メダリストの田中雅美さんによるトークイベントも
午前10時から始まるウエルカムステージでは、八王子学園八王子高校吹奏楽部による吹奏楽パフォーマンス、八王子消防記念会による木遣が披露され、その後3市長によるあいさつで「三都絆祭」の幕が上がります。続く10時45分からは、日光市・のりがおか雅楽会による「越天楽」、苫小牧市の勇払千人隊芸能保存会による「千人隊踊り・千人隊御会所太鼓」(映像)、八王子市の八王子車人形西川古柳座による「三人三番叟」の記念ステージが予定されています。
11時40分からは、シドニーオリンピック銅メダリストでスポーツコメンテーターの田中雅美さんによるトークイベント。12時半からのパフォーマンスステージでは、日光市・のりがおか雅楽会が2回目の登場で舞楽「陸王」ほか5演目を披露した後、いずれも八王子市内のクラブチームである「SOTO DOUBLE DUTCH CLUB」によるダブルダッチ、「UCフローラ」による一輪車演技が行われる予定です。
14時からは、八王子市内の子どもたちが「姉妹都市交流事業」をテーマに7月からグループワークで話し合ってきたことをまとめ、三都市に意見表明する「子ども☆ミライ会議」を開催。その後、八王子市立第一小学校合唱団による合唱、八王子実践中学・高等学校書道部の書道パフォーマンス、三都市による共同宣言署名などでグランドフィナーレを迎えます。
【ブース出展】
三都市の食材を使った飲食ブースのほか、40以上に及ぶユニークなブースがズラリ
会場には、物販や飲食、体験など40以上のブースが出展予定です。苫小牧市の銘菓「よいとまけ」をはじめ、各市で人気のお土産品などを販売するブースも登場。学校給食として提供された「ホッキカレー」や、三都市の食材を使用した「海鮮丼」など、姉妹都市の絆を食で感じるグルメブースも多数出店します。
【体験コーナー/マスコット】
苫小牧市、日光市のプロアイスホッケーチームにちなんだ「アイスホッケー シュート体験」、「日本一予約の取れない工場見学」でおなじみの八王子市内企業によるボタン押し体験(OSEBA)などのブースに加え、各市のものづくりを体験できる「オープンファクトリー」も同時開催。三都市のゆるキャラ「はっちお~じ」(八王子市)、「とまチョップ」(苫小牧市)、「日光仮面」(日光市)なども登場し、イベントを盛り上げてくれます。このほか、会場内をめぐるスタンプラリーも実施されるなど、ステージ、物販、食、体験、キャラクター、各種イベントと、子どもから大人までが楽しめる企画が目白押しです。
【ロゴマーク】
三都市の姉妹都市盟約50周年を記念したロゴも制作
本イベントの開催に先立ち、姉妹都市盟約50周年を記念したロゴマークも制作されました。この三都市が姉妹都市の盟約を結ぶきっかけとなったのが、江戸時代に活躍した幕府の家臣団「八王子千人同心」の存在です。ロゴマークには、この千人同心の笠に使用されていた「千」のマークに、三都市のアルファベットの頭文字である「H」「T」「N」を交えてグラフィカルに表現。カラーリングも笠に使用されていたゴールドをあしらい、これからの三都市がさらに豊かに栄えていくようにという願いが込められています。
資料:姉妹都市の縁起
●「八王子千人同心」が紡いだ三都市の絆
そもそもこの三都市の関係を紐解く上では、前述のとおり江戸時代に幕府の家臣団だった「八王子千人同心」の存在が欠かせません。結成当初は、落城後間もない八王子城下の治安維持を目的に活動していた千人同心ですが、江戸時代に入り世の中が安定すると、徐々に役割も変わっていきました。その代表例として挙げられるのが「蝦夷地の開拓」と「日光火の番」です。
●苫小牧の礎を築いた千人同心
18世紀後半、ロシアの進出を警戒する江戸幕府の命を受け、千人同心が勇払原野(現苫小牧市勇払)に入植しました。想像以上に過酷な現地の自然条件などにより開拓は振るわず、病人や死者が続出したことにより4年で引き上げることになりましたが、この千人同心の事業が苫小牧の礎を築いたといわれています。
●日光東照宮を無傷で守った功績も
また日光市では、徳川家康がまつられ、幕府の精神的なよりどころであった東照宮の防火と警備を200年以上にわたり千人同心が任されました。幕末の戊辰戦争では、当時の千人頭だった石坂弥次右衛門義礼が戦わずして新政府軍に明け渡すことを決断。本人はこの責任を取って帰郷後の夜に切腹してしまいますが、豪華絢爛な東照宮の建築や装飾などの名工の技術を現代でも見ることができるのは、この義礼の決断を含む千人同心の献身があってこそといえそうです。
●姉妹都市盟約から半世紀。多様な交流事業で育まれ続けた三市の絆
千人同心によるこの二つの功績に端を発し、八王子市、苫小牧市、日光市の三都市は、昭和48年~49年に正式に姉妹都市の盟約を結びました。以来、各市のイベントに関係者を派遣し合ったり、各市の特産品を使用した給食の献立を提供したり、子どもたちを招待して各市の文化に触れてもらうといった交流を継続して実施。三市の絆は半世紀にわたって育まれてきました。
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